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腕時計型トランシーバー「リストリンクス」は便利ですよ。どーぞ。
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腕時計タイプの小電力無線機、リストリンクス
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この通り腕に装着して使用可能。サイズはやや大きめだ
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NTTドコモの902iシリーズの「プッシュトーク」がスタートして約3カ月。1対1の通話ではなく、指定した数名のグループに対して一斉に音声を配信できたり、「これから帰る」など一言メッセージであれば通話料よりも安く要件を伝えられたりとメリットも多い。対応機種が902iシリーズとP702iのみとなっているため、話したい相手がプッシュトーク対応端末を持っていない場合など、利用できないことがあるものの、これからの展開に期待したいサービスだ。
ところでこのプッシュトーク、ニュースリリースを読んだ時に「トランシーバーみたいだなぁ」と思った方は多いのではないだろうか。本日の一品は、トランシーバーっぽい携帯サービスではなく、ちょっと風変わりなトランシーバーそのものだ。
紹介する「リストリンクス」は、“リスト”と付いている通り、腕に装着することができる腕時計型のトランシーバー。特定小電力無線機なので、アマチュア無線などの免許を取る必要はなく、気軽に使うことができるのもメリット。
パっと見、丸くて可愛いのだが、普通の腕時計に比べると一回り、いや、二回りは大きなサイズで、上部には小型のアンテナ、中央に液晶画面、液晶下に「Talk」と書かれたボタンが配置されている。無線としての機能として使わない場合、液晶に大きいフォントで時計が表示されており、無線機能をONにするとトランシーバーとして作動する仕組みだ。
トランシーバーとしては、通信チャンネルを20chの中から設定でき、その中でさらにグループ間だけの通話ができるようサブチャンネルを指定することも可能だ。チャンネルを通信したい仲間同士で合わせ、あとはTalkボタンを押しながら話せばいい。また、「音声を感知したら自動的に交信する」というVOX機能も備えているので、この機能をONにしておけばTalkボタンを押さずに腕を口元に近づけて話すだけで仲間と交信ができる。他社製のトランシーバーとの交信ももちろん可能なので、仲間同士でメーカーや機種を合わせる必要もない。
バッテリーはリチウムイオン充電池が内蔵されており、付属のACアダプタを本体に直接挿して充電するタイプ。屋外でバッテリー切れになってしまった場合など、電池交換できないのがやや残念だが、こまめな充電を心がけるようにしたい。
用途としては色々考えられるだろう。たとえばスキーやスノーボードに行ってゲレンデで仲間と交信する際、トランシーバーを持たずに腕に向かって声を出すだけで連絡が取れるのは、指を動かしづらい厚手のグローブを装着しているスキーヤーやボーダーにはありがたいだろう。また、友人たちと車で移動する際にも便利と思われるが、ドライバーの交信はご法度。同乗者にお願いするか、ハンズフリーキットを使用するようにしよう。
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本体左右にスピーカー、マイクが配置されている。充電は本体に直接アダプタを繋げるタイプ
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着せ替えパネルが2枚付属。好みのデザインにカスタマイズ可能
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| 品名 |
開発元 |
購入価格 |
購入場所 |
| リストリンクス（WristLinx） |
XACT Communication |
8,925円 |
セブンドリーム・ドットコム |
（古宮 創）
2006/03/08 11:00
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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