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我が家で5台目のBOSEオーディオ「AWMS II」

先日まで愛用していたWave Music System(前)とAWMS(後)。大きさはかなり違うように見えるが設置面積はそれほど違わない
 「大型システム以外はオーディオではない!」なんて考え、やたらと大型のスピーカーや、超重量級アンプ、重量級ターンテーブル等を追い求めた時代が筆者にもあった。しかし、ここ数年近くはファッショナブルなB&O社の壁面設置型オーディオにハマったり、BOSE社の技術的宣伝文句に踊らされて、連続してBOSEの巨大CDラジカセを購入したりと、BOSE社マーケティング戦略の思惑通りになっている感が強い。

 我が家のBOSEオーディオの歴史も、もうかなり長いものになる。初めて我が家に来たオーディオは、CDがなく、カセットテープとFM放送のみがソースとして利用できた「BOSE AW-1」だった。第2世代は、CDプレーヤーが初めて搭載された「BOSE AW-1D」、そして3世代目が、ほとんど床置きの温風ヒーターにそっくりの「BOSE AWM」。その間、コンパクトな2世代の「BOSE WAVE RADIO」等が存在したので、今回の「Acoustic Wave Music System II」(以降AWMS II)は我が家のBOSEでは、6代目に当たる。


筆者が愛用してきた過去のBOSE社の巨大CDラジカセ達

 今回の新製品である「AWMS II」(2006年10月発売)は、外観デザイン的には初代AW-1やCDプレーヤー付きのAW-1Dに近いデザインに戻った。デザイン的に2世代目に当たる温風ヒーター型AWM型の採用は今回は見送られたようだ。従来のAW-1、AW-1D、AWMを聞き比べた場合、もちろん音楽ソースにもよるが、筆者的には世代の古い方がより豊かな低域、世代が新しいほど、締まった感じの低音が特徴だと感じる。

 比較的新しいAWMは、締まった低域が気持ち良いが、AW-1やAW-1Dを日頃から聴いていると、AWMの低域は量感的には寂しい感じがしないでもない。よりコンパクトなWave Radioや最新のWave Music Systemは、BOSEらしい低音作りがなされてはいるが、ウーファースピーカーの欠如や、絶対的にコンパクトなサイズから出る低音域域について、上位機種と比べるのは酷だろう。

 我が家に導入した最新のAWMS IIは、外観は第一世代に、そして音的には、第二世代のAWM系の低域の締まったデジタル世代の低域作りがなされている。BOSE社の「巨大CDラジオシリーズ」は、そのほとんどの商品に高域、低域のコントロールアンプ機能がないため、ユーザーが好みでそれらをアクティブに調整することが不可能だ。BOSE社に言わせれば、音として完成しているので「調整は不要だ」というのが回答なのだろう。

 筆者宅では、AWMS IIを標準的なL字型配置のデスクのコーナーに設置することで心持ち低域をブーストしている。直角に交わる2つの壁面でブーストされた低域を、将来的には本体下に置くインシュレーターでもう一度締まる方向に向けるのが最適かもしれないと考えている。従来のBOSEと同じく、音楽ジャンルをそれほど選ばず、エージングが進んでいけば、よりナチュラルなオーディオ再生装置となるだろう。

 AWMS IIは、先日まで使用していたコンパクトなWave Music Systemに比べて、CDの出し入れが本体上面になった。CDの入れ替え時に毎回椅子から立ち上がらなければならないが、その点を除いて、ほぼ満足している。技術的、オーディオ的に無理のあることは承知の上で、将来的には、なんとかフロントローディング機能を採用して欲しいものだ。


AWMSは操作系が本体上面に集中しているので違和感はないが、できればフロントローディングのCDとリモコンだけで全てを行ないたい

商品名 価格 購入場所
Acoustic Wave Music System II 157,500円 秋葉原BOSEショウケースストア



URL
  BOSE「Acoustic Wave Music System II」製品情報
  http://www.bose.co.jp/dmg/home_audio/awms/
  秋葉原BOSEショウケースストア
  http://www.bose.co.jp/store/akihabara/


(ゼロ・ハリ)
2007/06/21 10:58

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