みんなのケータイ
Lumiaで第2のメニュー画面「キッズコーナー」を活用する
【Lumia 1020】
山根康宏
(2014/7/16 06:00)
Windows Phoneには子供にスマートフォンを触らせる時のための専用のメニュー画面「キッズコーナー」が用意されている。例えば、自分の使っているLumiaを子供に持たせたとき、不用意にFacebookに謎の書き込みがされてしまったり、あるいは友達を消してしまうなんて誤操作が起きてしまうことがある。「キッズコーナー」は専用のスタート画面で、ここに登録したアプリ以外を利用できなくする子供専用のメニュー画面なのである。これを利用すれば誤操作の心配をすることなく、安心して子供に自分の端末を渡すことができる。だがこの「キッズコーナー」、何も子供専用に使わなくとも活用方法がある。
Windows Phoneはスタート画面にアプリアイコンをタイル状に並べることができ、しかもタイルの大きさは3種類から選べるため多数のアイコンを見やすく並べることができる。ところが普段あまり使わないアプリのアイコンはスタート画面には置いておきたくないもの。とはいえ旅行に出たときに旅行関係のアプリを後からスタート画面に複数個追加するのもちょっと面倒である。そこで筆者は「キッズコーナー」に旅行関係のアプリを集めて登録している。旅行に出たときは複数の旅行関連アプリを頻繁に使うため、「キッズコーナー」を開けばそれらアプリを一画面から選んで使うことができるわけだ。
設定は簡単で、設定からキッズコーナーを開き「オン」を選択、そして「アプリ」から追加したいアプリを選ぶだけだ。「キッズコーナー」の開き方は、スリープ画面を解除した画面を右から左にスワイプ、続けて下から上へスワイプすればよい。もちろんこの画面でもタイルサイズは自由に変更できる。普段のスタート画面に多数のアプリアイコンが並んでしまっている場合など、利用頻度の少ないものはこちらに置けば画面のスクロール操作も頻繁に行わなくてよくなるだろう。
なお、「キッズコーナー」では「戻る」キーを長押ししてのマルチタスク切り替えなどはできない。またスタートボタンを押すと「キッズコーナー」のスタート画面に戻る。通常の画面に戻す場合は電源キーを押して画面をスリープ、再度電源キーを押してからロック画面で下から上にスワイプすればよい。ということで2つのスタート画面をうまく切り替えながら使うことで、Lumiaの使い勝手もまた一つ高まったように思う。