電子部品の新世界、デジット

2009年8月3日 11:00

デジット入り口。一見、普通っぽい電子部品屋さんに見えるが、内部は実質的に“新世界”である。位置はココ


 武蔵野電波のプロトタイパーズの取材で大阪へ行ってきた。大阪・日本橋を中心に数件取材したんですけど、拙者個人的に物凄いインパクトだったのが共立のデジット

 もう店内がアナザーワールドなんですよええ。その様子はプロトタイパーズの7月30日掲載分で見られるが、ゲンブツは写真よりもっと凄まじい。電子部品好き、電子部品を探している趣味人で、とくに東京で探している場合、デジット店舗を一巡した瞬間、大阪に移り住みたくなるかも!?

 デジットの凄さは、フニャ田さんから聞いて、頭では知っていた。「そんなにスゴいんなら、取材した後、買い物しよう!!」と、ふニャ田氏に言っていたんスけど、氏は「……うーん」的に微妙な表情に。

 え? なんで!? 凄いショップなんでしょデジット。なのに買い物しニャいんですか? と不思議に思っていた。……が、実際、店舗に入って細々取材してみたら、ふにゃ田氏の表情の意味がわかった。

 要は、取材後の1時間や2時間で、デジットにおける買い物を満喫できるわけがない、という密度・物量だったのだ。デジットは。

 あのショップは、えー、まあ、大阪・日本橋付近に宿を借り、半月くらい毎日デジット通って、興味深いパーツ(←死ぬほどある)を買って、宿に帰って試して、アッじゃあと思ってまたデジット行って宿に帰って試して考えて翌日またデジット行って……てなコトを何日もやらないと、デジット欲を抑えられない、とマジで思った。

 何しろ、見たことのないパーツ、ネットで半年探したけど見つけられなかったパーツがアッサリとある。また、高いから手を出しにくかったパーツも、アッサリありつつ、ほとんどが安い。

 正直、デジットは世界進出っていうかネット通販始めれば激売れだと思うんだが、同時に、ネット通販なんか始めたら販売~サポートで急激に人手が足りなくなったりするだろうから、きっとデジット全商品の通販なんて現実味が薄いんだろうなぁ、とか思った。

 ぜひ今度デジット休暇を作っていきたい!!

デジット店舗に入ったところ。店舗の広さは、中型のドラッグストアというイメージ。東京・秋葉原の秋月電子通商リアルショップの5~6倍の広さ、かな!?店舗の奥から入り口方面を見たところ。電子部品店としてはかな~り広く、でも、各棚のパーツの種類はヒッジョーに多い。ジャンルも多岐にわたる。

店員さんはそんなに多くないが、ある種の体育系なノリでガンガン働いている。質問しやすい雰囲気もあり、実は気楽に買えるショップなのでは!? と。店舗案内図。ほぼ同じ案内図がココでも見られる。


デジットってニャにかしら? 部品らしいよ。ニャ、ハンダ付け関係!? そうらしいよ、やだねえ。やーねー。