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スマホで「マイナンバーカードを健康保険証」申し込んでみた

 来年3月、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになる――その申込受付が、8月7日に開始されました。

 というわけで、さっそくスマホから申し込んでみることに。必要なものはマイナンバーカードと、マイナンバーカードを読み取れるスマートフォン、「マイナポータル」アプリ。

 その手順を、本記事で解説しよう……と思ったのですが、手続きが本当に簡単。実はあまりご紹介することがないのです。

 まずはマイナポータルでログイン。そして、申し込みページにアクセスしたら、あらためてログインし、マイナンバーカードを読み取るだけ。1分もかかりません。

 ちなみにマイナンバーカードをスマホで読み取る際には数秒かかるので、すぐ離さないようにご注意を。

マイナポータルでマイナンバーカードをかざしてログイン

「健康保険証利用の申し込み」という枠にある「利用を申し込む」をタップ

マイナンバーカードを読み取る

申込終了

 来春には、対応機器を導入した医療機関、薬局で利用できるようになる見込み。政府広報オンラインでは、開始時点で、全国の医療機関・薬局の6割で利用でき、3年後の2023年3月末(令和5年)時点でおおむね全ての医療機関や薬局で使えることを目指すとしています。

 そして2021年10月にはマイナポータルで薬剤情報、医療費を見られるようになります。また2021年分の確定申告の医療費控除の手続きは、マイナポータル経由で自動入力できる予定。

 健康保険証としてだけではなく、さらに今後は、お薬手帳、母子手帳などとしても利用できる制度が整備されるそう。ちなみに健康保険証として使えるようになっても、受診歴や服用する薬の情報はマイナンバーカードには記録されません。

 新型コロナ対策として実施された給付金でも、マイナンバーカードがあれば、他の手段と比べ、比較的手軽に申し込むことができました。マイナポイント事業も9月に始まりますし、今後のお薬手帳との連携などを考えると、なかなか便利そう。マイナンバーカードに関心のある方は、これを機に取得&健康保険証としての登録も済ませてみていいかもしれません。