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J-フォン、28.8kbpsのパケット通信サービスを3月1日開始

 J-フォンは、3月1日から全国で28.8kbpsのパケット通信サービスを開始すると発表し、シャープ製の対応端末「J-SH51」を同日に発売する予定であることを明らかにした。J-SH51と同時に発表されたケンウッド製の対応端末「J-K51」については、今のところ発売日は未定となっている。

 新たに開始されるパケット通信サービスでは、パケット通信の対応機同士で、従来のロングメールの2倍にあたる最大12KB(全角6000文字相当)が送受信できる新たなメールサービス「スーパーメール」が利用可能となる。対応機で撮影した最大5秒の動画ファイルをメールに添付して送受信できる「ムービー写メール」も楽しめる。動画は撮影時に音声の有無が選択できる。

 動画の圧縮伸長技術には、シャープのザウルスにも採用されている、オフィスノアの開発による「Nancy Codec(ナンシーコーデック)」が使われ、Nancy形式のファイル(.noa)を添付した場合のみ最大15KBのメッセージが送受信できる。Nancyファイルの画像サイズは80×60ピクセルで、音声コーデックはAMR。

 メールの送信機能では、従来の「CC」に加え「BCC」でも送信可能となり、複数の宛先へ同時送信する場合はEメールとJ-フォンの電話番号を混在して送信することもできる(従来はどちらか一方のみ)。受信機能では、受信メールに添付ファイルがある場合、「受信通知」で添付ファイルを確認し、必要なファイルだけを選んで受信できる「選択受信機能」や、サーバーのメールボックス側にメッセージがある場合、端末側では本文を受信せずに他のアドレスへ転送することで、本来は受信できない12KB以上のメッセージや、WordやExcelなど非対応のファイル形式が添付されてきた場合でも、パソコンなどへ転送して内容を確認できる「サーバーメール転送」などが追加される。なお、サーバーのメールボックスでは、1メッセージごとの最大保存サイズがロングメールは6KBだったのに対し、スーパーメールでは1MBとなる。

 また、J-スカイからの画像・サウンドなどのダウンロードサイズは最大12KBになり、Javaアプリでは3Dポリゴンエンジンがパワーアップして1アプリ最大100KBまでの容量が実行可能と、いずれも容量が従来の2倍に拡張される。着信メロディは最大40和音に対応。このほか、対応ファイルにはvCard/vCalender/vBookmark/vMessage/vNote/MNGなどが追加され、新たに209種類の絵文字も追加される。

 パケット通信サービスは月額300円の「J-SKYパケットパック」で利用でき、スーパーメール、Eメール、ウェブ、Javaアプリ、ステーション有料チャンネルなどの月額使用料が含まれる。通信料は1パケット(128バイト)0.3円の従量課金制で、メールの受信を知らせる受信通知などを含めたすべての通信においてパケット通信料が発生する。ただし、スカイメールに関しては回線交換方式で送受信されるため例外で、従来通りの定額課金となる(受信は無料)。なお、サービス開始から3カ月間の5月31日までは、受信通知が課金対象外となる。


パケット通信対応の「J-SH51」

・ J-フォン
  http://www.j-phone.com/

J-フォン、J-SH51、J-K51の発売は2月以降
J-フォン、パケット対応機で動作するJavaアプリの仕様を公開


(松下 麻利)
2002/02/06 17:37

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