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学習のお供にとどまらない便利さ、ICレコーダ「ICR-PS285RM」

ICR-PS285RMの正面。下部左側のふくらんだ部分に単四電池が1本収納する

裏面。電源スイッチはここにある。下部のスライドレバーを押し下げるとUSB端子がせり出してくる
 私事で恐縮だが、先日から英会話教室に通うことにした。その教室はボイスレコーダーで授業の録音が許可されている(というよりも推奨されているというべきか)ので、以前中古で購入したICレコーダーを使って録音していた。録音したものを聞くのはわりと恥ずかしいのだが、聞き直すことによってその場では流してしまったことも再確認できて非常によい教材となることがわかった。

 中古で購入したICレコーダはメモリ容量も必要十分で、あまり不便を感じてはいなかったのだが、電池の持ちが悪いのと充電池に対応していないのが不満だった。そんなわけで、新しいICレコーダーの導入を検討し、思い切って最新機種を購入することにした次第だ。

 価格比較サイトで調べてみると、1GB版と2GB版でさほど違いがなかったので2GB版の「ICR-PS285RM」を購入した。選んだ理由の1つは、MP3形式で記録されることだった。筆者は現在Mac OSをメインで使っているので、他社が採用しているWMA形式では何かと不便なのだ。また、同社の看板製品であるエネループにも対応しており、搭載するUSB端子を経由してネループにも充電できるのも大きな利点だ。もちろん、予備電池を持つようにはしているが、助かる方法は複数あったほうがいいだろう。

 さすがに世代を重ねているだけあり、インターフェイスがこなれている。ボタンの数を無理に少なくしようとしていないのがいい。電源スイッチは背面にスライドスイッチで配置されており、長押しなどの操作がいらないため、すぐに電源が入る。録音関連のボタンは正面、再生関連は側面にまとまっているので見ないで操作するのもすぐに慣れた。

 また、USBを使った録音したデータのパソコンへの転送簡単だ。USBマスストレージデバイスとして認識するので、正式サポートではないもののMac OSにファイル転送も行なえた。

 電池の持ちとMP3ファイルを再生できる点を活かして、常用のMP3プレーヤーと置き換えることにした。ICレコーダーとしては必要以上と思われる、2GBの内蔵メモリも活かせるのではないかと考えている。リピート再生は、1曲とフォルダ単位でしかできない(歌手フォルダの下にアルバムフォルダを作って、歌手フォルダで全曲リピート再生することはできない)が、一般的なm3u形式のプレイリストファイルに対応している。

 第一目的であった英会話の録音でも、大容量を活かしてとりあえずMP3形式での最高音質で使っている。だいたい1分で1MBくらいになるようだ。他のモードでも十分だとは思うが、とりあえず最高音質で録音しておけば後でなんとかできるかもしれない。それでも最大33時間も録音できるので、しばらくはこのモードで運用してみようと思っている。

 なお、録音する音量が小さい場合に自動的に一時停止するVASモードも使ってみたが、録音再開時の頭欠け(録音されない時間)が思ったよりも長く、英会話の録音では残念ながら使い物にならないように感じた。起動レベルを最低にしても変わらないようなので、そういう仕様なのだろう。

 だいぶ涼しくなって、何かを学ぶにもいい季節になってきている。購入を検討してみてはいかがだろうか。


マイクを立ち上げた状態。こうすることによって机から反射してくるノイズを減らせるという SB端子を出した状態。スイングしたりせず本体の荷重がUSB端子にかかってしまうので、場合によっては同梱の延長ケーブルなどを使って安定した場所で接続した方がいいだろう

製品名 発売元 購入価格 購入場所
ICR-PS285RM 三洋電機 23,000円強 アウトレットプラザ



URL
  ニュースリリース
  http://www.sanyo-audio.com/icr/s280rm/index_ps285rm.html


(桜屋敷 珪一)
2007/11/01 10:32

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