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Daydream、それは白昼夢。Axon 7からMate 10 Proに変更

【Axon 7】

 これから少し悲しい話をしなければならない。Daydream対応が謳われていたZTEのスマートフォン「Axon 7」だが、Daydreamアプリがダウンロードできないまま、以前は掲載されていたGoogleのDaydream対応機種一覧からも消えていることが確認されてしまった。どうやらAxon 7のDaydream対応は本当にデイ・ドリーム(白昼夢)になってしまった可能性が高いようだ。

Daydreamアプリがダウンロードできず……
対応リストからも消えた!!

 2017年12月1日、日本で「Daydream View」が発表されると同時に、日本のGoogle Play ストアでもDaydreamアプリの配信が始まっていたが、当初からAxon 7はアプリが対象機種でないとしてダウンロードできない状況だった。筆者は件のDaydream Viewの発表会に出席していたので、Googleの担当者に聞いてみたのだが、その時は理由はよくわかならい様子だった。北米のAxon 7はDaydreamに対応していたハズなので、日本でも待っていればそのうちアプリはダウンロードできるようになると暢気に待っていたが、甘かったようだ。Axon 7の購入時に、Daydream対応は大きな魅力のひとつとして捉えていただけに、1年以上に及ぶ期待が霧散し、失笑しすぎて頭がおかしくなってしまいそうなほど残念だ。勝手な予想だが、使用中の発熱とか、何か規準を満たさなくなったのかもしれない。

 流れの速いIT業界、これから出てくるという、いつ出てくるか分からないサービスに対応予定という謳い文句を信用してはいけないという良い教訓になった。たとえそれがGoogleであっても。いや~いい勉強させていただきました。ようやく夢から覚めました。今までありがとうございました。デ待ちに疲れたので旅に出ます。捜さないでください。

Mate 10 Proに変更

「Mate 10 Pro」

 Daydream View発表時にAxon 7だけアプリがダウンロードできない状況をみて、正直、「これは怪しくないか」と感じ始めたため、「Daydreamにもうすぐ対応するから……」という理由で機種変更をためらうのはやめて、ファーウェイの「Mate 10 Pro」を購入した。Daydream非対応の、最初から夢から覚めた端末だ。Axon 7をすぐに手放す予定はないので、今後Daydreamに対応することがあれば、事の顛末としてお伝えしたい。

 ちなみにMVNOのSIMカードも、端末の購入とはバラバラのタイミングになってしまったが、OCN モバイル ONEからIIJmioにMNPで移動した。

 「Mate 10 Pro」はすでに発売から1カ月以上経過しているが、当初は完売するところも出るなど出足は好調だった様子。狭額縁の18:9ディスプレイやカメラ性能などが気に入っている。気を取り直して、次回以降はMate 10 Proについて書いていきたい。