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光学式センサーの操作機能やタッチパネル対応の「SH906i」

SH906i
 「SH906i」は、回転2軸機構を採用したシャープ製FOMA端末。6月3日発売予定。

 回転2軸機構を採用し、ディスプレイを回転させて、露出したまま折りたたむと横画面表示になる。横画面表示ではマルチメディア機能などを中心とした専用メニューが表示され、ディスプレイを直接タッチしてタッチパネル式のディスプレイとして利用できる。タッチパネルはiPod touchやiPhoneと同じ、静電容量方式を採用しており、LG電子製の「L704i」のようにタッチすると端末のバイブレーターがそれに合わせて振動する。

 横画面の専用メニューでは、フルブラウザやワンセグ、カメラ機能、メール機能、電子書籍ビューア、データBOXなどが呼び出せる。ただし、フルブラウザやメール機能において、横画面で文字入力は行なえない。横画面で利用中は画面をタップするとサイドに各機能のサブメニューが表示される。

 横画面時のフルブラウザは画面を上下になぞるとスクロールする。タブブラウザとなるため、複数のページが閲覧したいページを選ぶ際もタッチパネルが利用できる。また、データBOXに保存されている画像は、画面を左右になぞると、ページを送るとような演出で次の画像が表示される。

 なお、タッチパネルによるゲームアプリの利用などには対応しない。また、タッチパネルは横画面での利用に限られている。縦開きのときはタッチパネルで操作できないものの、方向キーに特色のある機能が搭載されている。決定キーと光学式センサーを組み合わせた操作デバイス「光TOUCH CRUISER」は、決定キーを指でなぞると、画面上にカーソルが表示され、マウスのように操作できる。

 これまでもSHシリーズでは、TOUCH CRUISERという名称の操作デバイスを搭載してきたが、今回は決定キーの部分に光学式センサーが埋め込まれており、方向キーと同じように操作できる。NEC製の一部端末では、決定キーにニューロポインターが採用されている。光TOUCH CRUISERは光学式のニューロポインターといった印象で、指先よりも指の腹で画面上の矢印カーソルを操作する。慣れれば快適に使えそうだ。なお、光TOUCH CRUISERではゲームアプリなどの操作はできない。方向キーの中央部の黒っぽい部分が光TOUCH CRUISERとなり、その周囲は通常の方向キーとなっているため、ゲームなどの利用は一般的な方向キーの操作となる。

 さらに、操作関連では、HIDプロファイル対応のBlueoothキーボードが利用できる。NTTドコモからBluetoothキーボードを販売する予定はないとのことだが、発表会場には、アイ・オー・データ機器製の携帯電話用Bluetoothワイヤレスキーボード「CPKB/BT」が紹介されていた。Bluetoothはこのほか、別売のワイヤレスヘッドホンなどで、DOLBY MOBILEの高音質で音楽やワンセグが楽しめる。高速赤外線通信技術IrSimpleなどに対応。


 カメラ機能は520万画素カメラを搭載。一般的なネガフィルムカメラ(35mmフィルムカメラ)換算で、29mm相当のレンズを搭載する。35mmカメラの標準レンズが50mm程度となり、29mm相当のレンズではより広い画角で撮影できることになる。静止画6軸手ぶれ補正と、被写体ぶれ補正機能を搭載し、顔検出オートフォーカス機能も利用できる。

 静止画・動画ともにタッチパネルを使った操作が可能。横画面での撮影時には「スポットオートフォーカス」機能も利用できる。この機能は、撮影画面上のタッチした部分のピントを合わせることが可能。このほか、名刺リーダー機能、撮影した画面からデコメール用の素材であるデコメピクチャが作成できる「ショットデコ」、デコメール素材やマチキャラが作成できるiアプリ「アバターメーカー for SH」なども利用できる。

 メインディスプレイは約3.0インチ、フルワイドVGA、1,677万色表示のNewモバイルASV液晶となる。「SV+エンジン」を搭載し、赤や緑の色再現性なども高められている。サブディスプレイは搭載されない。ワンセグ機能は、ドルビーモバイル対応だが、同時発表のSH906iTVに搭載される仮想5.1ch再生は非対応。

 ボディサイズは112×49×18.6mm、重さは約135g。連続待受時間は約565時間、GSMで約290時間、連続通話時間は約215分、GSMで約195分。8GBまでのmicroSDHCカードに対応する。ボディカラーはBlue、White、Black、Pinkの4色。


Black

Blue

Pink

White

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URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080527_00.html


(関口 聖, 津田 啓夢)
2008/05/27 15:25


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