みんなのケータイ

Android 9の画面回転がめちゃめちゃ便利

【Pixel 3 XL】

 スマートフォンで利用するアプリは縦長で使うことが前提のものがほとんど。でも、横長にして見たいとき、ありますよね。

 昔から、端末の向きを検知して自動的に表示の向きを切り替える機能は搭載されています。でも、思わぬタイミングで勝手に切り替わることが多くて「自動回転はオフにしている」なんて人は筆者だけではないはず。とはいえ、仕事のメールなんかは、横長画面で見たくなることがあるわけです。

 「Pixel 3 XL」が搭載するAndroid 9では、端末の向きに応じて、ナビゲーションバーに回転アイコンが表示されるようになりました。端末を横向きにすると回転アイコンが登場して、その場だけ横長にする、なんて使い方ができるんです。

 地味だけど、これがまたほんと便利。筆者の場合は編集部へ届くメールのうち、優先度の高そうなものをまず見つけ出すときや、横長の画像を見るときなど、ほんとちょっとしたタイミングで活用しています。

 この「ちょっとした場面」というのがポイントで、「こう使いたいな」というときに、スッと回転アイコンが表示され、タップするだけでいい……というのがとても快適というわけです。

 OSの新バージョンの記事を執筆する際には、ついつい派手な機能に目がいってしまいます。でも日常のなかで役立つのは、そうした大きな変化だけではなく、(一見すると)わずかな改善ということもある。当たり前だけど、大事なことにあらためて気づかされた気分です。