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常時接続・高速回線ならカメラ生活!「WebCam Plus」

 テレビ電話。この甘美な響きはその昔から私たちの心を捉えて離さない。ISDNが登場した時に、モノクロで、なおかつパラパラマンガにも劣るようなクオリティであっても、テレビ電話機能搭載の電話機が登場した。PHSでも京セラ製のテレビ電話機能を持つ端末「ビジュアルフォン」が登場、FOMAでもカメラ内蔵の松下製「P2101V」と、テレビ電話のできるケータイは必ず登場することになる。これまで何度も製品を見て「……なぁんだ~」という経験をしても、われわれは「テレビ電話」という甘言に何度でも踊らされてしまうのが不思議ではある(もっともFOMAの画質は、これまでで一番実用的なレベルと言えると思うが)。

 インターネット初期のころ、筆者もMacintosh用に出ていた米Connectix製「QuickCam」で友人宅とつないでみたが、結果はやはりパラパラマンガ以下。当時33.6kbpsのモデムではやむなかったこととはいえ、もうさすがにこういうのはやめようと思っていた。

 だが、しかし。自宅にADSL環境がきた瞬間にやはり、また思ってしまった。「テレビ電話なのじゃー!」。??今度はもう、違うはずだ。なにせ回線スピードはアナログモデム時代の数十倍。CPUパワーもビュン速。これならいける! と性懲りもなく盛り上がり買ってきたのがこのカメラ、「Webcam Plus」である。泣く子も黙るクリエイティブ社の製品だ。

 安定して卓上に置けるように重量を持たせた本体と、上下にティルトするカメラ部のデザインも秀逸。とはいえ、乾電池で動くわけでもないケーブルつきのカメラユニットなので、おそらくこの用途以外にあまり使い道はない。外出時に自室を監視するカメラにも使用できるだろうが、あいにくそれほど盗られて困るものもない。なにより、テレビ電話である! これをやってみるのだ!(こんどこそ)

 ……だが、結果を先に言おう。当たり前のことだが「テレビ電話」をするには、当方にカメラがあるだけではダメなのだ。通話先である先方にもカメラが必要である。そして、それをもっている友人はあまりいないことが判明。「カメラ、買おうよー」と誘い、「なぜ?」との問に「俺とテレビ電話しようよー」と言えば「デジカメのほうが先にほしい」「おまえとテレビ電話するのか? なぜ?」「それして、どうするの?」などなど……。

 ううむ、これは盲点であった。テレビ電話は片方の環境だけでは実現しない。これはきっと、過去のISDNやPHS、そしてFOMAでもやはり同じ事であろう。これを自分自身への戒めとしつつ、願わくばブロードバンド時代の到来によるテレビ電話環境の流行を祈る日々である。

品名 購入価格 購入場所
クリエイティブ WebCam Plus 5980円 池袋ビックピーカン


・ 池袋ビックピーカン
  http://www.bicpkan.com/


(奥島 大)
2001/11/13 13:18

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