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本日の一品タイトルGIF
筋肉痛・肩こり必至の単純明快リズムアクション「太鼓の達人」

パッケージ

 やっと買えた! 10月24日の発売以来、あっという間に市場から姿を消したプレステ2用ソフト「太鼓の達人」。実は発売日、筆者はいつものように所用に出かけようとすると、そのときはまだ売っていたのだ。こんな人気になるとはつゆ知らず、「ま、よく考えてからでもいいや」と、衝動買いを避けた。しかしそれが、大きなミスだったと気づくのは翌日のこと。

 デモプレイの感動が忘れられず、さぁ買うぞと意気込んで前日遊んだゲームショップに向かうも在庫切れ。もうここからがまさに地獄だった。都内に用事で出向くたびに量販店、ゲームショップ、レンタルショップ、はては街の小さなおもちゃ屋まで、およそ行動範囲内の売っている可能性のあるショップはすべて行ったといってもいい。中古店も回ったがほとんどがパッケージに「高額買い取り」とラベルが貼られているのみ。しかも買い取り価格は定価とほとんど差がない値段だ。

 ようやく手に入れたのは11月15日。ショップの店員に再入荷日とされていた日だ。即購入。そして、さっそくプレイ。こりゃー楽しい! 24歳のいい年した男が、小学生の子供よろしく、知らぬうちにテレビの方へじりじりとにじり寄ってしまうほど。

 収録曲をすべてプレイし終わった後、まず感じたことはこのゲームが非常に人なつっこいことだ。以前、ドラムマニアもプレイしたが、こちらはたたく面が多く、かなり慣れるまで時間がかかった。しかしこの「太鼓の達人」は叩くフェイズは面の「ドン」と縁の「カッ」の2種類だけ。すぐにゲームに入っていける良さがある。普段ゲームに縁のない人でも十分楽しめるわけだ。


タタコン ゲーム画面
 ひたすら叩く!  操作は簡単なので、すぐにゲームに入っていける

 プレイできる楽曲は24曲。選曲は、モー娘。やCHEMISTRYといったJ-POPから、ルパンやサザエさん、ドラえもんのアニメ、クラシック、炭坑節までと幅広い。プレイ頻度から考えると、どうしても馴染みの曲が多くなるため、太鼓の達人オリジナルの楽曲はあまりプレイしていない。太鼓の達人を購入した友人もやはり同じように語っていたので、このあたりのバランスはもう少し改善してもよかったかもしれない。

 パッケージ同梱の太鼓型コントローラ、「タタコン」の出来もなかなかのもの。さすがにアーケード版の重量感には劣るものの、安っぽさがさほどなく、結構大きな音がする。打撃面は、反応がいい部分とあまりよくない部分とがあるため、慣れないうちは「叩いたのに~」なんてこともままあるが、しばらくプレイすれば体でスイートスポットを覚えるため、大きな問題はない。

 この「太鼓の達人」のヒットは、これだけの質、大きさをもった専用コントローラを同梱しながらも6800円という価格をつけた時点で約束されていたのでは、と思わせるものがある。タタコンなしでプレイするのは無意味、とあえて断言したくなるほど、太鼓を叩く快感を存分に味わえるのだ。おかげで今、筆者は筋肉痛状態だ(笑)。

 しかーし! よくできているのはタタコンだけではない。太鼓を叩くバチ、タタコンの叩きすぎてコリコリになった肩をほぐすのにも使えるのだ。ロード中とかちょっとした合間にバチでぐりぐりマッサージしてやるとあら不思議、「もう1曲やったるぜー」という気になる。開発者の方が意識したかどうかはわからないが、このバチの長さ、太さは計算されたとしか思えないほどリラクゼーション効果があり、長時間プレイに対応、といううれしいような困ったような状況を生み出しているのだ。

 現在も仕事の合間をぬってせっせとプレイしているわけだが、筆者はもっともっといろいろな曲でプレイしたい。今後、アペンドディスクという形で曲数が増えたり、さらにはPlaystation BBが普及すれば、ネット配信、なんてことも可能だろう。まだまだ、楽しめそうだ。

品名 購入価格 店名
「太鼓の達人 タタコンでドドンがドン」 5980円 ヨドバシカメラ町田店


・ 製品情報
  http://www.namco.co.jp/home/cs/ps2/taikonotatsujin/


(伊藤 大地)
2002/11/21 11:35

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