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auのW62S/W54S/W54SA/W56Tに不具合、ソフト更新開始

W62S

W62S

W54S

W54S
 KDDIは、auの携帯電話4機種に不具合があることを明らかにし、ソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」の提供を開始した。

 今回不具合が明らかにされた機種は、ソニー・エリクソン製のW62SとW54S、京セラ製(旧三洋製)のW54SA、東芝製のW56Tの4機種。このうち、W62Sには1種類の不具合があり、W54S/W54SA/W56Tには複数の不具合がある。

 W62Sで発生する不具合は、メール受信に関するもの。Eメールの自動受信ができなかったり、Cメールの受信や音声着信ができない場合がある。これらの事象は、利用時の電波状況によって発生する可能性があるとのこと。ただし、海外渡航中(GSMモード)では発生しない。またメールそのものは、新着問い合わせをすれば受信できる。音声着信できなかった場合は、不在着信履歴に記録される。

 W54S/W54SA/W56T共通の不具合は3種類。1つ目は、新サービスの「オーディオ機器連携」対応の着うたフルをダウンロード中に、音声着信や電池残量の低下などでダウンロードが中断し、その後再びダウンロードした場合にオーディオ機器連携の連携機能が利用できない場合があるというもの。ダウンロード再開ではなく、新規ダウンロードであれば本事象は発生しない。また、ユーザーの操作でダウンロードを中断した場合も発生しない。連係機能は利用できないが、通常の着うたフルとして再生することはできる。

 2つ目は、PCサイトビューアーや、EZwebでブラウジングしている最中に電源がリセットしたり、キー操作できない状態になる場合があるというもの。キー操作できない場合は電池パックの脱着で元に戻る。3つ目は、アドレス帳の操作中に電源がリセットすることがある。

 W54SとW56T共通の不具合としては、LISMO Playerで楽曲再生中にエラーが表示され、起動できなくなる場合がある。この場合は、預かり修理対応となる。原因はソフトウェアの不具合で、データの書き込み処理において、うまくデータが転送されていない状態になりながら、データ転送が続くことで、エラーとなってしまう。アップデート以外に防止する方法や回避する方法はないという。

 このほか、W54SAのみの不具合は2つあり、1つ目は、データフォルダやmicroSDカードのデータを操作している最中にリセットする場合があるというもの。もう1つは、待受画面でピクト時計やアイコンが正しく表示されない場合があるという内容となっている。

 KDDIによれば、今回の不具合が発生したKCP+採用機種の台数は、W54SAが15万150台、W56Tが19万7,150台、W54Sが19万6,590台となっている。


W54SA W56T
W54SA W56T


URL
  ケータイアップデートのお知らせ
  http://www.au.kddi.com/seihin/up_date/kishubetsu/au_info_20080501.html

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「W54S」「W56T」「W54SA」にまたも不具合、ソフト更新開始


(関口 聖)
2008/05/01 11:43


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