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ケータイ新製品SHOW CASE
W51K(ミラーオレンジ)
2007年2月2日発売



ボタンはオーソドックスな配置。数字ボタンは枠がないフレームレスタイプ 右側面にスクロールボタンやシャッターボタン、ワンセグ用のアンテナがある

ヒンジ部に「フロントメディアキー」がある。メインディスプレイを内側にして折りたたむと、音楽再生操作が行なえる メインディスプレイを外側にして折りたたむと、フロントメディアキーでワンセグなどの操作が行なえる

側面のアンテナは可倒・伸縮式。ほかのワンセグ端末と形状・内蔵形式が異なる 付属のサブウーファー付き充電台

有機ELのサブディスプレイを搭載している ボタン部背面にカメラやFeliCaアンテナを搭載する

左側面に各種端子がある。イヤホン端子のカバーはスライド式 ヒンジ部側面にストラップ穴がある

メインメニューのデザインは変更可能。オーソドックスなアイコンランチャーデザインもある 機能メニューなどメニュー第2階層はリスト式の表示 待受画面に連絡先などのショートカット「ペタメモ」を設定できる

メインメニューのデザインバリエーションの1つ。グラフィカルなリスト式 PCサイトビューアーを搭載する。ポインタ表示にも対応

ワンセグの表示画面 ワンセグの操作時画面 ワンセグの各種機能画面

横画面時のワンセグ操作画面。全画面表示も可能

20字×28行表示 15字×20行表示 12字×16行表示

10字×13行表示 7.5字×10行表示 予測変換に対応する

本体を閉じての撮影画面。高解像度画像では、横に構えて横長画像を保存する 本体を閉じている際には、メニューなども横に表示され、フロントメディアキーで操作できる

本体を開いて撮影すると、画面は縦表示になる。高解像度画像は横に構えて横長画像を保存する形式 本体を開いている状態では、サブメニューも縦表示。数字ボタンを使った操作もできる

最大解像度(1600×1200)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(500KB) 最大解像度(1600×1200)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(440KB)

仕様で見るW51K

 京セラ製のWIN端末。ワンセグに対応するほか、おサイフケータイなどauの各種サービスに対応している。

 比較的コンパクトであることが特徴となっていて、厚み20mm(最薄部)はワンセグに対応する折りたたみ型のWIN端末としては最薄となる。ワンセグは最長4時間20分の連続視聴が可能。メインディスプレイは240×400ドットの2.7型TFT液晶で、メインディスプレイの背面には、単色有機ELのサブディスプレイも搭載する。

 音楽再生機能にも力が入れられている。同梱される充電台には、ウーファーが内蔵され、ワンセグ視聴や音楽再生時には、低音が出力される。このほか、音質改善技術として、WIN端末で標準的なヤマハの「DBEX」に加え、BBE Sound社の「BBE M3」も搭載されている。

 カメラにはオートフォーカス対応の201万画素CMOSを搭載し、最大で1600×1200ドットの静止画を撮影できる。おサイフケータイのFeliCaチップは、メモリ容量などの仕様が強化された最新のバージョン。赤外線通信機能は、IrSimpleにも対応する。フルブラウザを搭載する。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
103×50×20mm
重量 約131g
連続通話時間 約230分
連続待受時間 約270時間
ディスプレイ 2.7型液晶
240×400ドット
表示文字数 20字×28行、15字×20行、12字×16行、10字×13行、7.5字×10行
メモリダイヤル 1000件
データ通信速度 最大下り2.4Mbps、上り144kbps(EZwebおよびEメール時使用時)
ボディカラー ミラーオレンジ、シアノブルー、メタルシルバー

【インターネットメール】
サービス名 eメール
利用料 EZ WINに含まれる(月額315円)
メール受信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大5件、各500KBまで)
メール送信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大5件、計500KBまで)
メール保存件数 受信:最大1000件または1MB
送信:最大400件または400KB

【着信メロディ】
和音数 最大128和音(着うた、着うたフル対応)

【データフォルダ】
データフォルダ容量 65MBまたは1000件
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
着うた、画像、動画、BREWアプリなど

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 最大1600×1200
撮影可能容量 データフォルダもしくはmicroSDに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4
撮影可能画質 最大320×240
撮影可能容量 データフォルダもしくはmicroSDに保存


スタッフが見たW51K

コメント
湯野

 メタリックな塗装が目を引くW51K。このギラギラした感じは、人によってかなり評価が分かれる。その一方で、形状など、塗装以外の部分についてはオーソドックスなスタイルで、ユーザーを選ばない。

 機能面では、デジタルラジオやオープンアプリといった、この春の新しいトピックには対応していないものの、ワンセグやおサイフケータイのような大多数のユーザーにとって必要と思われる機能をサポートしており、特に不満に思うことはない。

 とりわけ、音楽へのこだわり様は尋常ではなく、ウーファー付きの充電台の威力は圧巻。もちろん、音楽だけでなく、ワンセグでもウーファーの効果は絶大だ。細かいところだが、イヤホン端子のカバーがスライド式になっており、イヤホンが抜き差ししやすい工夫も施されている。

 個人的に大変気に入ったのが、充電台にセットした際に表示できるデジタル時計。これまでも充電中、待受画面に時計を表示してくれる端末はあったが、ここまで分かりやすいものはなかった。ケータイを目覚まし時計として利用しているユーザーも多いと思うが、W51Kでは、寝る前にワンセグでテレビを見たり、音楽を聴いたりできることもあり、変な表現だが、“最強の枕元ケータイ”と言えるだろう。

白根

 auの折りたたみ型ワンセグ端末としては最薄となるなど、コンパクトさをセールスポイントとしている。昨年末のW44Kで築いた「コンパクトは京セラ」のイメージを引き継ごう、ということだろう。131gは他キャリアの薄型ケータイに比べると、決してコンパクトではないが、ワンセグ搭載なので仕方がないところか。

 機能面では、ウーファー付き充電台など、W43Kなどの流れを継承し、音楽再生機能も重視されている。ウーファー付き充電台は、ケータイのスピーカー特有のシャカシャカ感がなくなるので、ワンセグ視聴時などは実用度が高いと思う。卓上テレビの代用には十分だ。イヤホン端子カバーがスライド式になっているのも、地味ながら嬉しいポイントだと思う。

 ヒンジ部の「フロントメディアキー」も面白い。本体を閉じていると音楽再生専用だが、開いているときは、ワンセグだけでなく、メニュー操作やカメラ操作も行なえる。側面ボタンに比べると、画面と同じ面にボタンがあるため、非常に操作しやすい。いっそのこと画面の上にABボタン、下にカーソルボタンをつけて、ゲーム機風にして欲しいくらいだ(そのために本体が大きくなるのはイヤだが)。

 メニュー回りは従来の京セラ端末を踏襲している。待受画面の「ペタメモ」など、ポイントは押さえてあって使いやすい。ボタンもフレームレスデザインで押しやすい。使いにくい、と感じることはないだろう。今春モデルの新機能である、機能中断による擬似マルチタスクにも対応しており、中断機能はペタメモの下に表示される。ペタメモは上下カーソル操作が中心なので、中断機能とペタメモの切り替えもスムーズだ。使い勝手面で不満を感じることはないだろう。

 ワンセグケータイにしてはコンパクトだが、ケータイとしてはコンパクトではない。ワンセグが必要ない、使えないという人には、ただの大きなケータイになってしまう。コンパクトさにこだわるならば、「W51S」か昨シーズンの「W44K」あたりがオススメだ。しかしワンセグに興味があるならば、悪くはない。「MEDIA SKIN」は軽量でワンセグにも対応しているが、外付けアンテナが必要となる。利用スタイルによっては、W51Kの方がコンパクトに感じられるだろう。ただ、今春のauではワンセグケータイが非常に多い。W51Kは最軽量だが、W51CAとは4gしか違わない。コンパクトさは軽さだけでは判断できないし、そもそも人によって感じ方も違う。最終的には店頭でモックなどを手にして、その大きさを手で確かめると良いだろう。



URL
  製品情報(KDDI)
  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/w51k/index.html
  製品情報(京セラ)
  http://w51k.jp/

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2007/02/27 11:52

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