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日本ではなぜか入手できない激安「3イン・ワン・ペン」

 日本の文具店ではあまり見かけないが、米国では超一流ホテルから三流モーテルまで、ホテルのゲストルームに備え付けのボールペンと言えば、昔も今も「BiCの太字ボールペン」と相場が決まっている。最近は日本でも同社のペンを採用する都市ホテルも増えてきたが、米国での圧倒的なシェアと比べたら、まだまだ少ない。BiCの太字ボールペンが素晴らしいのは、あれだけのスムースでブロードな書き味をキープしながら、米国内のドラッグストアなどでは、1ダース12本で1ドル99セントくらいの激安価格で販売できる実力だ。簡単な計算なので、試しにやってみると、なんと1本約20円なのだ。

 そんなBiC社が、日本ではお馴染みの3インワンペン「e.3」(イースリー)を米国内のグロサリーストアなどで発売している。左に回すとブロードなボールペン、右に回すと0.5mmのシャープペンシル、そして中央がすべてのタッチパネル採用PDAで使えるオレンジ色のスタイラスペンだ。日本国内でも同等の多機能ペンは多くのPDAショップなどで売られているが、スタイラスペン付きで300円台で買える商品は見たことがない。

 米国や欧州など多くの国で「標準実務ボールペン」の地位を確保したBiC社だが、残念ながら、漢字を常用し、その結果としてファインな細字を好むユーザーが圧倒的に多い日本だけは、どうも勝手が違うようだ。実際に筆者はここしばらく毎日のようにWorkPadの入力スタイラスとしてe.3を使用したが、ボールペンの書き味も、スタイラスペンの感触も満足のいくモノだった。

 最後に驚いたのは、e.3のパッケージの裏書きを読んでいて、この商品がメイド・イン・ジャパンだったということだろう。日本以外の世界中の人間が日本で作った安い便利な製品を使えているのに、なぜか日本人だけはその恩恵に浴していない。よくありそうなことだが、残念な感じがするのは筆者だけではあるまい。


米国の大型スーパーならゲットできるショップは多い 最近の筆者のPDA専用ペンは安価なBiC社のe.3だ!

・ BiC e.3製品情報(英文)
  http://www.bicworld.com/


(ゼロ・ハリ)
2001/09/13 00:00

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