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書けるペンと書けないペン 「ぺんとぴあ」

 わたしはカバンにペンケースを入れていない。凝り性のわたしのペンケースは、さまざまな文具が詰め込まれており非常に重たく、持ち歩くのが面倒になっている。だからお気に入りのペンは2セット購入し、職場のデスクと自宅のデスクに置いてある。外出先でのメモはWorkPadで取る。字が汚いわたしは「あとで読む気になるまともな字」を書くくらいならWorkPadの方が速いのだ。そうしてペンを持ち歩く必要は減り、わたしのカバンからペンケースは駆逐された。いまカバンにはケータイ2本とWorkPad、それとメンソレータムと予備電池とティッシュしか入っておらず、非常に軽い。

 が、困ることもある。記者発表会などではWorkPadのメモ帳に走り書きするよりも、貰った資料にペンで書き込みしたほうが良い。そんなときのためにわたしもカバンの底にボールペンを一本だけ潜ませているのだが、取材のときはデジカメやらなんやらとカバンに詰め込むので、ペンが非常に取り出しにくくなる。そこでボールペンにもなるスタイラス「ぺんとぴあ」。

 これは以前紹介したぺんとぴあと同じシリーズであるが、今回の製品は標準のスタイラスと同じ大きさで、WorkPad・Palmに内蔵でき、取り出し・持ち運びに非常に便利である、であるが、このペンにはなぜか、クリップがついている。よくシャツのポケットなどに挟むときに使えるやつだ。WorkPad・Palmに内蔵できるのであるから、別にそんなものはいらないのであるが、どうやらドライバーとしても使えるよう、付いているようだ。が、注意。このクリップ、非常に鋭利なため、取り出すときにこの部分に爪を引っ掛けると指と爪あいだにグイッと鉄片を差し込むことになる。マジ、痛かった。

品名 製造元 購入価格 購入場所
ぺんとぴあ PILOT 1280円 アイ・ツー



URL
  PILOTのホームページ
  http://www.pilot.co.jp/


(白根 雅彦)
2000/06/12 00:00

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