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「WILLCOM 03」（WS020SH）は、本体をスライドさせるとフルキーボードが現われるタイプのスマートフォン。OSにはWindows Mobile 6.1 Classic 日本語版を搭載する。Advanced/W-ZERO3［es］（アドエス）に近い構成で、アドエスと比較した場合、ワンセグの視聴に対応するほか、Bluetoothをサポート。テンキー部分は、2つのモードが選べるタッチキー「イルミネーションタッチ」が採用されている。カメラはオートフォーカス対応の200万画素カメラに強化されたほか、フルブラウザに「Opera Mobile 9.5」、PDFビューワーに「Adobe Reader LE」、日本語入力には「ケータイShoin6 for WS020SH」を搭載するほか、Flash Lite 3.0にも対応する。 ボディ形状はアドエスのコンセプトを継承し、スライドさせるとQWERTY配列のキーボードが現われるタイプ。アドエスではディスプレイ側に携帯電話のようなテンキーが搭載されていたが、「WILLCOM 03」ではディスプレイ側をフラットなデザインとし、新たに「イルミネーションタッチ」を搭載。本体右側面の切替キーにより、カーソルキーモードとダイヤルキーモードの2つが選べるようになっている。 ワンセグ受信がサポートされ、伸縮式のアンテナを装備する。本体側面にはワンセグキーが用意され、ワンボタンでワンセグ受信アプリを起動可能。横画面で見る全画面表示モードに加え、縦画面では電子番組表データを表示できる。ワンセグの録画とデータ放送の受信には対応していない。ワンセグの視聴に適した卓上ホルダが別売りのオプションとして用意され、端末本体には卓上ホルダ用の接続端子が装備されている。 タッチパネルを利用した「ホームメニュー」が用意され、メールやインターネット、ライフツールといった項目をアイコンメニューのように簡単に選択できる。端末の各種設定項目も簡単に呼び出せるようになっている。新たなアプリとして「電話帳」が搭載され、携帯電話の電話帳のように相手を選んですぐに発信するといった操作が行なえる。「W-ZERO3メール」もインターフェイスが刷新され、携帯電話のメール操作に近くなっている。デコラティブメールやWeb用絵文字、手書きイラストのメール送信に対応する。また、GmailやYahoo!メール、ISPのメールを簡単にセットアップできる機能も搭載されている。 カメラ機能はオートフォーカスに対応するほか、7つの撮影シーン設定が可能。QRコード・名刺リーダ機能に加え、雑誌などを読み取る「コラムリーダ」機能が追加されている。 フルブラウザは「Opera Mobile 9.5」と「Internet Explorer」で、Operaではタッチパネルを利用したスクロールやズーム操作が行なえる。Flash Lite 3.0が採用され、Flash 8に相当する動画などのストリーミング再生も行なえる。 メインディスプレイは3インチ、480×800ドット、65,536色表示、タッチパネル対応のモバイルASV液晶。上下視野角は160度で、コントラスト比は300：1。通信方式としてW-OAM対応のW-SIMが利用できるほか、無線LAN（IEEE802.11b/g）、Bluetooth 2.0、赤外線通信をサポートする。CPUはMaevell PXA270 520MHzで、フラッシュメモリーが256MB、SDRAMが128MB。外部メモリとしてmicroSDカードに対応する。外部端子として、microABコネクター形状のUSB端子、平型のイヤホンマイク端子、IrSS対応の赤外線通信ポートを装備する。 連続待受時間は約420時間、連続通話時間は約360分。大きさは50×116×17.9mmで、重さは約135g。ボディカラーはゴールドトーン、ライムトーン、ピンクトーンの3色。
■フォトギャラリー ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2008/05/26/ （太田 亮三） 2008/05/26 14:39 | |||||||||
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