みんなのケータイ

MVNO各社のSIMカードは判別ができないので、テプラで印刷して、シールを貼っている。もう少し薄いシールが欲しいんだけど……

 これまでも何度も書いてきていることだけど、ボク自身は各携帯電話会社で複数の回線を契約している。それに加え、昨年あたりからはMVNOの回線も増えてきて、出費はかさむし、管理は面倒だし、もう何が何だか……。

 なかでも厄介なのがSIMカード。MVNO各社のSIMカードは、MNO各社のSIMカードと共通デザインとなっているため、「このドコモのSIMカードはIIJmio? BIGLOBE? いや、日本通信だっけ?」なんていうことも少なくない。そこで、最近ではテプラでMVNO事業者名をプリントして、SIMカードに貼り付けている。SIMカードスロットと干渉したり、剥がれてしまうこともあるんだけど、こうやっておかないと、もう何が何やら……。MVNO各社さんはMNO各社と協議して、海外みたいに独自のSIMカードを発行できないもんでしょうか。もっともnanoSIMカードだと、デザインできる余地が少ないけど……。

 ところで、以前にも紹介したけど、iPad Air 2 SIMロックフリー版は、auが提供する「LTEデータプリペイド」を契約し、利用してきた。auの4G LTEネットワークの速さと安定性が手軽に体験できるのは、とてもうれしいんだけど、1GBあたり1500円で、31日間有効というプリペイド契約は、MVNO各社の格安SIMのデータ通信専用プランと比較すると、今ひとつお得感が感じられないし、データギフトの対象にもならない。「宵越しの銭は持たない」浪費家のボクでもちょっと気になり、結局、3月はデータチャージを更新しないことにした。

au 4G LTEの高速通信は捨てがたかったけど、結局、OCNモバイル ONEのデータ通信契約に復帰。プロファイルをインストールして、無事にLTEに接続

 その代わり、現在は以前、利用していたOCNモバイル ONEのデータ通信契約のSIMカードを使っている。ボクの主な活動範囲での通信速度は10Mbps程度で、au 4G LTEネットワークの数十Mbpsに比べ、物足りないけど、そんなに利用頻度が高いわけじゃないので、とりあえずはこれで良し。

 また、3月は確定申告もあったりして、何となく、普段の出費の多さを改めて反省する時期でもある。忙しさにかまけて、しっかりチェックしてなかった各携帯電話会社のオプション契約を見直すべく、auお客さまサポートのWebページを確認したところ、契約する回線のひとつで「有料コンテンツ利用料」で270円が課金されていることに気づいた。「auだから、何かパス系(ビデオパス、うたパスなど)のサービスを契約して、解除し忘れたのかな?」と考えたが、料金を見る限り、そうでもないらしい。じゃあ、この270円の品目が何なのかと、auお客さまサポートのWebページで調べまくったんだけど、なぜか有料コンテンツの名前すら出てこない。どうして?

 結局、観念して、auに問い合わせたところ、「EZニュースEX」の契約が残っていたことが判明。早速、退会しようとしたんだけど、これまたパソコンで表示しているauお客さまサポートのWebページでは手続きができない。そう、ケータイのサービスはパソコンなどから解除できず、ケータイやスマートフォンのauお客さまサポートから手続きをする必要があるのでした。しかたなく、スマートフォン(TORQUE G01)を使い、auお客さまサポートのアプリを起動し、メニューを辿ったところ、「EZ有料サービス」という項目があり、そこから退会の手続きをすることができた。普段、記事や番組で「ちゃんと契約は見直して!」なんて話してる当人がこれじゃダメですよねぇ(笑)。

 とは言うものの、ひとつauに注文を出しておくとすると、いかにケータイ向けのコンテンツサービスとは言え、やはり、パソコン向けのauお客さまサポートのWebページで有料コンテンツの品目というか、サービス名は明示すべきだろうし、こで退会手続きができないのなら、その旨をちゃんと書いておいて欲しいところだ。

auのお客さまサポートのWebページでチェックしていたら、契約中の回線で有料コンテンツが課金されている。ただし、品目はまったく表示されない
スマートフォンのauお客さまサポートで手続きをしなければならないとのことで、アプリを起動し、au IDでログイン
右上の[MENU]をタップしたときに表示されるメニューから[EZ有料サービス]をタップ
「まとめてau支払い」で支払っているのは「EZニュースEX」でした
スマートフォンでアクセスすると、これだけの情報が表示される。パソコン向けでも品目くらいは表示できて欲しいところ
画面に従って、暗証番号入力すれば、無事に退会の手続きは完了。今後、パソコン向けのWebページでも手続きできるようになることを期待します