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プラチナ萬年筆が完全復刻した1915年式「早川式繰出鉛筆」

昔の雰囲気の桐箱で登場する「早川式繰出鉛筆」
 「シャープペンシル」という名称は、現在は液晶大型テレビや携帯電話でお馴染みのシャープの創業者、早川徳次氏が1915年に開発した早川式繰出鉛筆の商品名であることはご存じの方も多いだろう。現在のシャープの社名ももちろん、このシャープペンシルから来ている。

 しかし、シャープペンシルの起源は、それよりさかのぼること90年余り、1822年の英国人によるアイディアがその基礎となっているようだ。その後、そのメカニズムを引き継いだ米国人が機構的進歩をさせ、「Ever Sharp」という商品名で発売、その後、日本に輸入されることになる。

 シャープの創業者である早川徳次氏は、本業であった金属細工の技術を活かし、メカニカル的にまだまだ安定していなかった当時のシャープペンシルを実用的な筆記具に仕上げたようだ。今回ご紹介する「限定複製 早川式繰出鉛筆」は、その忠実な再現モデルだ。

 ただし、当時のシャープペンシルの芯の太さは1.15mmであり、そのままでは芯の供給が不可能でもあることから、画数の多い漢字の筆記に適した最もポピュラーな0.5mm芯が採用された。芯の送り出し機構は、現代ではポピュラーな「ノック式」ではなく、本体上部の「天冠」と呼ばれる末端部分を4分の1回転ほど捻って芯を送り出す「繰り出し方式」が採用されている。

 復刻された早川式繰出鉛筆は、パッケージに本格的な桐箱が採用されている。密封されたかのように堅く閉じた上蓋を持ち上げ、取り去ると、もえぎ色のベルベット地の上に、多少くすんだ鈍い光を放つ銀メッキの外装が施された早川式繰出鉛筆が姿を現わす。早川徳次氏が日本初のシャープペンシルを発売した時に「冷たい」と評判の悪かった金属の外装は、昨今のシャープペンシルに比べるとかえって暖かい印象を受けるのはなぜだろう。

 クールでシャープな筆記具が市場の大勢を占めている現代だが、復刻版の早川式繰出鉛筆は、そんな中にあって、所有し、常に持ち歩く楽しさを感じることのできる、シャープすぎないスローな筆記具の名品だ。


本体が磨き込まれていないのが暖かさと手仕事感を感じさせてくれる 組み合わせて持つ万年筆なら、独ペリカンのオールドタイプだろう

商品名 製造・販売元 価格 購入場所
限定複製 早川式繰出鉛筆 プラチナ萬年筆 10,000円 東急ハンズ 町田店



URL
  シャープの社史
  http://www.sharp.co.jp/corporate/info/history/h_company/1915_1919/


(ゼロ・ハリ)
2006/03/01 11:05

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