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NTTドコモは、薄さやデザイン性の高さなどをウリにしたスタンダードモデル、703iシリーズを発表した。ワンセグ対応のソニー・エリクソン製「SO903iTV」や2画面搭載の「D800iDS」もあわせて発表されている。
今回発表された703iシリーズは、薄さ11.4mmの「N703iμ」と「P703iμ」、ストレートタイプの「D703i」、IPX7準拠の防水ケータイ「F703i」、佐藤可士和氏が協力した「N703iD」、メール機能にこだわった「P703i」、ハーフメタリックデザインの「SH703i」、香り付きシートと一緒に利用する着せ替えパネルに対応した「SO703i」の計8機種。
「SO903iTV」は“BRAVIAケータイ”という愛称が付けられている。また、「D800iDS」向けには2画面活用アプリが用意される。
■ 高機能でコンパクトに
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SO903iTVのモックアップを手にしたドコモ森氏
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従来の70Xiシリーズでは、デザイン面に注力しつつ、機能面ではローエンド~ミドルエンドに位置付けられるスタンダードなものだったが、今回の703iシリーズは、おサイフケータイや着うたフル、メガiアプリ、音楽再生機能などをサポートするものが多く、GPS機能や生体認証といった点が903iシリーズとの違いとなっている。
15日には、都内で発表会が開催され、新機種群を紹介した同社プロダクト&サービス本部プロダクト部 商品企画担当部長の森 健一氏は、「これまでの90Xiシリーズ、70Xiシリーズと比べると、平均で厚さ15.5mm、重さ101.1gとコンパクトになった。小さいだけではなく、機能も詰め込んでいる」と、703iシリーズの特色をアピールした。
W-CDMA端末として、N703iμとP703iμは世界最薄となるほか、F703iは防水機能を備えた携帯電話として、国内最薄になるという。また、N703iDは、おサイフケータイ対応機種としては国内最薄と発表される予定だったが、森氏は「同日午前に発表されたauの携帯電話(MEDIA SKIN)に、おサイフケータイ最薄の座を取られた」と語っていた。
「D800iDS」について森氏は、「携帯電話の新しい可能性、としてリリースする。使い方に合わせて、10キーモードや3キーモードなどに切り替えられる」と、その特徴を紹介した。また、同氏は「SO903iTV」がBRAVIAケータイと銘打たれたことに触れ、「ソニーとソニー・エリクソンが共同開発したエンジンを搭載する。BRAVIAケータイと名乗る製品は世界初だ」と述べた。
このほか森氏は、703iシリーズの価格について「調達価格は、従来と比べて同じ、あるいはそれ以下となっている」と説明し、店頭価格も従来の70Xiシリーズとさほど変わらないことを示唆していた。
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703iシリーズは軽量・薄型を追求
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機能面では、903iシリーズに迫る
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■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20070116.html
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・ ストレート型で薄さ9.9mmの「D703i」
・ 防水性能を備えたスリムボディの「F703i」
・ 佐藤可士和氏とのコラボモデル「N703iD」
・ メール機能にこだわった「P703i」
・ ハーフメタリックデザインのスリムケータイ「SH703i」
・ 香る着せ替えパネルを採用した「SO703i」
・ ドコモの703iシリーズ、対応機能一覧表
(関口 聖)
2007/01/16 15:30
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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