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さようならIXY DIGITAL、こんにちはIXY DIGITAL 300
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。


出たぜ新型!! 速攻予約ッ!!

旧型ことIXY DIGITALに比べたら外観的なイメージがけっこー変わった新型のIXY DIGITAL 300。サイズは旧型よりもひとまわり……いや0.3まわり程度大きくなった。2メガピクセルデジカメとしては小さい部類だと言えよう。でも価格的には高い部類だと言えよう。値崩れしている旧型のIXY DIGITALは小さいし安い部類だと言えよう

 さる3月15日にこのよーなコトが発表された。むむむッ新型!! これは絶対に買うしか!! IXY DIGITAL 300!! やっと出たぜ後継機種!! ということで、まだショップの人がIXY DIGITAL 300の存在を知らないのにゴーインに予約した。

 前の機種にあたるIXY DIGITALは、俺にとってはかなり思い出深いデジカメになる。あの驚くべきコンパクトさに惹かれて購入したわけだが、そのサイズが、俺の生活に小さな……いや中くらいの変化をもたらした。というのは、前に比べてすっげぇ多量に写真を撮り始めたということ。IXY DIGITALを使い始めたのが去年の梅雨頃で、それから去年の秋口まで、半年経たないうちに千枚以上の写真を撮った。それもわりと積極的に。写真は好きだけど、撮ってもせいぜい月に100枚程度って感じだったので、ヤケに撮りまくりな人になった。これはもちろん、IXY DIGITALのコンパクトさ??すこぶる良い携帯性のおかげだと言えよう。

 IXY DIGITALが変えたデジカメ使用スタイルからくる写真への関わり方の変化、このけっこーデカかったインパクトを再度求め、新型ことIXY DIGITAL 300の発表直後に速攻かつ一直線に予約したのだ。が、予約を入れてホッと一息ついて、しばらくしたら、俺ってもしかしたら勇み足し過ぎたかも……とか思った。

 ロクにリリースも読まずに勢いだけで予約した俺だが、リリース等資料をよーく見てみたら、えっコレって旧型とあんまり違わないような気が……。しかも、待てよコレ、サイズがデカくなってないですかぁ!? アーンド!! ちょっとデザイン的にゴテゴテ感が加わってるかもー!! と。

 資料を読む限り、新型と旧型の違いはあーんまり大きくない感じ。新型は、光学3倍ズームを搭載(旧型は光学2倍)し、音声付き動画(Motion JPEGのAVI形式)を撮影できるようになり、後は、CCDが原色系になったりボタン類のインターフェースが少々変わったりと、大きな変化はない感じ。ていうか実際のところ、外見的・サイズ的には、旧型ことIXY DIGITALよりも進歩してないっていうか退歩したっていうかヘボまってなくなくなくなくなぁい!? という印象。

 正直、IXY DIGITAL 300を速攻で予約したのを、ちょーっぴり後悔した俺であった。だがしかし!! 一度予約注文したものはキャンセルしねえんだよアニキ!! 毒を食らわばサラダまで!! 野菜食って健康維持……あれ!? 違うッ!! 毒を食らわば皿を割……これも違う!! 毒を食らわば皿までの精神なのダッ!! 資料上においてはなーんかイマイチな印象のあるIXY DIGITAL 300、これが実際のところどーなのかを見極めてから中毒死していきたい!!

 ってIXY DIGITAL 300は毒物なのかよ食べるな危険なのかよ>俺。なんか最初からIXY DIGITAL 300=残念みたいな図式になっちまいましたな。ともあれ気を取り直して、IXY DIGITAL 300を使ってみた率直な印象を書いていきたい!! なお、IXY DIGITAL 300についての詳細はメーカーの製品紹介ページをご参照願いたい。


前の型のほーが……

 発売日に購入し、さぁどんな感じかなと箱を開くと同時にIXY DIGITAL 300をべたべたいじくり回した俺が最初に感じたのは、ちょっとした残念感。正直なところ、俺としては、旧型のサイズとデザインの方が、やはりどー考えても良かった。

 旧型には、カメラとしての緻密感があった。非常にコンパクトなそのボディの中にできる限りの機能を詰め込んだという印象があった。また、そのボディの鈍い光沢も持ち物として満足感を高める要素だった。携帯性は抜群で、しかもポケットから取り出したくなる独自の質感があり、デジカメとしても十分に実用的な性能を備える。デジカメとしてサイコーってわけじゃなかったが、所有し使用することに何度も喜びを感じられたのだ。俺にとってはもうラヴラヴ大好きって感じのガジェットなのであった。

 一方、新型にも、そういう良さはある。十分にコンパクトだし、他のデジカメと比べれば緻密感も独自の質感もある。しかし、旧型IXY DIGITALと比べると、IXY DIGITALだからこその良さが、けっこう多く、弱められていると感じる。

 まず、ボディがかなりピカピカしていやがって、旧型のシックで抑えめの光沢から感じられた静かさがない。わりと節操なく光ってる感じで、なーんかハデな印象がある。軽薄とか言ったら叱られそうだが、ともあれ、質感的な渋みが失われた気がする。

 デザイン的にもゴテゴテしちゃった気がする。レンズ周辺を囲むガラスっぽいプラスチックは何を意図したものかわからないが、前の型のIXYちょー気に入ってるゼな俺としては、こーゆー妙な味付けというか、デザインに対する強い意味づけは残念。価格が高価になったわりには、外見的なオモチャっぽさが増したという、マイナス方向の要素ばかりを見つけてしまった俺だ。

 本体のサイズは、新型のほうがデカいが、まあ、数値上ではそーんなに変わらない。新型の旧型のサイズや重さの差はわずかと言えるが、この2機種のサイズ差は、数値以上のものに感じられる。なんつーか、旧型と新型のサイズは、ちょうど、小さく感じられるサイズと大きく感じられるサイズの分かれ目のよーな気がする。旧型のサイズは「小せぇーっ!!」と驚ける最大のサイズで、新型は「小さいってほどでもないよね」と醒め始める最小のサイズって気がする。

 こんなのが、新型を手にした時の第一印象だ。つまり速攻予約直後の微妙な後悔が増幅された感じ!! 毒を食らわば皿までとか言ったけど皿食らう前に死んだ感じ!! イヤンな予感!! ところが、使ってみたら、その第一印象から得た残念感が徐々に解消されていった。


左から、FinePix6800Z(富士フイルム)、IXY DIGITAL 300、IXY DIGITAL。IXY DIGITAL 300は大きくなったとは言え、やっぱりヒジョーにコンパクトなデジカメなのだ


さようならIXY DIGITAL

新型と旧型を真上から観た図。旧型の方がボタン類が少なくスッキリしているが、新型の方が操作性は良くなっている

 実際の使用感では、まず、細かい操作性が向上したと感じた。本体上面にモード切替ダイヤルが付いたので、オート撮影とマニュアル撮影を非常にクイックに切り替えられる。なお、新型(IXY DIGITAL 300)も旧型(IXY DIGITAL)も、撮影モードにオートとマニュアルがあり、マニュアルモードではホワイトバランスや露出補正の設定を自由に行えるあたりは新型とだいたい同じだ。

 で、マニュアル撮影モードで使った時、新型には旧型になかったスムーズ感がある。旧型の場合は、ホワイトバランスの変更や露出補正時に、MENUボタンを数度押す必要があった。設定変更時はMENUボタンという感じで、ちょっとした変更をするときは必ずMENUボタンという感じ。マニュアル撮影時に最も頻繁に行う露出補正やホワイトバランス調整も、他のあまり行わない設定類と同列で扱われていたので、ボタン類自体はわかりやすいものの、実際に個々の機能を使う場合に一瞬戸惑うことが少なくなかった。

 新型では、ホワイトバランス調整と露出補正の機能をより簡単に呼び出せるようになった。新たにホワイトバランス調整および露出補正だけのためのボタン([+/-・WB]ボタン)が加わったからだ。ほんの少し凝ったりこだわったりした撮影をする時には絶対必要になるホワイトバランス調整や露出補正なので、こういう感覚で、ワンボタンで即、迷わず機能を呼び出せる設計はヒジョーに使いやすい。

 細かい点だと、新型には、撮影後に撮影画像を2秒表示するポストビュー(!?)機能が加わった。旧型にもあったが、撮影後にもシャッターボタンを押し続けないと働かなかったので、新型の方がラクだしスムーズだ。

 あと、電源オンオフにかかる時間は、両機を並べて比較してみたが、ほとんど同じ。ストレスなく素早く立ち上がり、撮影後はすぐに電源を切れる。モード切り替えのスピードもだいたい同じ。ズームアップダウンのスピードもほとんど同じ。それから、両機を持ち出して撮影してみたところ、なるほど、新型の方がバッテリーがよく持つようになっている。加えて、新型の前面に加わった縦線の出っ張りと、新型のやや大きくなったサイズのためか、新型の方がホールド感が高い。

 なるほど、新型の方が実用性が高くなってますな、と。旧型のちょっとした違和感や使いにくさをそれぞれ克服している感じである。だが、大雑把な見方をすれば、どれもそーんなに大きな魅力ではない。特に俺の場合、旧型の超コンパクトなイメージと触り心地にかなり惚れているので、上記の(新型になってブラッシュアップされた)良さを、そーんなにはありがたいと思っていないっていうか多少使いにくくても我慢するから旧型のカッコ良さを!! とか思ってしまうのであった。

 が!! 結局のところ、最終的には、「あーなるほど、これだともう旧型には戻れないかもな」と思わせる要素があった。「IXY DIGITALよさようなら、ウェルカムIXY DIGITAL 300さん!!」と思わせる、決定的な違いを見た。


どー考えても高画質

 IXY DIGITAL 300で百数十枚撮ってみて感じられるのは、まあ別にこのサイズ(旧型よりチョイ大きい)でも、この質感(旧型よりも何となく軽薄)でも、慣れればさほど気にならないなぁってことと、あらまぁこーんなに違うんですかという画質。撮れる写真の画質がかなり違う。多くの場面において、新型の方が、「キレイ!!」と思える写真が撮れがちなのである。

 以降、“画質”という、非常に多彩な尺度で計れると同時に観者によって印象が違うという事柄を扱うので、あくまでも筆者の拙者すなわち俺が感じた“一個人が受けた印象”としてお読みいただきたい。俺がアノコをイカスと思っても、アナタがアノオンナはイケスカナイと思う可能性があるかもネってことでひとつ。

 旧型ことIXY DIGITALの画質は、けっこー好きだった。どちらかと言えば抑えめの色合いで、暗めと言うと語弊があるが、ミョーに明るすぎてハデ過ぎることのない落ち着いた写真が撮れるというあたり、気に入っていた。だが、少々残念だったのは、彩度が高くて色彩豊かな被写体を撮ったときの鮮やかさが足りないという点。目に鮮やか、ヌケがいい、という感じの写真が撮れにくかった。

 新型ことIXY DIGITAL 300は、この点、ちょっと驚くほど変わっている。そしてこの変わり方、多くの場面で“画質の改良”と感じられる変貌になった。例えば、花とか葉っぱとか青空などがより爽やかで新鮮な感じに写る。いわばビビッドな色が出る。

 それから、そういう鮮やかさは持たないけど、微妙な色合いを持つ被写体の色的な描写もナイスになった気がする。夕景とか食べ物とか、わりと彩度が低い被写体もキレイな感じ。特に人の肌なんかはイイ色が出るようになったと思う。旧型ではわりと見た目そのまんまの肌色が写ったが、新型ではちょーっとだけ血色を良く写してくれるという印象がある。

 こういうコトを言うと「ムカっ!!」とクる関係者がいらっしゃるかもしれないが、思い切って言えば、富士フイルム製デジカメの色合いの良さのうちのオイシイところがIXY DIGITAL 300に移植されたのかも~というイメージ。鮮やかな被写体は鮮やかさが撮れ、人物スナップなんかは多くの人が気に入る色に寄り、それでいて旧型にあった“派手すぎでない押さえた色味”も出してくる、という印象だ。

 要するにどーなのかと言えば、だいたい何を撮っても、旧型のIXY DIGITALよりも新型のIXY DIGITAL 300の方が、わーキレイだなぁイイなぁというイメージに撮れる。これは微妙な差ではなく、撮り比べれば明らかにわかる差だ。そして俺の場合、新型の色味の方が好きだったりして、この色味を知ってしまうと、もうこれは新型で撮るしかないでしょ、と。今後二度と訪れないかもしれない目の前の光景をできるだけキレイに撮るとしたら、やはり、俺がよりキレイだと感じられるイメージを生成しやがる新型で撮るでしょ!! と。


 なるほど、こういうデジタル系ガジェット、特に映像系って、新しいモノの方が完成度というかチューンというか、より洗練されてるモンなのであった。

 それと、もうひとつ嬉しいと感じたのは、ストロボを使った時の写りの良さ。旧型でストロボを使うと、けっこうフツーっていうかありがちな光の当たり方になる。会話する程度の距離で人物を撮ったりすると、顔が明るくなり過ぎて背景が暗くなりがち、みたいな。モロに「ストロボで撮りました」という画像になりがちだった。でも新型は、AEの性能が関係するのか、ストロボ光の“まわり方”が自然だと感じられる。カメラから近い位置の被写体が真っ白に飛んでバックは真っ暗に、ということになりにくい。ストロボを焚いたんだネきっとコレって、と意識させない自然な光の状態で撮れるケースが非常に多い。

 この他、新型の方が全体的にノイズが少ないという傾向が見える。カタログなんかにもそう書いてあったが、確かにスローシャッターで撮影した時の画像の鮮明さが増している。加えて、速めのシャッター速度で撮ったときも、色合いからそう思えるのか、新型の方がノイズっぽさを見つけにくいっていうか滑らかで透明感のある写真になるよーな印象となった。

 てなわけで、最初は気に入れなかった外見や手触りのIXY DIGITAL 300だったが、やっぱどー考えてもこっちのほーがキレイに撮れるってことで使い続けた結果、現在ではIXY DIGITAL 300を気に入った拙者。毒を食らわば皿まで、とかいった状況っぽかったものの、皿まで食らったら実はその皿が解毒剤(強壮剤入り)だったヨという気分であった。


新型は厚みも高さも増している。斜めから見るとけっこーサイズが違うように見えたりする。慣れられる範囲のサイズ差ではあるが、やはり大きくなっちゃったことが少々残念ではある


新型はボタン数が増えている。ディスプレイ周辺だと、旧型は5個のボタンがあるが、新型は6個。旧型では下側にあったDISPボタンが上に行き、その代わりにホワイトバランスや露出補正を即座に行なえるボタンが加わった


小間物のデキもイイ

新旧ケース比較。左の黒いケースが旧型、右のグレーのケースが新型

 蛇足だが、ハードウェアをすげぇ大切に扱うようにしている俺の場合、専用ケースの購入は欠かせない。なので、IXY DIGITAL 300の専用ケースことSC-PS500も購入。旧型にも専用ケース(SC-PS300)があったが、このケースの新旧を比べても、新型の方が使いやすくなっている。

 旧型のケースは、IXY DIGITALが収まる他、メモリカードやバッテリーを収められるファスナー式のポケットが付いていた。新型のケースも機能としては似たようなモンなのだが、ファスナー式ポケットがマジックテープで脱着できるようになった。小さな違いなのだが、この脱着式という点、ヒジョーに使いやすい。ちょい出かける時はファスナー式ポケットを外し、スマートなケースとして持ち歩く。数日出かけるなんて時にはファスナー式ポケットに予備バッテリーや予備メモリカードを入れて持ち出す。

 旧型ケースだとそういう使い分けができず、ケースを使うとIXYのコンパクトさが失われるという違和感があったのだが、新型ケースにはそういう違和感もない。ちなみに、IXY DIGITALとIXY DIGITAL 300は少々サイズが違うので、IXY DIGITAL 300を旧型ケースに入れることは(できるけどかな~り)無理だ。その逆は可能。IXY DIGITALを新型ケースに入れると、多少ガバガバするけどけっこー便利なコトが多いので、そういう使い方はアリだと言えよう。


新型のケースは二重構造になっていて、ファスナー式ポケット(小物ケース)が脱着可能

ファスナー式ポケットを外した状態。ファスナー式ポケットを取り付けた状態でも外した状態でも、カメラケースのフタはしっかり閉じられる工夫がされている


 あーそれから、バッテリーチャージャーの違いはけっこー大きいかもしれない。IXY DIGITALのバッテリーチャージャーはIXY DIGITAL 300よりちょっと大きい感じで、IXY DIGITAL 300のバッテリーチャージャーはIXY DIGITALとほぼ同じサイズ。ってわかりにくいよ>俺。すいません>読者様。旧型と新型のIXYではどちらも同じバッテリーを使うのだが、チャージャーの方が新型に付属するものの方がずっとスマートでコンパクトなのだ。使用感はだいたい似たような感じだが、携帯感がけっこー違う。このあたりも新型における洗練が感じられる。

 それと見逃せないのが、IXY DIGITAL 300用の水中ケースのWP-DC100。IXY DIGITAL用としてオールウェザーケース(AW-PS200)があったが、アレは水中用と言うよりもむしろ防水用。水辺で安心して写真が撮れるヨというケースだった。だが新型用のWP-DC100は、水深30メートルまで沈んでもダイジョーブな、ケースというよりはハウジング。かなり本格的な防水ケースなのであり、水辺・水中関係者にとっては気になる存在(本格的なわりには19800円=安いってことで)だと言えよう。


新型ことIXY DIGITAL 300に付属しているバッテリーチャージャー。コンパクトかつスッキリしたデザインになっている

新型バッテリーチャージャーの裏側。コンセントのプラグ部は可倒式になっていて、使用時は本体に対して90度起こす。収納時や携帯時はプラグを格納可能


・ IXY DIGITAL 300ニュースリリース
  http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2001-03/pr_ixyd300.html
・ IXY DIGITAL 300製品情報
  http://www.canon-sales.co.jp/ixy-d/ixy-d300/product.html
・ スタパ齋藤常時出演中!!「スタパトロニクスTV」(impress TV)
  http://impress.tv/it/article/stv.htm

2001/05/07 00:00

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