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スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。


USB接続・無線式・モバイル向けのマウス

 俺の場合、ノートPCでモバイルする場合にも、可能な限りマウスを使いたい派である。ノートPCのポインティングデバイスとして、タッチパッド系やトラックポイント系のものにもある程度慣れてはいるのだが、やはりこれらポインティングデバイスよりもずーっと長く慣れ親しんでいるマウスは、拙者の作業に最も高い効率をもたらしてくれる。

 で、これまでモバイル用にいくつもマウスを使ってきたが、最近は使い勝手の良さでBluetoothマウスがイケてるなぁと感じる。例えばソニーのVAIO typeTを持ち歩くときは、ココで紹介しているVGP-BMS30を愛用中。マウス側の電源オン(およびクリック動作)で即、使い始められるのが便利だ。


ソニーのVAIOノートtypeTとBluetoothマウスのVGP-BMS30。VGP-BMS30はさほどコンパクトではないが、机面からの高さが低く、細身のマウスなので携帯に向く。typeTとはBluetooth接続となり、購入後一度(typeT等と)ペアリングを行なえば、以降は接続操作等を意識することなく使用できる


 しかし、実は持ち歩き頻度がtypeTよりも高いかもしれないInspiron 9300には、Bluetoothアダプタを内蔵しなかった。今となってはヒジョーに残念なコトしちゃったなァと感じる。さておき、このInspiron 9300でモバイルする(と言っても出先で腰を据えて使う)場合、使用時の手間はBluetooth接続マウスもUSBマウス(無線・有線)もわりと等価な感じ。

 Bluetooth接続でもUSB無線レシーバ経由の接続でも、パソコンのUSBポートにアダプタを挿す手間が要る。また、USB有線接続でも、同じようにUSBポートにコネクタを接続するのだ。結局、一手間あってからマウスが使えるようになるInspiron 9300っていうかBluetoothアダプタ非内蔵PCなのである。

 手間のかからなさから言えば、Bluetoothアダプタ内蔵PCとBluetoothマウスが一番イイ感じだ。が、マウスとしての使いやすさや機能の豊富さから言えば、現在のところまだまだUSBマウスがナイスだと思う。土台、Bluetoothマウスは機種が少ない。

 前述のソニーVGP-BMS30は、VAIO typeTにBluetoothアダプタが実装されており、かつ、たまたまVGP-BMS30を使ってみたら使用感も性能も良かったというコトで、まあ偶然イイもの見つけたって感じで使っている俺。typeTにBluetoothアダプタが実装されていなかったら、Bluetoothマウスじゃなくて無線式のUSBマウスを使っていたと思う。

 さておき、今回は、拙者がこれまで使ったモバイル向けマウスをいくつか紹介してみたいと思う。マウスのタイプとしては全てUSB接続の無線式である。


ちょいと前までこんなの使ってきました

 去年~一昨年あたりまでは、モバイル時にUSB接続の無線マウスと有線マウスを取っ替え引っ替え使っていた感じ。てのは、やっぱり性能的にも機種数的にも有線マウスの方が都合が良かったからだ。が、徐々に無線式のマウスの機種数が増え、性能も上がったりしたので、最近では専らUSB接続の無線式マウスを使っている。

 ちなみに、USB接続・無線式・モバイル向け小型マウスとして初めてけっこーちゃんと使ったのは、ロジクールのLogicool Cordless Optical Mouse for Notebooksという製品。


ロジクールのCordless Optical Mouse for Notebooks。やや古めの製品となるが、ロジクールのマウスは細部の仕上げなんかが美しいですな。モバイル使用も十分考えられるが、さほどコンパクトではない感じ



USBレシーバを使った無線式マウスで、単3型電池2本で動く。作りは至ってシンプルで、最近流行の“レシーバ収納ギミック”なんかはナシ。専用のケースにマウス本体とUSBレシーバを収納して持ち歩ける


 調べてみたら2003年12月5日発売のようだが、2004年あたり当時の無線式マウスとしては単機能ではあるが性能が良かった。他のマウスと比べるとカーソルの追従性がずいぶん高かったし、電池の持ちも良かったように記憶する。ただ、モバイル向けとしてはやや大柄で、以降に紹介するモバイル向けマウス中では最大(G7を除く)。また単3形一次電池を2本使うってことで、今ではそんなに軽いマウスでもなくなった。




本記事で取り上げているマウス(モバイル用途に使ったもの)。左から、ロジクールのLogicool Cordless Optical Mouse for Notebooks、エレコムのM-D5URシリーズ、ソニーのSMU-WM10、ロジクールのG7 Laser Cordless Mouse、マイクロソフトのMicrosoft Wireless Notebook Laser Mouse 6000、ロジクールのLogicool V400 Laser Cordless Mouse for Notebooks


 その後、たまたまショップで何となく買ったマウスにプチ感動した俺。買ったのはエレコムのM-D5URシリーズだ。このマウス、非常に小さい無線式マウスってコトで手を出したのだが、ギミック的に非常に便利であった。


エレコムのM-D5URシリーズ。タマゴ型の非常に小さなコードレスマウスだ


 前述のLogicool Cordless Optical Mouse for Notebooksは専用ケース付きでその中にマウス本体と無線接続用のUSBレシーバを収納して持ち歩けて、電源はマウス裏面のスイッチでオンオフするタイプ。USB接続・無線式マウスとしてはベーシックな製品ですな。

 一方、このM-D5URシリーズの場合、マウス本体にUSBレシーバを格納できるので、本体のコンパクトさが携帯時にも生きる。またレシーバの挿抜が電源オンオフとなる。つまり携帯時にレシーバを本体に収めれば電源オフ。使用時にレシーバを本体から取り出せば電源がオンになる。


USBレシーバはマウス本体内に収納できる。写真ではちょっと出っ張っているが、もちろん出っ張らずに完全に格納される。レシーバを取り出すとマウスの電源が入り、レシーバを格納するとマウスの電源が切れるギミックも便利


M-D5URシリーズの裏面。製品型番等を示すシールが貼られているが、ソコにID変更方法が書かれていたりして、何だか親切な感じ 電源は単4形電池2本 専用ケースも付属している

 超小さいわ電源の切り忘れもないわ、しかも実はレシーバ取り出しや電池交換のギミックも使いやすくて、一時は非常に好んで使っていた。のだが、このマウス、カーソル追従性がイマイチであった。わりあい机面材質を選ぶし、カーソル追従性自体もボチボチでんな、といった感触。モノとしてはモバイル向けとして非常に便利だが、マウスとして若干力不足かナ、と。

 でも本体にUSBレシーバを格納できるというのは何かと便利。てなわけで次に手を出したのが、ソニーのSMU-WM10というマウス。


ソニーのSMU-WM10。スマートなデザインでありかつ容積的にもスマート。凹凸が少なく非常に薄いので携帯性は抜群


 超薄・カードサイズでありながら、本体内にUSBレシーバを格納できる。速攻で飛びついた俺だが、結果から言えばカーソル追従性はまずまずだが、慣れないと少々使いにくい。またUSBレシーバ内蔵可能タイプのマウスとしてはイマイチ感が漂う。

 まず本体か真っ平らであること。使い慣れれば特に違和感はなくなるものの、最初は“ボタン部分が凹んでいるような錯覚”を覚える。ヒジョーにヘンな感じなのだコレが。また、レシーバを格納できるのは便利だが、レシーバの格納と電源のオンオフが無関係であること。電源のオンオフはマウス裏面の電源スイッチにて行なう。ま、それでもイイし、やや長時間マウスを使わない時は意図的に電源オフできる利便もある(前述のM-D5URシリーズはレシーバの挿抜以外にも左右ボタン+ホイールボタンを同時に長押しすることで電源オフが可能)。けど、実際使ってみると、やはり電源オンオフ時に一手間増えてプチ面倒だったりする。


SMU-WM10は超薄なんですけど、USBレシーバを本体内に格納できる(もちろん出っ張らずに収納されますヨ)。ただ、レシーバの挿抜と電源のオンオフは無関係で、電源オンオフには本体裏の電源スイッチを使う。ん~、どうなんだろう、とか思った点であった


 でもこのSMU-WM10、携帯性は抜群に良い。今回紹介しているマウスの中で最小サイズなのはELECOMのM-D5URシリーズだと思うが、実際の携帯感の良さ・嵩張らない感じは、ソニーのSMU-WM10がダントツだ。電源オンオフの一手間を除けば、ヒッジョーにモバイル向けのマウスであると言えよう。


モバイルでカーソル追従性を求める

 以上のマウスはどれも電池駆動で、エレコムのM-D5URシリーズやソニーのSMU-WM10は特にサイズがコンパクトゆえモバイルに向いた。が、拙者としてはど~も気に入れない点が残った。それはカーソル追従性である。

 デスクトップ機でロジクールのMX1000激愛用中の拙者としては、どのモバイル向けマウスもカーソルの追従性がイマイチだと感じられる。ま、比べちゃイケナイんですけどねぇ。でもモバイル時にもスムーズで痛快で気持ちよいカーソル追従性が欲しくなったりするんですよ。


ロジクールのMX1000。非常に便利な多ボタンマウスにしてカーソル追従性も抜群。使い込みまくりで現在三台目───性能は高いもののガンガン使っているうちにボタンがヘタったりチャタったりするようになっちゃう。半年くらいは問題ナイのだが、毎日使っているとスイッチ部に問題が出てくるよーに思える。もうちょい耐久性UPした新型が望まれるところ こちらはゲーマー向けに登場したロジクールのG7 Laser Cordless Mouse。MX1000よりもカーソル追従性が高い。カーソル操作の緻密さ正確さにかけてはトップクラスの製品だと感じる 左から、エレコムのM-D5URシリーズ、ロジクールのMX1000、同G7。MX1000やG7はそのサイズから、全然モバイル向けではないのだが……

 てなわけで、無謀だと思いつつも、ロジクールのG7 Laser Cordless Mouseをモバイル時に使ってみたりした。G7はMX1000よりもカーソル追従性が高いと思われるマウスであり、サイズは大きめではあるがUSBレシーバと本体のみで携帯使用可能なのでトライしてみたというわけだ。

 結果、このスタイルで2カ月くらい(十数回程度)モバイルしちゃった俺。何しろたいていの机面に対して完璧と思われるカーソル追従性を発揮するG7。しかも専用バッテリーが2個同梱されているので、多くのケースで電池切れを心配せずに使える。比較的に多機能なマウスでもあるので、出先でもいつもの感覚で快適にマウスを使いまくれるというのが良かった。


G7は非常に高いカーソル追従性を持ちながらワイヤレス&専用電池交換しつつ使える逸品。電池の交換もラクで、同じ専用電池が予備としてひとつ付属する


 が、現在はヤメました。結局、G7はあんまり携帯に向かないのだ。けっこーデカいんで。また、携帯時に不意に本体からバッテリーが飛び出していることがある(G7は本体裏面のボタンを軽く押すだけでバッテリーが飛び出す)。ついでに、そーんなに長時間バッテリーが持つマウスでもないので、ウッカリしていると電池切れの憂き目にも(充電し忘れってコトですな)。なるほど、やっぱりG7はデスクトップで使うためのマウスなんですな、てなわけでモバイル目的での使用は中止した。


機種を追う毎に高感度に!? のマイクロソフトマウス

 さて、G7の次に使い始めたのは、マイクロソフトのMicrosoft Wireless Notebook Laser Mouse 6000だ。わりと最近発売されたマウスだが、コレ、ちょいと良かった。


マイクロソフトのMicrosoft Wireless Notebook Laser Mouse 6000。コンパクトだが扱いやすく、カーソル追従性も高い


 実はマイクロソフト製のマウス、拙宅環境と少々相性がよろしくなかった。具体的には、拙宅仕事場の真っ白な机ではカーソル操作ができない機種が非常に多かった。机上にマウスパッドを敷かず、そのまま机面ダイレクトで使うと、カーソルが全然動かなかったりした。実はウチのこの真っ白机は光学式マウスの鬼門。今回採り上げた(モバイルで使ってきた)マウスのうち、この机面でシッカリ使えるのは、ロジクールのG7 Laser Cordless MouseとV400 Laser Cordless Mouse for Notebooks(後述)と、このWireless Notebook Laser Mouse 6000だけ。


USB接続・無線式・光学式マウスで、拙宅真っ白机面でシッカリ使えるマウスは現在のところこの3機種のみ。ウチの机で汎用的に使える光学式マウスってなかなかナイんですよ。USB有線接続の光学式マウスならもう少々あるけど


 で、Wireless Notebook Laser Mouse 6000だが、まずこの真っ白机面でシッカリ動いた。光学式マウスとして、カーソル追従性は非常に高くスムーズでもあり、ここまで挙げた製品(G7除く)と比べると、コレがいちばんかも知れない。

 またモバイル向けマウスとして比較的に小型で、レシーバを本体裏面にはめ込むカタチで格納できる。電源のオンオフもレシーバの格納に連動しており、シンプルに使える点も好感触である。他、押下可能なホイール(もちろんチルトホイールで水平スクロール可能)を含む4つのボタンはIntelliPointソフトウェア(マイクロソフト製マウス用ドライバ)によりカスタマイズすることができる。


USBレシーバは本体裏面にはめ込むようなカタチで収納できる。が、ちょっと出っ張る状態になる。ので、レシーバ収納状態で机上に置くと、斜めになっちゃいます(が、別に差し支えナイっす)


電源は単3形電池1本だが、本体に対して斜めに挿入するかたちになるので、電池交換時ちょいと戸惑ったりする。慣れればサクッと電池交換できるが、慣れるまでは「あれれ~電池が入らないー」と若干焦ったりすることも


 おーこりゃイイじゃんイケてるじゃん!! と思ってしばらく使っていたのだが、快適だったのだが、もちろん問題は起きてないのだが、拙者的スタンスにおいてこのWireless Notebook Laser Mouse 6000を凌ぐ新型モバイル向けマウスが出てきてしまった。で、結果から言えば、その新型を目下愛用中の俺なのだ。


俺的決定版モバイルマウス、V400

 現在の拙者が愛用中のモバイル向けマウスは、ついこないだ発売されたロジクールのV400 Laser Cordless Mouse for Notebooks(以下、V400)である。コレ、今のところ拙者的決定版モバイルマウスとなっている。


ロジクールのV400 Laser Cordless Mouse for Notebooks。カッコイイから買っちゃった……んですけど、使ってみたら性能が抜群であってイーヤッハァ!!


 V400は、わりとモバイル向けのUSB接続・無線式・光学式のマウスだ。コレを買ったのは、外見的にソソられたってだけの理由なんスけど、使ってみたらモバイルにも非常によく向くマウスとなった。

 まずV400の難点から言ってしまうと、モバイル用マウスとしては超小型の部類には入らないこと。小型マウスではあるが、例えばエレコムのM-D5URシリーズやソニーのSMU-WM10と比べると一回り大きく、形状的にも携帯時に少々嵩張るかもしれない。



モバイル向けマウスとしては少々大きめかもしれない。携帯性はスゲく良い!! ってほどではないものの、本体が堅牢であることや、小さ過ぎないこと=わりとスムーズに操作できることで、ま、いいんじゃないスか的に許せるサイズだ


 が、それ以外の点はモバイル使用において文句は少なく利点が多い。例えば非常にカーソル追従性が高いこと。光学式マウスの鬼門かもしれない拙宅真っ白机面でも完璧にカーソル操作を行なえる。また、一連の小型・光学式マウスと比べると、カーソル操作の密度っていうか緻密さっていうか正確さは、このV400がワンランク上だと感じる。

 モバイル向けマウスとしても簡便に使える。例えばUSBレシーバ部はマウス本体内に格納できる点。もちろんレシーバの挿抜がマウスの電源オンオフと連動している。


V400のレシーバは本体のお尻の部分に収納できる


レシーバは表向きでも裏向きでも収納できてプチ便利


電源は単3形電池1本


 ついでに、レシーバ部は表裏の向きを意識せず挿抜できる(USBコネクタが内側になるように挿抜すれば表にしても裏にしても格納できる)。エレコムのM-D5URシリーズやソニーのSMU-WM10はひとつの向きでしかレシーバをマウスに入れられないが、V400の場合はその向きに対しても大雑把でいられる=より気楽に使えるわけだ。

 モバイル向けの無線式マウスとして、ここまででオッケー感が高いV400だが、多ボタンマウスとしてもイイ感じ。V400には、ホイールボタンを含めて5個のボタンがある。ホイールはチルト対応。専用ドライバであるSetPointを使えば、各ボタンに自由に機能を割り振ることができる。SetPoint自体の使いやすさってのも一種のメリットかもしれませんな(ま、使用感はユーザーによって変わりますが)。

 あとこのV400、“強化フレームとデュアルインジェクトラバーレールからなる耐衝撃性のエクソスケルトン構造”を採用した“衝撃に強いデザイン”だそうだ。が、実際のところ、よくわかりません。そうそうラフに扱うモンでもないですしね。ただ、本体のグレーの部分に使われていると思われるラバーレールはグリップ感があって使いやすい(滑りにくい)。また、そのグリップ感と本体形状(例えば左右底部付近の窪み)は、緻密なカーソル操作を行なう時にも向くと感じる。


写真に見えるグレーの部分がラバー質となっている。ほんの少し摩擦係数が多めのプラスチックという感触で、いわゆるゴムとは違った触り心地だ。程よいグリップ感が好印象。本体左右底部付近のヘコミも、マウス操作時のグリップ感を高めているようだ



URL
  ロジクール「V400 Laser Cordless Mouse for Notebooks」
  http://www.logicool.co.jp/index.cfm/products/details/JP/JA,CRID=2135,CONTENTID=10915

2006/04/10 16:09

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