ボタン配置。クリアボタンが終話・発話ボタンのあいだにあるオーソドックスな配置	ストラップ穴は背面ヒンジ近く、左側面についている

有機ELのサブディスプレイは、背面に浮き出るように表示される	背面は鏡面になっていて、自分撮り時にはファインダー代わりに利用する

メインメニュー第1階層はオーソドックスなアイコンランチャー式	メインメニューの第2階層も一部、アイコンランチャー式になっている	メニューの深い階層ではオーソドックスなリスト式表示になる

カスタマイズできるマイメニュー。連絡先用と機能用の2種類があり切り替えられる	メニューの配色は変更可能	待受画面をカレンダーにできる

10字×10行表示	8.5字×8行表示	頭出し型の予測変換に対応する

カメラ撮影時の画面	撮影した画像はファイル名のリストで表示される	撮影画像の閲覧画面

VGAサイズ画像の撮影サンプル（リンク先は無加工画像）	120×137ドット画像の撮影サンプル（無加工画像）

■ 仕様で見るTK41

【おもな仕様】

サイズ （高×幅×厚）	92×48×18.8mm
重量	約89g
連続通話時間	約160分
連続待受時間	約440時間
充電時間	約80分
ディスプレイ	6万色2.0型TFTカラー液晶 128×160ドット
表示文字数	8.5字×8行、10字×10行
メモリダイヤル	500件
リダイヤル・着信履歴	各20件
データ通信速度	28.8kbps（パケット）
ボディカラー	シルバー、ブルー、ブラック

【インターネットメール】

サービス名	EZweb@mail2
利用料	Ezweb料金に含まれ、月額200円 通信料：0.27円/１パケット
メール受信機能	最大全角5000文字
メール送信機能	最大全角500文字
メール保存件数	受信メール：最大64件 送信メール：最大128件
添付制限	送信時最大1件、受信時最大5件（100KBまで）

【着信メロディ】

和音数	最大40和音
着信音	・パターン：4種類 ・効果音：5種類 ・登録済みメロディ：8曲 ・ダウンロードメロディ：データフォルダに保存
登録メロディ曲名	くるみ割り人形 カノン カルメン ファンファーレ ジングル 黒電話 You’ve Got Mail アラーム

【データフォルダ】

データフォルダ容量	500KB
保存/閲覧が可能な ファイルの種類	画像、着信メロディを保存

【カメラ（静止画）】

撮影可能フォーマット	JPEG
撮影可能解像度	120×137ドット、480×640ドット
撮影可能容量	データフォルダに保存

■ スタッフが見たTK41

	コメント
湯野	TK31の時には薄さ15mmということで驚かされたが、TK41はその流れを汲んだカメラ付き端末と言えるだろう。サブディスプレイが付いたことで、18.8mmとやや厚くなってしまったが、それほど気になるほどの差ではない。 　正直なところ、カメラが31万画素、メインディスプレイが128×160ドットということで、スペック的な派手さはあまりない。それでも、ミラー状になった背面パネルの中にデジタル時計などがスッと浮き上がってくる有機ELディスプレイまわりの作り込みにはマニア心をくすぐられる。 　ただ、自分撮りの際には、このミラー部に映りこんだ姿を見ながら撮影することになるのだが、ミラーが大きすぎて、どこからどこまでが画面に収まっているのか判断しづらい。かなり慣れないと、自分撮りを一発でピタッと行なうのは難しいだろう。また、VGAサイズでの撮影を行なおうとすると、強制的にアンテナが殺されてしまい、着信すらできない状態になってしまうところには少々疑問を感じる。 　それでも、ツーカーユーザーとしては、オプションでパケット割引サービスを利用できるのは非常に魅力的だ。とにかくメールやウェブを多用するというツーカーユーザーは、自動的にこの端末ということになるだろう。
白根	スタイリッシュなデザインが特徴の京セラ製ツーカー端末。サブディスプレイとカメラを搭載するケータイとしては最薄ということで、非常にコンパクト。 　カメラは31万画素のCMOSを搭載。VGA画像だとノイズなどが目立つので、幅120ドットくらいの画像をケータイ同士で送りあうためのカメラと割り切った方がよいかもしれない。背面のサブディスプレイはカメラのファインダーとして使うことはできず、自分撮りは鏡を見ながら行なう。鏡面は大きいがゆるく湾曲しているので、鏡像がゆがみちょっとフレーミングしにくい印象を受けた。あと撮影後ワンボタンで設定済みのアドレスに向けて画像添付メールを送るという、auの京セラ端末でおなじみの「撮速メール」機能を搭載しているが、TK41では件名と本文を自分で設定できない。サムネイル表示にも対応していないなど、画像関連の使い勝手はあまり洗練されていない印象が強い。 　日本語入力はCompact-VJE。頭出し型の予測変換に対応するなど使い勝手は普通。「マイメニュー」は各種機能を割り当てられるメニューと連絡先を割り当てられるメニューの2つが用意されている。さらに待受状態でのカーソル操作で起動する機能もカスタマイズ可能など、自分なりに使いやすく設定できるのが嬉しい。 　サブディスプレイの文字が背面の鏡面に浮かび上がるように表示されるのはちょっとカッコイイので、こうしたデザインが好きな人にオススメのケータイ。他キャリアに比べると解像度などの面でカメラ機能が弱いが、使い勝手は全般的に悪くないので、ツーカーで新機種を購入するならば検討対象にしたい機種だ。