みんなのケータイ

 前回SIMロック解除したauのGalaxy S6 edgeの使用感をお届けした。今回は、mineoのVoLTE対応SIMカードで検証してお伝えするつもりだったが、実は、郵送されたSIMカードを受け取りそこねてしまい、まだ手元に届いていない……。検証は次回お伝えするとして、今回は年末に購入したタブレット「Qua tab」について書こうと思う。

 第2世代のiPad miniを2年間使っていた筆者。そろそろ代わりになるタブレット端末がほしいと思っていたところに、auから登場したのが「Qua tab 01」だった。8インチのAndroidタブレットでは珍しく、IPX5/IPX7の防水性能を備えている製品だ。

 筆者の日ごろの癒しは長風呂だ。8インチ台のタブレットは手元に置いて動画や電子雑誌を観るのに最適なので、ぜひお風呂でも楽しみたいと思っていたのだ。

 「Qua tab」は残念ながら、お風呂で使えるようには設計されていない。正確には、お湯に対する防水性能試験が実施されていないので、お湯に浸けたときに浸水した場合は保証外となってしまう。その点を理解した上で、自己責任で使ってみた。

 お風呂に入ったら「Qua tab」をスマートフォンスタンドに設置、「ビデオパス」などの動画配信サイトで動画を再生してだらだら観るだけなら、そこまで触らなくてもいいだろう。ちなみに筆者は「Amazonビデオ」で海外ドラマやアニメを流し見ている。眠くなったら「Google Playミュージック」に切り替えて、音楽を聴きながらお風呂でうとうと。お正月には飲み物まで持ち込んで長風呂を楽しんでいた。

Amazonビデオ観ているのは、お風呂で観ていた動画の続きをリビングのFire TVですぐに再生できるから

 濡れた手でもタッチパネルはほぼ誤動作することなく快適に使える。お風呂で使えるスマートフォン「DIGNO rafre」や海中でも使える「TORQUE G02」を開発した京セラ製だけに、防水周りの設計はしっかりしているようだ。

 電子書籍や電子雑誌や新聞を見るのにもこのサイズは使いやすい。しかし、お風呂で滅多に使うことはない。というのも、お風呂の中では考え事をしたくないからだ。それに、お湯での防水性能が公式に保証されているわけではないので、お風呂ではなるべく操作したくないという理由もある。「DIGNO rafre」に続いて、正式にお風呂で使えることを保証するタブレットが出たら飛びついてしまいそうだ。

「dマガジン」(左)と「Kindle」(右)。Kindleでは縦表示が不恰好になっているので、電子書籍はブックパスがよさそう