法林さん、○×△□って、知ってます?

2009年6月22日 11:23
(法林岳之)
 ジェネレーションギャップって、こういう何気ない会話から感じるようになるのかな。最近、タレントさんや芸能人の名前を挙げられて、すぐにピンと来ないことがある(笑)。ボク自身はこういう仕事をしているから、同年代の友だちに比べ、少しは知ってるつもりだったのに、どんどんわからなくなってきてる。洋画や海外ドラマは結構、見るので、そっち方面は多少わかるんだけど......。

 知らないこと、わからないことがあれば、すぐにでも調べたいのが人情。当然、ネットで検索ってことになるけど、人名などであれば、ウィキペディア(Wikipedia)が便利だよね。ただ、パソコンが手元になく、ケータイだけのときはフルブラウザを起動して、閲覧する必要があるので、ちょっと面倒かも......。

 これに対し、AQUOSケータイ 932SHをはじめ、最近のシャープ製端末は「スマートリンク辞書」が搭載されているので、[辞書]ボタンを押せば、すぐにウィキペディアなどで情報を調べることができる。スマートリンク辞書は内蔵の国語、英和、和英辞典に加え、ウィキペディアやジーニアス英和辞典MX.netなどのネット辞書が使えるもので、イミダス百科や日本百科全書(ニッポニカ)などの有料サービスも利用できる。ちなみに、このネット辞書は「Amazon.co.jp」や「Hot Pepper Pockets」も利用できるので、検索ワードに映画のタイトルなどを入れると、ウィキペディアで映画の情報を見つつ、Amazon.co.jpでDVDやブルーレイ、サウンドトラックの情報をチェックするといった使い方もできる。

 スマートリンク辞書は待受画面から起動するだけでなく、他の機能を起動中にも利用できる。たとえば、メールで意味がわからない言葉があったり、綴りの記憶があいまいな単語があるときなどは、すかさず[辞書]ボタンで検索。しかもAQUOSケータイ 932SHはサイクロイドなので、横表示に切り替え、起動中のメールなどの機能と内蔵辞書を左右に分割表示することもできる。ダイヤルボタン下の[マルチジョブ機能/マナー]ボタンを押せば、表示を切り替えることも可能だ。

 こうした実用系の機能で、個人的にもうひとつ気に入ってるのが「ちょこっとメモ」。入力したメモを付箋紙のように、モバイルウィジェットなどといっしょに、デスクトップに貼り付けておくことができる機能だ。よく使うのは電球やボタン電池など、買わなきゃいけない小物類の型番。細かいものは買い忘れが多いし、型番も覚えにくいので、よく見る待受画面に貼っておくのがもっとも確実。ちなみに、ちょこっとメモは待受画面にショートカットも用意されているし、マルチガイドボタン左下の[ショートカット]ボタンで表示されるショートカットメニューからも起動できる。

 とまあ、楽しく活用してきた「AQUOSケータイ 932SH」ですが、夏モデルが登場したこともあり、サイクロイドに後ろ髪を引かれつつ、次の「AQUOS SHOT 933SH」に買い換えてしまいました。どちらのモデルもハイスペックが注目されているけど、実は細かい機能も含め、作り手のアイデアがいっぱい詰まっている。ぜひ、ユーザーのみなさんも使い込んで、「ニッポンのケータイ」の楽しさを堪能してくださいな。