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本日の一品タイトルGIF
「ハイ!環良!!」で、ゴミの分別「ハイ! 完了!!」

ネーミングは明らかにダジャレな「ハイ!環良!!」。ビン、スプレー缶、ペットボトルの処理に活躍するリサイクルツールだ

一見栓抜き風
 最近テレビのCMでも流れている「3R」という言葉をご存知だろうか。公共広告機構によるCMで、資源の循環を訴えるものだ。

 本日ご紹介する「ハイ!環良!!」は、一見十手か栓抜きか? という風情だが、決して十手でもなければ、栓抜きでもない。刃物用特殊ステンレス鋼でできた鋭利なツノや刃を駆使して、スプレー缶のガス抜き、ビンのラベル剥がしや樹脂キャップはずし、ペットボトルのフィルムリング取りができるアイテムなのだ。

 例えばペットボトルの場合、1本丸ごと捨ててしまうわけにはいかない。ラベルを見ると、PETマークとプラマークがついているのが分かる。この指示に従って分別するのが理想的なのだ。清涼飲料水など、大方のペットボトルのラベルは剥がしやすいように工夫されており、分離に苦労しない。蓋も同様だ。しかし、キャップ部分に残るリング、あれはどうしていいか迷う。

 EICネットの「わたしのまちのごみ・リサイクル分別ガイド ペットボトル」によれば、比重の違いにより、分離できるという。なるほど。ペットボトルのリングは無理に外さなくてよいらしい。

 ではビンはどうか。細かく砕かれてカレットになった際、プラスチックが混ざると新しく再生されたビンの強度が大きく低下するという。従ってプラスチックとの分離は欠かせない。しかしなかなか外れないことも多い。そんな場合、怪我の危険を冒してまで無理にはずす必要はないらしい。集められたビンは色ごとに分別され、取りにくいキャップやラベルなども剥がされているようだ。

 「なんだ、自分がやらなくても誰かがやってくれるんならいいじゃん!」と思うが、これらすべてがて税金で賄われていると考えるとどうだろう。すべては我が身に跳ね返ってきているのである。最初から分別できるものはとことん分別しておけば、最終的には無駄がなくなるのだ。そこで今回ご紹介しているようなリサイクルツールが役立つというわけ。

 そこにあったものを手にとっただけなのに、ラベルを取るの取らないの、分別は各市町村の指示に従えだの、なにやらいろんな処理の都合を押し付けられているようで、腑に落ちないことも多い。それでもスーパーに置かれた回収ボックスをのぞいて見ると、分別に協力しようという人々の努力が詰っているのが分かる。わざわざキャップとラベルを分別し、ボトルを洗浄し、捨てずに持ってきたのだ。環境のために他にもがんばっている人がたくさんいると知って、ちょっとうれしくなる瞬間だ。

 ○○バトンといったものをインターネットで回し合うのもいいが、よい環境を次世代にバトンタッチできるように努力してみるのもよいのでは?


先端は非常に鋭利な刃物になっている。お子様にはちょっと危険 ペットボトルのプラスチックリングをグリグリと 醤油が入っていたボトルのリングやキャップを外してみる

スプレー式の空き缶も、使い終わったら穴を開けてしっかりガス抜きを。もちろん完全に使い切ってから グリップ感もなかなか。こうしてみると、十手のようである。御用だ!御用だ ペットボトルのラベルを見ると、このようなマークがついている。カロリー以外にも気にしたほうがいい点だ

商品名 発売元 購入価格 購入場所
ハイ!環良!! V.ROAD 630円 東急ハンズ



(すずまり)
2007/05/10 11:03

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