本日の一品春爛漫、お散歩カメラ「EXILIM PRO」で町へ出よう

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春爛漫、お散歩カメラ「EXILIM PRO」で町へ出よう

EXILIM PRO

　「お散歩行く？」と聞かれれば、「お散歩ダイスキー!!」とはしゃいでいた子供の頃。清く美しい心は失われたものの、実は現在進行形で「お散歩ダイスキー!!」だったりする。季節は春へと移り変わり、「書を捨てよ……」とまではいかないけども、気軽に散歩を楽しみたいですな。

　カシオのEXILIMシリーズと言えば、軽量コンパクトなデジタルカメラとして注目される機種。今回ご紹介する「EXILIM PRO」は、そんなEXILIMシリーズの親分格ともいえる筐体サイズで、35mmフィルムカメラ換算で約38～190mmの光学ズームレンズ（5倍ズーム）を搭載している。2型の液晶ファインダーは回転式で、撮影スタイルの自由さも特長だ。EXILIMシリーズでは大きなボディとなるが、光学5倍ズーム付き500万画素カメラで、アングルフリーの液晶ファインダーを搭載するカメラとしては手頃なサイズだろう。

　で、このカメラの何がいいって、電源ボタンを押すことなく液晶ファインダーを開けば電源ONとなる点だ。起動も早く、不意に出会った面白い瞬間にばっちりパチリとシャッターが切れる。お散歩カメラマンたるもの、瞬間を逃してはならないのだ。

　コンパクトデジカメは、その小型・軽量さがかえってブレを引き起こしやすくなる。EXILIM PROも、大きな私の手ではホールドしにくいのだが、回転式の液晶ファインダー開いて、ちょうど携帯電話の横撮り撮影のように使ってみると両手でもホールドしやすかった。ついでに言うと、カメラをブラブラ持ち歩きたい場合にも、右手の指先がしっかりとかかるので安心感たっぷりだ。

　さらに、お散歩カメラ歴10年選手の私は、「夜だってお散歩したいよ!!」とわがままだ。EXILIM PROは、夜の撮影にも強い印象。AF機によっては、暗所での撮影でなかなかピントが合わなかったり、とんでもない場所にピンがくる場合があるが、EXILIM PROはわりと素直な反応を示してくれるように思う。

　暖かくなってきたし、もうすぐゴールデンウィークだし、これはもう外に出るっきゃない。今日あることが明日あるとは限らないのが、お散歩カメラの楽しいところ。EXILIM PROで、昔のレンジファインダー機のような、簡単気楽なカメラライフはいかがでしょうか。


アングルフリーがうれしい回転式の液晶ファインダー	通常画面のほか、スナイパーのような気分に浸れるファインダースクリーンも用意


2,560×1,920ドットで撮影し、800×600ドットにリサイズ。そのほか無補正	ズームして2,560×1,920ドットで撮影。800×600ドットにリサイズ。そのほか無補正	夜の街でマネキンを2,560×1,920ドットで撮影。800×600ドットにリサイズ。そのほか無補正

お散歩カメラならではのショット。リサイズして画像を回転。そのほか無補正

品名発売元

EXILIM PRO　EX-P505 カシオ計算機

■ ＵＲＬ
　製品情報
　 http://www.exilim.jp/ex_p505/

（ブビキン）
2005/04/18 11:08

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