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かかか…買ってしまった! 「パーフェクトペンシル」

手触りの良い布の専用ケースが付属する
 特に西洋文房具に思い入れがあるわけでもない筆者が、どうしても以前から欲しくて欲しくてしようがないモノがあった。「ファーバーカステル社のパーフェクトペンシル」がその「モノ」なのである。かなり昔、出張先の街の大きな文具屋さんで偶然衝動買いをした同社の鉛筆がとても印象的だったのだ。

 ファーバーカステル社は、最高級筆記具・画材のメーカーとして世界的に定評あるドイツの老舗だ。1761年に創業以来240年もの伝統と歴史のある会社で、今では鉛筆の常識となっている芯硬度や六角形の独特のデザインを開発したことでも有名だ。そのファーバーカステルが発売している最高級筆記具シリーズ「フアーバーカステル伯爵コレクション」のひとつである「パーフェクトペンシル」は、その名前の通りひとつひとつ丁寧に作られた「完璧な鉛筆」だ。重厚なキャップは、同時に短くなった鉛筆のエクステンダーにもなり、内部には定評のある「鉛筆削り」も収納されている。そしてそのクリップはスプリング式でポケットを傷めないようなきめ細かな配慮がされている最高のポケットペンシルだ。

 エクステンダーには、単体販売もされている徹底的に木の材質にこだわった芯も外装もブラックカラーの鉛筆が3本同梱される。鉛筆のトップには「消しゴムユニット」を取り付けるための金属製の豪華なエンドピンがあり、その消しゴム部を外部の汚れから防ぐために、同じく金属製のカバーも標準で添付されている完璧さだ。鉛筆がまだ新しく長さがあるうちは、単なる芯の保護用キャップとして活用し、鉛筆が短くなってくると、今度はエクステンダーとして活用し、最後の最後までこだわりの鉛筆を使い切れる。「運ぶ」「書く」「消す」「削る」の全てをたった1本の鉛筆にこだわって開発したファーバーカステル社の「パーフェクトペンシル」はその名前の通り本当に「完璧」だ。

 自称、ガジェットキングの筆者ではあるが、近頃は、安物や特徴のない製品ばかりで借金してでも買いたくなるようなパソコンやPDA、周辺機器は地球上から姿を消してしまったのかと感じることもある。しかし、IT関連機器以外の世界に目を向ければ、まだまだこだわりと工夫とチャレンジ精神旺盛な企業が多く、今後がとても楽しみだ。ファーバーカステル社の「パーフェクトペンシル」は、持つこと、使うことに喜びを覚えるという、パソコンやPDAがどこかに置き忘れてきたのかと最近は思うことも多い新鮮な感覚を蘇らせてくれる逸品だ。


期待が高まる豪華なパッケージ センスの良い挿絵入りの取り扱い説明書 アナログ的な鉛筆とメカニカルな構造の組み合わせが何かを感じさせる

品名 購入価格 購入場所
ファーバーカステル パーフェクトペンシル
プラチナコーティング
1万6500円
(標準価格2万5000円)
株式会社アズマ
ヒットマート事業部



(ゼロ・ハリ)
2001/08/09 09:00

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