法林岳之の「週刊モバイルCATCH UP」

「OPPO R17 Pro」は夜景に強いカメラと全画面ディスプレイが際立つ

 2018年に国内市場に参入し、次々と新モデルを投入してきたOPPO。2018年も押し迫った12月、同社の最新モデルとなる「R17 Pro」が発売された。可変絞り機能を備えたA.I.デュアルカメラに、水滴型ノッチを備えた大画面ディスプレイ、ディスプレイ指紋認証などを搭載した期待のモデルだ。実機を試用することができたので、レポートをお送りしよう。

OPPO「R17 Pro」、約157.6mm(高さ)×74.6mm(幅)×7.9mm(厚さ)、約183g(重量)、エメラルドグリーン(写真)、ミストグラデーションをラインアップ

2018年のスマホ市場は動き大きく

 2018年11月にMM総研から発表された「2018年上期の国内携帯電話出荷台数」の調査結果によれば、現在、国内のシェアは、iPhoneを展開するアップルが半数近くを占めている。これにシャープ、ソニーモバイル、サムスン、ファーウェイが続いている状況だ。

 しかし、これは2018年上期の調査で、その後、国内市場の動向は大きく変化している。たとえば、トップシェアを持つアップルは、2018年9月に発表されたiPhone XS/XS Max/XRの販売不振が伝えられており、一時期の勢いを失いつつある。ファーウェイはNTTドコモ向けにP20 Pro、ソフトバンク及びSIMフリー向けにMate 20 Proを投入する一方、P20 liteは各携帯電話会社及びMVNO各社で販売され、同社にとって、過去最高と推測される売り上げを記録した。上半期に3位につけていたソニーは期待のXperia XZ2/XZ3シリーズの販売が奮わず、苦戦を強いられる一方、2位を走るシャープはAQUOS R2やAQUOS senseの好調な売れ行きで、さらにシェアを伸ばしそうな情勢だ。

日本市場への攻勢を強めるOPPO

 そして、昨年2018年、国内市場に参入し、先行する各社を追いかけ始めたのがOPPOだ。本連載でも新製品がリリースされる度に取り上げてきたが、同社は元々、「カメラフォン」として中国で評価され、ヨーロッパやアジア圏でも着実にシェアを獲得してきたメーカーとして知られる。

 国内市場には2018年4月に「R11s」を第一弾として発売し、同年8月に初のFeliCa搭載モデルの「R15 Pro」、普及モデルの「R15 Neo」、同年11月にスライド式ステルス3Dカメラ搭載「Find X」、UQモバイル専売でディスプレイ指紋認証搭載の「R17 Neo」と、相次いで新製品を投入してきた。

 今回発売された「R17 Pro」は、先にグローバル市場向けにも発表されていたモデル。国内向けには11月26日に発表され、12月21日から販売が開始された。11月26日の発表会では4230mAhという国内トップクラスの大容量バッテリーを搭載した「AX7」も同時に発表されており、国内向け第一弾となった「R11s」から数えて、1年間に合計7機種も投入したことになる。

 国内市場で1年目から、これほどアグレッシブに製品ラインアップを展開してきたメーカーは他にないだろう。しかもグローバル向けに展開するモデルを国内市場に投入するだけでなく、おサイフケータイ搭載モデルを実現したり、UQモバイル向けの専売モデルを勝ち取るなど、着実に国内市場での結果を残してきている印象だ。国内市場参入一年目で、これほど多くのモデルを連続的に投入したことは、OPPOの国内市場への並々ならぬ意気込みを感じさせる。

 R17 ProはSIMフリーモデルとして、家電量販店やAmazonなどで販売されるほか、IIJmioと楽天モバイルでも取り扱われている。価格はおよそ7万5000円前後(税込)で、OPPOのラインアップとしてはFind Xに次ぐ価格帯のモデルに位置付けられる。

水滴型ノッチ採用で画面占有率91.5%を実現

 まず、外観から見てみよう。ここ数年、各社のスマートフォンはディスプレイの左右だけでなく、上下のベゼル(額縁)も狭くし、指紋認証センサーなども前面から背面に移動したり、なくすことで、本体前面のほとんどをディスプレイが覆うデザインが急速に増えている。R17 Proは前面に6.4インチの有機ELディスプレイを搭載するが、上下のベゼルは極限まで狭く仕上げられており、画面占有率は業界トップクラスの91.5%を実現している。まさに「ディスプレイそのものを持ち歩く」感覚で使うことができる。

右側面は電源キーのみを備える。ボディはスリムに仕上げられている
左側面は分割式の音量キーを備える。背面のカメラ部はわずかに突起している

 ボディはディスプレイを備えた本体前面がフラットであるのに対し、背面はわずかに両端が湾曲しており、手にフィットする持ちやすい形状に仕上げられている。ちなみに、昨年11月に発売されたUQ mobile向けの「R17 Neo」と比べると、高さ、幅ともに1mm前後の違いだが、ほぼ同サイズのディスプレイを搭載したiPhone XS Maxと比べると、高さこそ、ほぼ同じだが、幅は3mm近くスリムに仕上げられており、重量も20g以上、軽い。

背面はトリプルカメラとLEDフラッシュのみのすっきりとしたデザイン
下部はUSB Type-C外部接続端子、ピンで取り出すタイプのSIMカードスロットを備える

19:9の有機ELディスプレイ

 本体前面に搭載された6.4インチの有機ELディスプレイは、縦横比19:9で2340×1080ドット表示が可能。上部には2500万画素インカメラや光センサー、近接センサーなどを備えた水滴型ノッチを採用する。iPhone XSなどで採用されている凹型のノッチに比べ、存在がそれほど目立たず、動画視聴時もノッチ部分よりも内側に映像が表示されるため、自然に視聴できる。端末を縦に持ったとき、ノッチの左側に時刻、セルラー及びWi-Fiのアンテナピクト、右側にバッテリー残量や位置情報、NFCなどのアイコンなどが並ぶ。[設定]-[通知とステータスバー]で設定することで、バッテリー残量をパーセントで表示したり、ネットワーク速度を表示することもできる。このあたりは他メーカー製ではあまり見かけないカスタマイズと言えるだろう。

2つのバッテリー

 本体のバッテリーは「約3700mAh相当量」と表記されているが、これは2つの1850mAhのバッテリーで構成されており、OPPO独自の「SuperVOOCフラッシュチャージ」と呼ばれる急速充電を実現するカギになっている。SuperVOOCフラッシュチャージでは付属の10V5AのACアダプタを利用することにより、10分で40%までの急速充電を可能にしているが、これは2つのバッテリーに直列回路で充電するしくみにすることで実現される。

独自のColor OS 5.2

 チップセットは米Qualcomm製Snapdragon 710を採用し、6GB RAMと128GB ROMを搭載する。外部メモリーカードには対応していない。プラットフォームはAndroid 8.1をベースにしたOPPO独自のColor OS 5.2が搭載される。基本的な仕様はAndroidに準拠しており、ホーム画面にインストールされたアイコンが並ぶ構成となっている。画面下にはナビゲーションキーが表示されるが、設定を変更することで、iPhone XS/XS Maxのように、画面を上方向にスワイプして、ホーム画面を表示するユーザーインターフェイスに切り替えることもできる。さらに、スマートサイドバーを有効にすることで、画面が縦横どちらの状態でも側面から内側にスワイプすることで、よく使うアプリなどを登録したサイドバーを表示することができる。

Color OSのホーム画面にはインストールされているアプリのアイコンが並ぶ
Androidプラットフォームのナビゲーションキーはレイアウトを変更可能
ジェスチャー操作にAndroidプラットフォームのナビゲーションキーを割り当てることも可能
ホーム画面だけでなく、アプリ起動中でも内側にスワイプすると表示できるスマートサイドバー
ステータスバーの設定画面で設定すると、バッテリー残量をパーセントで表示したり、ネットワーク速度を表示できる

ディスプレイ指紋認証

 セキュリティについては、R17 NeoやFind Xに引き続き、ディスプレイの内側に指紋センサーを内蔵した指紋認証、インカメラを利用した顔認証に対応する。ディスプレイ指紋認証についてはR17 NeoやFind Xのレビューでも説明したが、有機ELディスプレイの内側に指紋センサーと光源を内蔵しておき、ディスプレイの指定場所に指先を当てて、光源からの反射で指紋を読み取るという仕組み。

 ディスプレイ指紋認証の搭載により、本体の前面及び背面に指紋センサーを装備する必要がなくなったため、前面は前述のような画面占有率91.5%を実現し、背面もカメラのみにすっきりとしたデザインに仕上げることができている。一般的な指紋センサーに比べ、指紋の登録についてはくり返しタッチする回数がやや多く、手間がかかる印象もあるが、ロック解除は指先を当てる場所と当て方(できるだけフラットに当てるのがコツ)を覚えれば、ストレスなく使うことができる。ちなみに、登録する指紋についてはディスプレイにタッチすることが多いため、持ち手の親指を登録するケースが一般的だが、机の上などに端末を置いたときの操作を考慮し、両手の人さし指も登録しておくと便利だ。

 ディスプレイ指紋認証は、本体前面に貼った保護フィルムや保護ガラスによって、指紋認証に影響が出る可能性がある。出荷時には実用可能な保護フィルムが添付されているが、購入後に市販品を利用したいときは指紋認証の動作実績がある製品を選ぶことをおすすめしたい。同時に、ディスプレイのガラスには耐久性に優れたCorning Gorilla Glass 6が採用されているが、落下などによって前面ガラスが割れてしまうと、指紋認証が利用できなくなるので注意が必要だ。

 ちなみに、オッポジャパンではスマートフォン修理のユウソリューションズと業務提携し、全国10カ所のOPPO認定修理店で修理を受け付けているので、購入者は覚えておきたい。

 顔認証については水滴型ノッチに内蔵されたインカメラを利用する。赤外線などを用いた立体的な認証ではないため、外見が似ている他人などによって解除されるリスクがある。眼を開けていないとロックが解除できないなどの設定もできるが、指紋認証に比べれば、少しセキュリティが低いことを意識して使う必要があるだろう。

ネットワーク

 ネットワークの対応については、国内主要3社のネットワークに対応しており、SIMカードはnanoSIMカードを表裏に装着できるデュアルSIM対応となっている。VoLTEについてはau VoLTEとY!mobileに対応しているが、au系MVNOでVoLTEが利用できるのに対し(au VoLTE対応SIMが必要)、ソフトバンク系MVNOにはVoLTEサービスが提供されていないため、実質的にVoLTEが利用できるのはY!mobileに限られる。NTTドコモについてはspモード契約のSIMカードでもVoLTEが利用できないほか、NTTドコモ系MVNOでもVoLTEが利用できなかった。ネットワーク接続はいずれの事業者でも問題はないが、VoLTEだけは少し注意が必要だ。

SIMカードトレイは表裏にnanoSIMカードを1枚ずつ装着する仕様。外部メモリーカードは利用できない
NTTドコモ網のAPN一覧。NTTドコモのspモードは登録済みだが、mineoやNifMoといったメジャーなMVNO各社が登録されていない
au網のAPN一覧。UQ mobileやmineo(auプラン)なども登録済み
ソフトバンク網のAPNはY!mobileのみだった。ソフトバンク網のサービスを開始したLINEモバイルやmineo(Sプラン)などの登録がない

夜景にも強く、ポートレートも美しいカメラ

 冒頭でも説明した通り、OPPOはグローバル市場において、カメラ機能に注力してきたメーカーとして知られ、ユーザーにも広く知られている。その実力については、すでに従来機種のR15 Pro、UQ mobileが販売するR17 Neoなどでも触れてきたが、R17 Proでは夜景を中心に強化が図られている。

背面にはトリプルカメラを搭載。ただし、バージョンアップまで、最上段のTOF 3Dカメラは利用されない

 本体の背面には1200万画素と2000万画素のイメージセンサーによるアウトカメラが搭載されている。物理的には縦方向に3つのカメラが搭載されているが、もっとも上に位置するカメラは赤外線投射を利用した撮影ができる「TOF(Time of Flight) 3Dカメラ」と呼ばれるもので、2018年12月の発売時点では無効になっており、今後、バージョンアップにて、同機能が利用できるようになる。

 中央に位置するのが1200万画素のメインカメラで、最下段に位置するのが被写界深度測定などにも利用する2000万画素カメラだ。これらの仕様や構成、しくみなどについては、製品発表時やオッポジャパンのサイトでも詳しく説明されておらず、やや不親切な印象は否めない。

 1200万画素のメインカメラに周囲の明るさに応じて、絞りを自動的に切り替える「F1.5/F2.4オートアパチャー」、光学手ぶれ補正、複数枚の写真を合成して、本来の明るさを復元する「A.I.ウルトラ・クリアエンジン」も搭載される。

 これらの機能を活かすことにより、「ウルトラナイトモード」(「夜間」と表記)と呼ばれる夜景に強い撮影モードが用意される。通常の写真モードではすぐに撮影できるが、夜間モードではシャッターをタップして、約3秒近く待って撮影される。筆者も夜間や暗い店内などで撮影してみたが、非常に明るく撮影できる印象で、ライバル機種と比べてもまったく遜色がない。

 ただ、ウルトラナイトモードがカタログ上では「夜モードを選択」と表記しながら、実際の端末では「夜間」と表記されていたり、1200万画素と2000万画素のカメラやF1.5/F2.4の切り替えなどもすべて自動になっているため、どの設定で、どのような効果が得られているのかが今ひとつわかりにくいことが気になる。多くのユーザーはカメラアプリを起動して、撮影するだけかもしれないが、もう少しわかりやすいユーザーインターフェイスを期待したい。

A.I.ビューティーモードでは顔の輪郭などを細かく設定して撮影が可能
カメラの設定画面は設定項目がシンプルな構成。撮影者の名前や透かしなども登録可能

 インカメラについてはアウトカメラを上回る2500万画素のイメージセンサーが採用される。OPPO製端末のセールスポイントでもあるビューティーモードも「A.I.ビューティー」として搭載されており、自然でなめらかな表情の写真を撮ることができる。撮影時に目や鼻、顔の輪郭などを細かく調整でき、一度、調整した内容も保存されるため、常に自分が『気に入った顔』で撮影することができる。

薄暗いバーで撮影したが、人間が見た状態以上に明るくくっきり撮影できた
ポートレートモードで撮影。背景がうまくボケて、被写体が際立った写真が撮影できる。モデル:るびぃ(ボンボンファミンプロダクション)
通常の「写真」モードと「夜間」モードで撮影。夜間モードでは全体がくっきり撮影でき、街灯信号などの光源の光は抑えられる。

コストパフォーマンスの高い実力派モデル「AX7」

 2018年11月のR17 Proの発表会では、同時にコストパフォーマンスに優れた「AX7」という機種も発表され、R17 Proよりもひと足早く、12月14日に発売され、実機を試用できたので、こちらも少し説明しておきたい。

OPPO「AX7」、約155.9mm(高さ)×75.4mm(幅)×8.1mm(厚さ)、約168g(重量)、ゴールド(写真)、ブルーをラインアップ

 「AX7」はR17 Proと同じように、水滴型ノッチを採用した1520×72ドット表示が可能な6.2インチのHD+液晶を搭載した普及モデルに位置付けられる。

左側面には分割式音量キー、ピンで取り出すタイプのSIMカードスロットを備える
背面には指紋センサー、デュアルカメラを備える

 一般的なスマートフォンでは最大級となる4230mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、ボディサイズはR17 Proとほぼ同等で、スリムで持ちやすいデザインに仕上げられている。4230mAhの大容量バッテリーにより、連続使用時間は19時間、通話が32時間、音楽再生が160時間、動画視聴が17時間半と、かなりのロングライフを可能にしている。R17 Proのような急速充電には対応しておらず、充電などに利用する外部接続端子はmicroUSBを採用する。

右側面は電源キーのみを備える
下部にはmicroUSB外部接続端子、3.5mmイヤホンマイク端子を備える。microUSBはそろそろやめて欲しいところだが……

 チップセットは米Qualcomm製Snapdragon 450を採用し、4GB RAMと64GB ROMを搭載し、最大256GBまでのmicroSDメモリーカードを装着できる。

 nanoSIMカードによるデュアルSIMに対応し、2枚のnanoSIMカードと1枚のmicroSDメモリーカードを装着できるトリプルスロット仕様となっている。

SIMカードトレイには2枚のnanoSIMカードと1枚のmicroSDメモリーカードを同時に装着が可能

 ネットワークの対応は基本的にR17 Proと同じで、主要3社のネットワークに接続することができ、VoLTEはau VoLTEとY!mobileのみ対応する。MVNO各社の状況を鑑みると、やはり、NTTドコモ網でのVoLTEが利用できないのはやや残念だ。

 カメラはアウトカメラが1300万画素と200万画素のデュアルカメラ、インカメラが1600万画素で構成されており、アウトカメラの200万画素センサーは被写界深度の測位に利用される。R17 Proに採用されている「A.I.ビューティーモード」もサポートされており、ポートレートなども美しく撮影することができる。

背面のカメラは突起も大きくない。指紋センサーは大型でフチが立っているため、指先でも見つけやすい
R17 Proに比べると、ややくっきり感が薄れるが、薄暗いバーでもしっかり撮影できる
A.I.ビューティーで自分撮り。位置によって、背景の明るさに引っ張られてしまうケースが何度となくあった。位置を調整すれば、きれいに撮影できる。モデル:るびぃ(ボンボンファミンプロダクション)

 価格は3万2000円前後(税込)で、家電量販店やAmazonなどで販売される他、IIJmioと楽天モバイルでも取り扱われている。リーズナブルな価格帯で、DSDV(Dual SIM&Dual VoLTE)対応端末を求めるユーザーにとって、魅力的なモデルと言えそうだ。

夜景に強いカメラと注目機能が充実した一台

 冒頭でも触れたように、2018年に国内市場に参入し、矢継ぎ早に新モデルを投入してきたOPPOだが、製品ラインアップもバリエーションが増えてきた印象だ。

 今回発売されたR17 Proは同社がグローバル向けに展開する主力モデルであり、グローバル向けの発表から約4カ月で国内市場に投入されたことになる。7万円台半ばという手頃な価格設定も魅力的で、機能やスペックとのバランスが取れたモデルと言えるだろう。

 ただ、FeliCaを搭載した従来のR15 Proも7万円台前半に落ち着いてきたうえ、OPPOの関係者によれば、2019年に投入する次期モデルでは、防水防塵対応やFeliCa搭載も導入の検討を進めているとのことで、ユーザーとしては選択を迷ってしまいそうな部分があることも確かだ。

 とは言うものの、R17 Proは夜景に強いカメラやディスプレイ指紋認証をはじめ、ユーザーが実際に使っていくうえで楽しめる機能が充実した一台であり、現在の同社のラインアップにおいて、もっとも魅力的なモデルであることは間違いない。

法林 岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話・スマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。「できるゼロからはじめるiPhone XS/XS Max/XR超入門」、「できるゼロからはじめるiPad超入門 Apple Pencil&新iPad/Pro/mini 4対応」、「できるゼロからはじめるAndroidスマートフォン超入門 改訂3版」、「できるポケット docomo HUAWEI P20 Pro基本&活用ワザ 完全ガイド」、「できるゼロからはじめるAndroidタブレット超入門」、「できるWindows 10 改訂4版」(インプレス)など、著書も多数。ホームページはこちらImpress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。