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ケータイ新製品SHOW CASE
SH902iS(コーラルピンク)
2006年5月30日発売



ボタン配置はオーソドックスなデザイン 左側面にプッシュトークや音楽再生操作に使うボタンがある

ボタン部背面にカメラとFeliCaアンテナを搭載する ヒンジ部近く、背面の右側にストラップ穴がある

ディスプレイ側上端に赤外線通信ポートがある。ボタン側下端にはデータ端子と充電用の接点がある ディスプレイ側背面にはELサブディスプレイがある。ディスプレイ側の背面パネルの素材はアルミで、クロスライン加工が施されている

メインメニューの第1階層 設定メニューの第2階層 マルチタスクメニューの「マルチ アシスタント」

カスタマイズできるショートカットメニュー。メインメニューから左ソフトボタンで切り替える 文字表示などが大きくなるズームメニュー。メインメニューから左ソフトボタンで切り替える メールやiアプリ、音楽再生機能で直近に使った項目を呼び出す「アクティブマーカー」

音楽再生機能の画面 フルブラウザの画面

15字×14行表示 12字×11行表示 10字×10行表示

予測変換に対応したケータイShoin4を搭載 次単語を推測する機能も搭載する

VGA以上の解像度でも、縦位置で構え、縦長画像を保存する カメラ機能のサブメニュー カメラの設定メニュー

最大解像度(1536×2048ドット)の撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(571KB) 最大解像度(1536×2048ドット)の撮影サンプル。フォーカスは標準モード。リンク先の画像は無加工(506KB) 最大解像度(1536×2048ドット)の撮影サンプル。フォーカスはマクロモード。リンク先の画像は無加工(451KB)

仕様で見るSH902iS

 シャープ製のFOMA端末。ハイエンドの902iSシリーズの端末で、FOMAの基本機能に加えて大容量のiアプリやおサイフケータイ、プッシュトークなどに対応する。

 902iSシリーズの新機能である、「着もじ」や電話帳お預けサービスなどに対応。従来から利用されている2GHz帯と800MHz帯のFOMAに加え、1.7GHz帯のFOMAにも新たに対応している。バイオ認証としては、顔認証機能に対応する。着うたフルや3Gローミングには対応しない。

 SD-Audio規格に準拠した音楽再生機能を搭載する。最大で22時間、音楽を再生できる。Windows用の音楽アプリケーション「SD-Jukebox Ver.5.0 LE」が同梱される。曲の転送には、miniSDカードと別売りの「FOMA USB接続ケーブル」もしくはSD-Audioの書き出しに対応したメモリカードドライブが必要。BGM再生にも対応する。

 カメラには、最大1536×2048ドットの画像が撮影できる320万画素のCCDを搭載する。オートフォーカスにも対応していて、シャッターを押さなくても常にピントを合わせ続ける、コンティニアスAFを静止画撮影時にも利用できる。メモリカードはminiSDカードに対応する。最大4Mbpsの高速通信が可能な赤外線通信「IrSimple」により撮影画像をキヨスク端末などに転送できる。

 ディスプレイは覗き見を防止する視野角制限機能「ベールビュー」に対応した240×320ドット2.4型ASV液晶。サブディスプレイに0.8のELディスプレイを採用する。。フルブラウザ、PDFビューア、ドキュメントビューア、ブックリーダーを内蔵する。日本語入力シスステムにはケータイShoin4を搭載。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
106×49×23mm
重量 約135g
連続通話時間 約140分
連続待受時間 約500時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 26万色表示2.4型液晶
240×320ドット
表示文字数 15字×14行、12字×11行、10字×10行
メモリダイヤル 750件
データ通信速度 最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時)
ボディカラー シャインシルバー、コーラルピンク、アストラルブラック、プロミネンスレッド

【iアプリ】
iアプリ件数 最大100件
登録済みiアプリ みんなのGOLF モバイル2 for SH、Gガイド番組表リモコン、電子マネー「Edy」、ケータイクレジット「iD」、「DCMX」クレジットアプリ

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 料金プランに依存(パケットパックにより1パケット0.02~0.2円)
メール受信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大500KB)
メール送信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大500KB)
メール保存件数 受信:最大1000件
送信:最大200件

【着信メロディ】
和音数 最大128和音(着うた、着モーション対応)
着信音 ・パターン:23種類
・登録済みメロディ:10曲
・ダウンロードメロディ:最大500件

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1536×2048、1200×1600、960×1280、480×640、352×288、240×320、176×144、128×96、76×76
撮影可能容量 内蔵メモリに最大1000枚。miniSDカードにも保存可能

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4
撮影可能画質 320×240、240×176、176×144、128×96
撮影可能容量 内蔵メモリに約169秒。miniSDカードにも保存可能


スタッフが見たSH902iS

コメント
湯野  902iSシリーズ第1弾として登場したSH902iS。パッと見はSH902iとよく似ているので、2軸ヒンジかと思いきや、今回はスタンダードな折りたたみ型になっている。間違えて回してしまわないように注意したい。
 902iSシリーズ全体としては、各機種が生体認証機能を搭載したことをはじめ、端末を紛失してしまったときにドコモに連絡するだけで遠隔ロックをかけてくれる「おまかせロック」サービスなど、おサイフケータイを使う上での安心感というのが一つのテーマとなっている。
 中でも生体認証機能は、手順が煩雑になると誰も使わないが、あまりに簡単すぎるとセキュリティのレベルが落ちてしまうため、なかなかバランスを取るのが難しい。SH902iSの場合、生体認証はSH902iでも採用されていたインカメラを使った顔認証ということになるが、前者の解決を重視し、暗証番号の入力を省略可能とすることで、ストレスを感じずに使えるような工夫が施されている。セキュリティ機能も使ってナンボ。特におサイフケータイ機能のヘビーユーザーにとっては嬉しい味付けだろう。「まとめて簡単ロック」+「自動ロック」+「顔認証」の組み合わせでの利用がオススメだ。
 そのほか機能面で注目されるのは、22時間の音楽再生機能や高速赤外線通信方式「IrSimple」への対応だ。昨今のトレンドとも言えるケータイの音楽プレーヤー化だが、やはり日々利用する上で気になるのは電池の持ち。やはり、これくらい長時間再生に対応してくれるとありがたい。また、IrSimpleについては、相手となるデバイスがまだ少ないので本領を発揮するのはこれからということになるだろうが、機会があれば、ぜひ一度試してもらいたい。3メガピクセルクラスの画像も一瞬にして転送される。本体メモリへの書込よりも速いんじゃないだろうか。
 ごくごくスタンダードな作りで、スッキリした外見からはなかなか想像できないが、中身での頑張りが光る端末と言えるだろう。
白根  最新のハイエンドである902iSシリーズで、各種ハイエンド向け機能とサービスに対応する。しかし902iSシリーズからの新機能というのは、あまり多くはない。目玉になりそうなサービスの「着うたフル」がP902iSのみ対応、というのはちょっと残念だ。
 シリーズとして音楽再生機能に注力しているということで、SH902iSは、22時間連続再生に対応するSD-Audio機能を搭載している。ただし曲を転送するためのUSBケーブルが付属しない。FOMA共通のケーブルやSD-Audio対応のメモリカードリーダーをすでに持っている人もいるとは思うので、同梱しないという選択肢も仕方がないところか。
 メニューの使い勝手はオーソドックス。最近使った機能・項目をリストアップする「アクティブマーカー」や待受画面で入力した数字からスケジューラや電卓を呼び出す「クイックオペレーション」など、使いやすい工夫もされている。
 2軸回転ヒンジでないので、撮影時にはケータイスタイルの構え方が基本となる。カメラがボタン側の背面にあることから、レンズに指がかぶることも多い。カメラの設定のアイコンメニューが、三菱や富士通、NECのように、カメラ画面でオンスクリーンで表示されるタイプではないなど、もう一押しな印象の部分もある。ただ、カメラ画質はかなりキレイだと思うので、慣れればデジカメ代わりに十分使えそうだ。
 2軸回転ヒンジだったSH902iに比べると、重さは6gほど微増している。しかしスペック上のサイズはSH902iSの方が小さくなっている。ディスプレイ側背面のアルミパネルには、カラーバリエーションによってヘアライン加工かクロスライン加工が施されている。なかなかキレイで好印象だ。
 SH902iSは、オーソドックスなスタイルだが、カメラやデザインなどでバランスがよく取れているケータイだと思う。しかし正直言って、目立ったポイントがないという印象も受けてしまう。F902iSの指紋認証やP902iSの着うたフル、SO902iWPの防水仕様ように「この機種だけっ!」というポイントがないのだ。そういったポイントに興味がなく、オーソドックスなケータイが欲しいという人にはよい機種だとも思うが、別にほかの機種ではいけない理由もない。さらにいってしまえば、902iSシリーズは旧機種との差別化ポイントも少ない。機種変更を検討している人も、この夏は「着もじ」などの新機能に興味がなければ、安くなった旧機種も選択肢に入れてもよいかもしれない。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/902i/sh902is/
  製品情報(シャープ)
  http://k-tai.sharp.co.jp/products/d/sh902is/

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2006/06/08 12:50

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