本日の一品「WX310K」でBluetoothヘッドセットを

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「WX310K」でBluetoothヘッドセットを

Bluetooth対応の「WX310K」とBluetoothヘッドセット「Jabra BT250v」

　音声通話の定額プランなど、何かと話題となっているウィルコムから、新機種「WX310K」が発売された。WX310KはBluetoothをサポートしており、データ通信だけでなくハンズフリーやヘッドセットにも対応している。ブラウザ機能の充実や動画撮影機能搭載といった点から選択したWX310Kだが、せっかくのBluetooth機能も使ってみようと思い、選択したBluetooth対応ヘッドセットが、Jabraの「BT250v」だ。

　Bluetoothを利用するための登録は非常に簡単。まずはBT250vの電源を10秒以上押下して、電話機と接続するためのペアリングモードにする。通常は点滅するランプが点灯に切り替わると、WX310KのBluetooth機能から「接続機器探索」を選べば自動でBT250vを認識する。あとはウィザードに従っていけば登録完了だ。

　実際に着信を受ける時は、電話機に一切触らずヘッドセットのボタンだけで通話の開始、終了が可能。バイブ機能も搭載しているので、音とバイブで着信を教えてくれる。逆に発信する場合は、本体から相手の番号をダイヤルし、ヘッドセットのボタンもオンにする形になる。

　ヘッドセットを装着するとボタンが耳の後ろ側にくるので、ボタンの位置を覚えるのにちょっとした慣れが必要。しかし、気軽に電話に出られるのは非常に便利。ワイヤレスなのでケーブルを気にせず、電話機を好きなところに置けるのもポイントが高い。

　気になったのは、着信が本体よりもワンテンポ遅れてヘッドセットに届く点と、電話機自体で通話する時に比べて音質がさほど高くないところ。音声品質が高いPHSだが、Bluetooth経由だと通話中にノイズのようなものが発生し、相手の声も多少くぐもって聞こえる。とはいっても「PHSに比べれば」という程度であって、PDC方式の携帯電話と同程度には使えるだろう。これらの点と比べると、ワイヤレスで電話できるというメリットのほうが大きい。これから重宝しそうなアイテムだ。


Jabra BT250vをWX310Kに登録中	登録が完了するとBluetoothアイコンが表示される


本体は通話ボタンと音量ボタンのみのシンプルな構成	バッテリーは充電式。通話時間は最大7時間、待受時間は最大200時間

品名	発売元	購入価格
BT250v	Jabra	14,300円

■ ＵＲＬ
　製品情報
　 http://www.jabra.com/JabraCMS/AP/JP/MainMenu/Products/WirelessHeadsets/JabraBT250v/JabraBT250v/

（結城海）
2005/12/06 11:23

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