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「VERTU」は、ノキアによって設立された高級ケータイブランド。1998年から活動を開始し、2002年に初めて製品を発表しており、これまでは海外市場で展開してきた。2007年6月には、ソフトバンクショップを運営するベルパークがVERTUの販売代理店契約を締結。その後の協議の結果、2008年末までに銀座でVERTU直営の旗艦店がオープンすることになった。ただし、その旗艦店の具体的な場所や開店日時は、まだ明らかにされていない。 今回発表された「New Signature Collection」は、ストレート型の携帯電話。12月に日本で発売される予定。1台1台が専属の職人（マスタークラフツマン）によって作られており、完成した端末にはマスタークラフツマンのサインが刻まれる。前面には2000度の溶鉱炉で2週間以上精製されたというサファイヤクリスタルが配されるほか、ソリッドゴールドがボディに使われており、貴金属の品位を証明する「スイス・アッセイ・オフィス」のマークが刻まれている。またテンキー部分は、計4.75カラットのジュエルベアリングが採用されている。 プリセットのメロディは、アカデミー音楽賞作曲家のダリオ・マリネッリによるオリジナル楽曲となる。また端末自体は日本語化され、日本国内でも使えるなどローカライズされる予定だが、側面の「コンシェルジュキー」を押して、専用窓口（VERTUコンシェルジュ）で受けられるサポートサービス、あるいはVERTU向けコンテンツサービスなどについては、現在、検討中とのこと。 日本での販売にあたり、国内でも利用できる仕様になるとのことで、NTTドコモかソフトバンクモバイルのどちらかで利用できるよう検討されている。SIMロックされるかどうかも未定で、今後詳細が決定次第、あらためて案内される。取扱店舗は、海外ではVERTU専門店や高級宝飾店などだが、日本では12月に銀座でオープンする店舗のみで販売される。 ステンレススチール、イエローゴールド、ホワイトゴールドの3モデルが用意される。大きさは130.3×41.9×13.1mm、重さはステンレススチールが165g、イエローゴールドが221g、ホワイトゴールドが238g。W-CDMA方式とGSM方式に対応しており、連続待受時間は300時間、連続通話時間はW-CDMA方式で180分、GSM方式で300分。価格は、ステンレススチールが160万円、イエローゴールドが450万円、ホワイトゴールドが500万円となっている。
■ ＵＲＬ VERTU http://www.vertu.com/ （関口 聖） 2008/09/18 14:50 | ||||||||
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