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本日の一品タイトルGIF
デジタル一眼レフで、ピンホール写真を撮っちゃおう!

5mm一眼レフ用のピンホールレンズ02とEOS用のカメラマウント。遠慮なくデジタル一眼レフにもつけちゃうのだ!

レンズには取扱説明書と撮影ガイドのほか、携帯用のケースもついている。丸いリングはカメラマウント(別売)。
 カメラの語源は「camera obscura(暗い部屋)」。あるとき壁に開いた小さな穴を通って、暗い部屋の壁に外の風景が逆さまに映る。やがてその像はなぞって写し取られるようになった……。とまぁこれはカメラの歴史として最初に聞く話。

 このようにレンズを使わずに針の穴を使って写真を撮る、原始的な「ピンホールカメラ」というものがある。知人が趣味で撮影した写真を見たことがあるが、ぼんやり淡くて味わい深い。逆に目下流行中のデジタル一眼レフカメラは時代の最先端。ピンボケや手ブレを除けば、デジタル写真はとにかくしっかり撮れて、しっかり写る。ピンホールカメラとデジタル一眼レフは、カメラの歴史の両端に位置する存在といえるだろう。

 しかしときどき思っていたのだ。「デジタル一眼レフでもピンホールみたいな甘い写真が撮れたら面白いのになぁ」と。そこで出会ったのがケンコーの「ピンホールレンズ」。35mm一眼レフ用だが、デジタル一眼レフにも取り付け可能で、デジタル一眼レフカメラをピンホールカメラにしちゃうレンズなのである。

 とはいっても「レンズ」という時点で正統派のピンホールカメラとは異なるだろうから、「ピンホールカメラで撮ったような写真を、一眼レフカメラでも楽しめる製品」とでも言おうか。ちなみにピンホールレンズを一眼レフカメラに取り付ける際には、各メーカー用のカメラマウントが必要なので、今回はあわせてEOS用のカメラマウントも入手した。

 このレンズをデジタル一眼レフカメラに取り付けて(場合によっては三脚も必要)、マニュアルモードでシャッターを押せば、いつでもピンホール写真が撮影可能! また、レンズにはフィルター取り付けネジがついているため(フィルター径内側46mm、外側49mm)、手持ちのフィルターも活用できる。ただし撮影にはちょっとコツがいる。

 レンズのピンホール径は0.2mmで、焦点距離は50mm。単純に考えると、F値=焦点距離/有効口径だから、つまりF値は250ということになる。取扱説明書によれば、正確に露出を決定したい場合は、50mmレンズでF11のときに適正露出となるシャッタースピードを割り出し、それを基準に、F250のシャッタースピードを算出するといいらしい。F11→F250だから、シャッタースピードは約9段分開ける。したがって実際に撮影するときは、ファインダーを覗いても真っ暗になって被写体が見えないため、一旦50mmレンズを装着して露出を確認し、構図を決めてからピンホールレンズに取り替えるという手順になるのだ。


 シャッタースピードの例が記載された取扱説明書と撮影ガイドが付属しているのだが、それでもマニュアルで露出をなんて言われても意味が分からないという方、心配御無用! 何といってもデジタルだから、すぐに撮影結果を確認できるではないか。仮にあてずっぽうでも好きなだけ撮り直しできるというわけ。シャッタースピードを10秒、20秒、バルブといろいろ変えて試してみればよいのだ。

 仕上がりはプラスチックレンズ搭載のトイカメラに似た、やわらかい不思議な絵になる。普段のなんてことはない風景も、ピンホールレンズにかかるとノスタルジックな味わい。仕上がりに好みはあるだろうが、デジタル一眼レフカメラでも遊べるレンズとして携帯するのは悪くないと思うぞ。


直径0.2mmのレンズ。前面はマルチコーティング、高面は遮光コーティングされているという。重量は30g OS Kiss Digital Nに装着した状態。この状態でファインダーをのぞいても真っ暗

冷たい長雨に打たれ続けているベランダの瀕死のコスモスも…… ピンホールレンズを使って長時間露光を行うと、こんな風に見えるのだ!
※ずっと雨が続いていたため、あいにく外の景色で試すことはできなかった

品名 発売元 購入価格 購入場所
ピンホールレンズ02 ケンコー 3,381円
(カメラマウント:1,837円)
新宿西口ヨドバシカメラ カメラ館



URL
  ケンコー
  http://www.kenko-tokina.co.jp/


(すずまり)
2005/11/22 11:02

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