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今も伝わる象形文字「トンパ文字」グッズ
トンパ文字が描かれたキーホルダー。それぞれ約40円
「トンパ文字」なるものをご存知だろうか? 一昔前には、某飲料メーカーが販売していたお茶のペットボトルに描かれていた象形文字といえばわかる人がいるかもしれない。
トンパ文字は中国内陸の雲南省の麗江(リージャン)という街を中心に住む、ナシ族という少数民族が今も使っている、生ける象形文字だ。麗江という街はユネスコが世界遺産に登録し、昔のありのままの雰囲気を今に残した中国らしくない不思議な雰囲気の街なのだ。その様子は、
筆者のWebサイト
でも紹介している。
筆者自身なんの縁か、ここ数年この雲南省を拠点にIT記事を執筆したり、旅行関係の記事を執筆したりしている。その関係でこの数年麗江の街を見ていたが、この街は大きく観光地として様変わりしてしまい、少々残念に思う。昔の生活臭がただよう雰囲気がどんどん奥へ奥へと追いやられていくようなそんな感じがしているのだ。だが観光地化されたゆえにそんな奥地でも今や日本人がツアーなどでも簡単に身構えずに来られるようになった。そんな麗江で買っていただきたいのが、現地のお土産屋に並ぶトンパ文字グッズだ。
色鮮やかなトンパ文字が描かれた土産、それはたとえばキーホルダーだったり、額縁付の絵だったり、灯篭だったりとさまざまな種類のものが売られている。意味は各商品の裏に漢字で書いてあるので、デザインだけでなく、意味をチェックしてから商品を選べる。値段は日本円で50円から1,000円くらいまでと気軽に買えて嬉しい。
また、麗江市内の黒龍譚公園では、ナシ族の人がトンバ文字で客の名前とメッセージを書いてくれるサービスもある。普段彼らは中国の観光客向けに書いているが、日本人も中国人と同じ漢字を使っているので漢字をそのままトンパ文字に置き変えて書いてくれる。
ナシ族の人々の全てがトンパ文字を読み書きできるわけではない。できる人は年配の方が多く、その人数は時代とともに減りつつあるという事実もある。本物のトンパ文字グッズを手に入れたいなら今のうちかもしれない。
ナシ族直筆のトンパ文字
これは壁飾り。約70円
こちらは灯籠。約500円
麗江の街並
品名
購入価格
購入場所
トンパ文字関連グッズ
50~1,000円程度
麗江
(山谷 剛史)
2004/10/07 11:11
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ケータイWatch編集部
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