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まだまだ現役!? 高輝度液晶版ゲームボーイ アドバンス SP
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外見上はまったく普通のGBASPに見える
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ボタンの配置等も普通のGBASPと同じだ
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ニンテンドー DS Liteが相変わらず絶好調で、年末には新しいゲーム機「Wii」を発売した任天堂。その任天堂が、2005年の冬に発売した携帯ゲーム機がゲームボーイ ミクロ（以下GB Micro）だ。従来のゲームボーイ アドバンスSP（以下GBA SP）よりも小さく、そして高輝度バックライトの液晶を搭載し、人気を博した携帯ゲーム機になる。ところで、海外ではGB Microと同時にGBA SPの高輝度液晶版が発売されたのをご存知だろうか。
従来のGBA SPに搭載されていたのはフロントライト＋反射液晶だ。それまでのゲームボーイ アドバンスが反射式液晶であったため、どうしても暗いところでは画面を見づらいという欠点を持っていた。その欠点を解消するべく発売されたGBA SPでは、フロントライトが搭載されたのだ。反射光を出す光源が無ければ自分で搭載してしまおうというわけだ。これはこれで非常に見やすかったが、GB Microやニンテンドー DSに搭載されているようなバックライト方式に比べるとどうしても明るさでは劣ってしまう。
海外でだけ発売された、GBA SP BLは従来のGBA SPが持っていたフロントライト方式をバックライト液晶に変えただけのGBA SPだ。ただそれだけの改良点だが、これが実に大きいポイントなのだ。
まず、GBA SPなのでGB Microに比べて画面が大きいというメリットがある。同じ明るさの液晶だったら大きい方がいいという人も多いだろう。また、DSのように折り畳んで持ち運ぶことができるのもポイントだ。GB Microをむき出しで持ち歩いているうちに液晶面に少し傷をつけてしまった筆者にとっては、液晶面がむき出しでないのは安心できる。さらに、GB Microだと小さすぎて操作しづらかった人でも、GBA SPなら安心して操作することができるだろう。
このGBA SPの高輝度液晶は、GB Microやニンテンドー DS Lite、PSPなど色々な携帯ゲームの液晶と比較してみたが、DS Liteの明るさに勝るとも劣らない明るさだ。携帯ゲームの中ではトップクラスの明るさと言っていい。
なお、ひとつ注意しなければならないのは充電アダプタだ。海外版の製品のため、海外仕様のACアダプタが付属している。これは、従来のGBA SPやニンテンドー DS（Liteは駄目）と同じ充電器を使い回す事ができるが、持っていない人は海外の製品が使えるようにするアダプタか、GBA SP用のACアダプタを購入しなければならない。
リズム天国やFinal Fantasyシリーズのように、まだまだGBAで遊べるゲームが発売されている。さらに、過去に発売されたゲームを遊ぶことができることも非常に大きい。ニンテンドー DSやニンテンドー DS LiteでもGBA用のソフトを遊ぶことができるが、ニンテンドー DS Liteだとソフトがはみ出てしまってかっこ悪いという弱点がある。そこでオススメなのが、この高輝度液晶版GBA SPだ。液晶の明るさも画面の大きさも申し分無い。もちろん、ソフトがはみ出すこともない（ゲームボーイ用のソフトははみ出してしまうが）し、そもそもDSよりも軽い。
輸入ゲームを扱っているお店か、海外に行った時に直接購入するぐらいしか購入方法が無いが、まだGBAのソフトで遊んでいる人はぜひこの画面の迫力を味わってほしい。
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従来の反射型液晶のGBASP（左）と比べると、明るさの違いは一目瞭然
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海外版なので、ACアダプタの形状が違う点に注意。GBA SPと接続する部分は変わっていないため、日本版のACアダプタで充電ができる
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| 商品名 |
発売元 |
| ゲームボーイ アドバンス SP（高輝度版） |
任天堂 |
（杉村 啓）
2007/01/26 12:19
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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