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通話音質重視、ゼンハイザーのBluetoothヘッドセット「VMX 100」

右が「VMX 100」。「VMX 100 3in1」パッケージのBlackモデルだ

3Dボールジョイントでマイクブームの角度が調節できる

「VMX 100 3in1」パッケージにはカーチャージャー(右端)とケースが追加されている
 ゼンハイザーといえばオーディオ好きにはドイツのヘッドホンメーカーとして有名だろう。ヘッドホンには、主流となっている方式としてオープンエアー型と密閉型の大きく2種類が存在するが、ゼンハイザーはオープンエアー型を初めて発売したメーカーでもある。業務用ではヘッドホンやマイクが有名だ。

 携帯電話関連では、「ゼンハイザーコミュニケーションズ」がBluetoothヘッドセットを開発・販売しているが、実はこの会社、ゼンハイザーに加えて、補聴器メーカー「オーティコン」を傘下に抱える「ウィリアムデマント」とのジョイントベンチャーとなっている。このため、ゼンハイザーの技術に加え、補聴器などで用いられる小型化技術やDSP処理技術も投入されているという。

 「VMX 100」は、そんな同社が音声通話の品質にこだわって開発した製品だ。ヘッドセットを装着したこちら側の声を相手に聞きやすくするためのノイズキャンセル機能には、デュアルマイクとDSPによるデジタル処理が施されるほか、スピーカーから聞こえる相手の声も、こちらの騒音環境に合わせて音量が自動調節される。

 実際にNokia N82とペアリングして利用しているが、「VMX 100」を利用している側にとっては、まずスピーカーからの音質が高いことに気付かされる。N82本体で通話している場合に比べて、相手の声がきれいでクリアに聞こえると感じた。また、「VMX 100」を利用しているユーザーの通話相手となった場合、騒音環境下での声もしっかりと届く印象だ。相手がしゃべっていない時は一段と騒音が抑えられるようにも感じた。

 マイク部分(マイクブーム)の開閉で電源のON・OFFが行えるのも手軽だ。ペアリング済みの携帯に着信があると、マイクブームを開くだけで着信応答操作まで自動化されているのも便利。

 海外ではすでに発売されているモデルで、DSP処理のチップなどにより本体は超小型の最新モデルというわけではないが、魅力的な音質に加え、待受100時間、通話5時間と実用的なスペックも実現されている。耳栓型のヘッドセットと比べて周りの音を聞きやすいため、パソコンやプレイステーション 3などゲームのチャットにも重宝するのではないだろうか。


装着例1 装着例2

製品名 購入価格
VMX 100 1万9740円



URL
  VMX 100 製品情報
  http://www.senncom.jp/vmx100/

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(太田 亮三)
2009/02/02 10:59

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