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ケータイ新製品SHOW CASE
V801SH(ノーブルホワイト)
2004年4月下旬



ボタン配置 画面左側面にシャッターボタンがある

背面のカメラの脇にはマクロ切り替えスイッチがある ヒンジ部近くにストラップ穴がある

メインメニュー第1階層はグラフィカルなリスト式表示 メニュー第2階層以降はリスト式表示 待受状態から呼び出せるユーザーショートカットはカスタマイズが可能

便利な機能を集めた専用メニューもある 日本語入力には予測変換に対応するケータイShoin2を搭載 ケータイShoin2には次の語を予測する機能もある

20字×20行表示 12字×13行表示 12字×6行表示

サムネイル表示は9件まで カメラ撮影時画面

1152×858ドットの撮影サンプル(リンク先無加工画像、186KB) 1152×858ドットの撮影サンプル(リンク先無加工画像、343KB)

仕様で見るV801SH

 シャープ製のVGS端末。第3世代のW-CDMA方式と欧州で主流のGSM方式の両方式に対応する。VGS端末ではミドルクラスに位置するV8シリーズ。海外でも通話やメール、Vodafone live!が利用できる。Vアプリは100Kアプリまでの対応で、V601SHなどで対応する256Kアプリには対応しない。

 VGS端末は国内ではW-CDMA方式による384kbpsのデータ通信・音声通話が可能。海外ではGSM方式によるデータ通信・音声通話が可能。GSMは欧米で主流の通信方式で、欧州、アジア、南北米など幅広い地域で利用できる。ただし音声通話のみ対応の地域もある。メールは最大200KBのVGSメールが国内外で利用可能。パソコンと接続してのデータ通信も、国内外で利用できる。着うた、着ビデオにも対応する。

 カメラには100万画素のCCDを搭載。ケータイ向け静止画を撮影する「モバイルカメラモード」、最大1144×858ドットの高解像度静止画を撮影する「デジタルカメラモード」、MPEG-4形式のメール添付可能な動画を撮影する「ムービーモード」、最大30分の動画をメモリカードに保存する「ビデオカメラモード」の4つの撮影モードがある。マクロ撮影モードがあり、QRコードやJANコードの読み取りが可能。オートフォーカス機能は搭載しない。

 メモリカードはSDカードに対応。SDカードに保存されたMPEG-4形式の動画を再生する機能や、オーディオ機器を接続しMP3ファイルを作成し、再生するオーディオプレイヤー機能、ボイスレコーダー機能、XMDF形式の電子書籍閲覧機能を搭載する。赤外線通信機能に対応。日本語入力にはケータイShoin2を搭載。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
50×102×26mm
重量 約126g
連続通話時間 約120分
連続待受時間 約200時間
充電時間 約125分
ディスプレイ 26万色表示2.4型CGシリコン液晶
240×320ドット
表示文字数 20字×20行、12字×13行、12字×6行
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 国内(W-CDMA):下り最大384kbps/上り最大64kbps
海外(GSM):下り最大48kbps/上り最大12kbps
ボディカラー ノーブルホワイト、プレシャスブラック、シャンハイレッド、マンハッタンゴールド、アテネブルー

【インターネットメール】
サービス名 メール
利用料 月額利用料金はボーダフォンライブ!に含まれ、月額300円
通信料金は0.2円/パケット(国内通常契約時)
メール受信機能 テキスト最大20KB、添付ファイル(最大20件)を含めて最大200KB
メール送信機能 テキスト最大20KB、添付ファイル(最大20件)を含めて最大200KB
メール保存件数 受信:約3MBもしくは2000件
送信:約1MBもしくは600件

【着信メロディ】
和音数 最大40和音(着うた対応)
着信音 ・パターン:5種類
・効果音:13種類
・登録済みメロディ:12曲
・自作:3曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 別れの曲
山の音楽家
大きな古時計
森のくまさん
カノン
威風堂々
帰れソレントへ
弦楽セレナーデ
MOONLIGHT
TENDER MOMENT
Top Speed
Circle of Lights
和音着メロダウンロード 対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】
データフォルダ容量 5MB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
Vアプリ、メロディ、ビデオ

【Javaアプリ】
保存件数 データフォルダに保存

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 デジタルカメラモード:858×1144、768×1024、480×640
モバイルカメラモード:240×320、120×160、120×128、64×96
撮影可能容量 データフォルダもしくはSDカードに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット ムービー写メール(MP4)
撮影可能画質 176×144、128×96
ムービー写メール用30KB設定あり
撮影可能容量 データフォルダもしくはSDカードに保存


スタッフが見たV801SH

コメント
湯野  カメラ付き端末の登場以来、シャープ製端末がボーダフォンのフラッグシップモデルという流れが続いてきた。しかし、そのシャープがボーダフォンに3G端末を供給するのは「V801SH」が初めて。意外と言えば意外な話だ。
 外見からも想像できるが、ベースとなっているのはJ-SH53。ユーザーインターフェイスやカメラなどの基本的なスペックはJ-SH53とほとんど同じだ。つまり、ほぼ1年前に出た端末と同等のスペックということになるのだが、テレビ電話は使えないものの、VGS端末のラインナップの中では最も高機能な端末ということになる。
 ただ、ふと横を見ると光学ズーム搭載の「V602SH」なんかも発売されることが発表されているので、スペックの差を見ると、なかなか手を出しにくいのも事実だ。しかし、V801SHには、200KBサイズの写メール対応で、通話の音質も良いというメリットがある。
 VGS端末ということで、どうしても国際ローミングの部分に焦点があたってしまうのだが、どちらかというと、国内で普段使っていても、特に不満に感じることがないレベルに到達した初めてのVGS端末、という表現が正しいだろう。どんなに頻繁に海外渡航する人でも、日本に住んでいる限りは日本国内で使えてナンボなのだ。
白根  海外でもメールができるV8シリーズ2機種目のVGS端末。V8シリーズはVGSのミドルクラスという扱いだが、メガピクセルカメラやMP3プレーヤーなど豪華な機能を搭載している。
 100万画素のCCDを搭載し、1144×858ドットの画像を撮影可能。VGSのメールは200KBまで対応するので、メガピクセル解像度のままメールに添付できる。これだけでもすごいが、さらにVGS端末なので海外からも利用できてしまう。海外での利用時はデータ通信料金が高くなってしまうが、旅先からケータイで撮った写真やムービーをすぐに送れるのはちょっとすごい。アテネオリンピック観戦に行く人は、是非ともV801SHで競技のライブ画像を日本にいる知人に送りつけ、ライブで旅自慢をしたいところだ。
 使い勝手の面では、ほかの最新シャープ製ボーダフォン端末と比べると、残念ながら退化している面もある。たとえばV301SHなどにも搭載されている「待受状態から時間や日付を入力してアラームやスケジュールを呼び出す」という機能はない。VアプリもV602SHやV601Tで対応する256Kアプリ Ver.2ではなく、100Kアプリまでの対応。MP3プレーヤー機能やXMDF形式の電子書籍再生機能などの機能を搭載し、着うたなど第3世代ケータイならではのサービスにも対応しているが、一世代前の機種相当の部分もあるので注意しよう。
 海外でケータイを使いたい人にとっては最強のケータイ。海外からメガピクセル画像を写メールできてしまう。普段使っているVodafone live!のサービスがそのまま使えてしまう。もちろん、普段と同じケータイで通話ができる。頻繁に海外旅行に行く人には絶対にオススメのケータイだ。しかし国内で使うにあたっては、必ずしも最強のケータイではない。たしかに200KBまで添付できるメールはVGSならではのサービスだが、カメラなど端末自体の機能は、最新のV602SHなどが上を行く点も多い。ボーダフォンの場合、国内でしか利用しないなら、まだまだ豊富なラインナップがそろっているPDC方式のケータイを中心に機種を選ぼう。

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URL
  ニュースリリース(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2004/040202.pdf
  ニュースリリース(シャープ)
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/040202.html
  製品情報(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/service/vgs/product/v801sh.html
  製品情報(シャープ)
  http://www.sharp.co.jp/products/v801sh/index.html



2004/05/19 12:03

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