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ハードなビジネスをスマートにこなす革製ドキュメントケース

筆者は手提げのブリーフケースにドキュメントケースを入れている

社内のミーティングや打ち合わせには必要な書類と文具だけをドキュメントケースに入れて移動する。もちろんケータイも入る
 サラリーマンを辞めてから、普段はスローな生活を目指している筆者も、ことステーショナリーに関してはとてもスローになりきれない生まれながらの悲しい習性を持っている。新しい万年筆が出たと聞けば、丸の内OAZOの「丸善」を目指し、面白い米国ステーショナリーが入荷したという話を聞けば、30分後には渋谷のパルコ Part1の地下を徘徊している。

 昨今、国内では木材や皮革等の比較的ナチュラルな素材を活用したステーショナリーが減少し、加工しやすく低価格で簡単に量産可能なプラスチック素材の製品が溢れかえっている。日本中に拡大した数々の100円ショップに行けば、「ワンコイン帝国」の「文具ワールド」に対する侵略がひと目でわかるだろう。もっとも、筆者は100円ショップのステーショナリーの存在意義を否定するものではない。身の回りのステーショナリーを見渡してみると、あるモノはハイグレードなモノを、またある時は100円ショップのバリエーションを組み合わせて活用している。多種多様な価格帯の商品を組み合わせて、自分のTPOに応じたステーショナリーのコンフィギュレーションを考えるのは楽しいものだ。

 IT機器が浸透した日本のビジネスワールドでも、実は未だに書類の山はなくなってはいない。多くの企業で、社内外のプレゼンテーションにはPCが活用されているものの、液晶プロジェクターで投影されるのと同じ資料が紙で配布されているのが実情だ。また、重要な議事録はプリントアウトして紙の形で保存することも広く行なわれている。BtoCのWeb販売小売ビジネスは別にして、多くの商取引においては現在も多くの契約書の作成および相互保持が当たり前だ。

 Webが普及したことで一時はパンフレットや商品説明書のような書類の使命は終焉したかのような風潮もあったが、それは大きな間違いだった。実際にはWebメディアと紙メディアの相乗効果で日夜多くの市場開拓が行なわれている。離婚も結婚もまだWeb上では処理が進まないのが現実だ。そうした多くの書類を日夜スマートに持ち運ぶ「革製ドキュメントケース」がユニークな革製グッズの「COBU」から発売された。


 筆者が手に入れたのは、A4書類が楽に入るマチ25mmの書類ケースだ。全体に丁寧な仕上げが光り、フラップ部に取り付けられた綴じ紐も繊細だが丈夫だ。必要以上の染色や、破水加工をすることなく、革本来のしなやかな良さをとどめている。ビニール製のホルダーに納めたひと回り大きな書類の出し入れも極めてスムースだ。

 このようなドキュメントケースから説明資料を取り出されると、プレゼンテーションが始まる前からその完成度や検討の深さ、そして気合いが感じられる。ビジネス・プレゼンテーションは決して形から入るモノではないが、ビジネスの最前線においてしのぎを削るビジネスマンやエンジニアにとって、気に入ったアイテムを使って気持ちよく臨むことは、プレゼンテーションにおいて極めて重要な要素のひとつなのだ。

 COBUの革製A4書類ケースのカラーは、ワインレッドとブラック。53年間もの間、カメラケースを作り続けてきた小泉製作所の技と経験が活かされている。COBUのマスコット・トレードマークは「ミシンを踏む兎」。「少しずつ、ちょっとずつ」をキーワードに作られたドキュメントケースは、誠実さとクラフトマンシップの集大成だ。プレミアクラスに匹敵する仕上げとリーズナブルな価格、もはや買うための理由を探す必要のない本日の逸品だ。


25mmもある余裕のマチで多くの書類の持ち運びが可能。プレゼン配布用コピー資料なら、10数人分は軽い 筆者のThinkPad X40デカ電池付きもすんなりと収まった!

製品名 価格 製造・販売
COBU A4書類ケース(マチつき) 8,000円 小泉製作所



::: COBU第2回展覧会開催 :::

 「ON THE DESKTOP」をテーマに12月2日(木)~4日(金)の3日間にわたって、銀座ノリギャラリーでCOBUの展覧会が開催されます。COBU製品に興味を持たれた方は、展覧会で実際に手に取って確認してみては。詳しくは同社の以下ご案内をご参照ください。(編集部)

□COBU展覧会のお知らせ
http://www.koizumi-mfg.co.jp/shop/information.html


■ COBU製品情報(直販あり)
  http://www.koizumi-mfg.co.jp/shop/product.html



(ゼロ・ハリ)
2004/12/01 10:52

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