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PC内に収納可能！ PCカードサイズのマウス「MoGo」
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おかしな格好のMoGoマウスだが、使用感はなかなか快適。贅沢を言わせてもらえばスクロール機能が欲しいところ
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変化の激しいIT業界では、便利な新製品もアッという間に陳腐化することが多い。毎年1月頭に米国ラスベガスで開催されるCES（コンシューマ・エレクトロニクス・ショウ）には、それまで脚光を浴びていた商品を一瞬にして過去のものに追いやる新製品が数多く登場する。
そんなCESでアワードを取得したのが、本日ご紹介する、PCカードスロットに収納できる薄さが売りの「MoGo」マウスだ。
現在のモバイルPCでは、モデム、有線/無線LANなど必要な機能のほとんどが本体内に標準搭載されており、また外部デバイスはUSB接続のものが普及し、何年か前に比べてPCカードスロットの存在意義は低くなってきている。
筆者は、数年前から、滅多に使うことのなくなったPCカードスロットに収納できるコーヒーカップホルダーや緊急時に役に立つ一万円札を収納できる薄型の引き出し等をノベルティとして考えていた。同じ時期に仕事として、「PCカードスロットに収納できる極細ケーブル付きPS/2マウス」を考えたこともあったが、当時のテクノロジーではなかなか実現は難しかった。
基本的に新製品には、テクノロジーインフラを肥やしに、少し後から登場するモノと、概念や商品企画が先にあって、新しいインフラ環境の整備を待って、登場の機会を待っているMoGoマウスの様なモノの2種類がある。しばらくはパソコン側の環境が整わずほとんど標準装備されなかったBluetoothの普及によるBluetooth対応モバイルPCの登場が、MoGoマウスの追い風となった。モバイルPC環境が特殊な先端テクノロジー製品に追い付いた格好だ。
MoGoマウスは、普段はPCカードスロットに収納して、PCカードスロットで充電も行ない、PCカードスロットから取り出した後は、プッシュスイッチ1つで即座に立体型になる。
筆者のようにThinkPadのトラックポイントに慣れた指先には、VAIOなどのマウスパッドは馴染みにくい操作環境なのだ。軽さに惹かれて購入したVAIO TypeGだが、常時、外付けマウスを携帯することに辟易していた。本体のパッド機能を殺して、PCカードスロットに収納できるMoGoマウスを使用することで、現在は超快適な操作環境になった。
パッド機能をオフにすることで、文字入力時にマウスパッドに無意識に触れてカーソルがとんでもない場所に勝手に移動し、脈絡のつながらない文章を打って後で驚くようなこともまったくなくなった。 海外から個人で輸入するしかなかったMoGoマウスだが、某PCメーカーが国内販売するという話を聞いた。販売方法について、自社製品だけにバンドルするというようなセコいスタイルにならないよう祈りたい。
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PCカードスロットに収納可能、充電もPCカードスロットから給電可能だ
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PCからPCカードスロットがなくなるまではいろいろなモノに使えそうで、当分楽しめるかも
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| 製品名 |
価格 |
購入場所 |
| MoGoマウス |
12,145円
（3/30日現在、日本までの送料込） |
eXpansys Japan |
■ ＵＲＬ
MoGoマウス通販ページ（eXpansys Japan）
http://www.expansys.jp/p.aspx?i=141927
（ゼロ・ハリ）
2007/03/30 10:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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