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機種変更後も辞書を継続できる、携帯向け日本語入力「iWnn」

 オムロンソフトウェアは、携帯電話などでの利用を想定した日本語入力システム「iWnn」(あいうんぬ)を開発した。

 「iWnn」は、携帯電話など向けの日本語入力システム。「intelligent」「individual」「integrated」「international」と4つのキーワードを掲げており、予測変換機能や学習能力の向上などが図られている。たとえば、予測変換機能では、季節や時間帯、送信相手、文頭・文脈にあわせた変換候補を表示するようになっており、朝の時間帯に作成するメールでは、予測変換候補として「おはよう」「朝の」などのワードが並ぶ。また悲しさを表わす文章を書いていると、次の予測変換候補には、マイナスイメージにあわせた絵文字などが表示される。

 学習能力については、機種変更しても辞書を継続利用できるようになった。同社提供の既存ソフトウェア「AdvancedWnn」の学習辞書をそのまま活用できる。また送信メールなどのテキストを元に新たな学習辞書を再構築することもできる。

 文字入力時には、文頭の文字を入力して、あとは方向決定キーの右を読み長分押せば、それに当てはまる単語を予測候補にする。たとえば「さい」と入力したあと、右方向キーを2回押すと「最近(さいきん)」「最初(さいしょ)」「サイクル」といった予測候補になるが、右方向キーを3回押すと「最終(さいしゅう)」「サイレント」といった候補になる。

 「iWnn」では辞書を切り替えることで、多言語対応できるとのことで、海外向けモデルの開発にも役立つとしている。同社では、5月14日~16日に開催される「組込みシステム開発技術展(ESEC)」で、「iWnn」のデモンストレーションを行なう。



URL
  オムロンソフトウェア
  http://www.omronsoft.co.jp/
  オムロン プレスリリース
  http://www.omron.co.jp/press/2008/05/s0513.html


(関口 聖)
2008/05/13 17:04


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