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人工皮革は、DOLCEで開発した技術を使ったもの。従来のDOLCEは、エグゼクティブを意識した「大人の持ち物」をコンセプトにした端末だったが、DOLCE SLでも基本路線は踏襲している。ただし、今回はターゲットを若干若者寄りにも広げたとのことで、鮮やかなレッドの端末も用意したという。なお、ブラックは従来路線をもっとも強く踏襲しており、端末を縁取るようにサイドには木目調のラインが施されている。 約2.4インチ、240×320ドット、26万2,144色表示「ベールビューモバイルASV液晶」を搭載し、サブディスプレイは、約1.0インチ、26×96ドットのモノクロSTN液晶。ソフトの基本性能は、SH902iSと同等だが、カメラ機能は、有効画素数130万画素のCMOS、10万画素CMOSサブカメラとなっている。フォトライトは非搭載。miniSDカードは、2GBタイプまで対応する。
おサイフケータイに対応し、iチャネルやプッシュトークもサポートする。従来のDOLCE同様、メインディスプレイ下部に3つのボタンが配され、各機能を素早く呼び出せるよう割り当てることが可能。また、この短縮ボタンには、ICカードロック、PIMロック、ダイヤル発信制限を一括して設定できる「まとめて簡単ロック」といった機能も設定されている。 使い勝手にこだわったDOLCEシリーズとなるため、大きな文字サイズによるメニュー表示なども行なえる。今回、新たにメールの文字サイズをディスプレイ下部のボタンでワンタッチに切り替える機能なども付加された。 このほか、DOLCEで気がかりとなっていた、iアプリや赤外線がサポートされる。高速赤外線通信「IrSimple」を搭載し、最大4Mbpsの赤外線通信が可能。対応端末同士で静止画や動画、データのやり取りが行なえ、今回発表されたラインナップでは、SH902iSもIrSimpleをサポートしている。発表会では、富士フイルムがIrSimpleに対応したキヨスク端末を参考出品していた。富士フイルムでは、2006年夏秋にもIrSimple対応製品を投入するという。 なお、IrSimpleは従来の赤外線通信機能と互換性があるため、既存の赤外線通信対応端末ともデータをやり取りできる。 このほか、音楽プレーヤー機能や着うた、着もじなど、DOLCE SLはSH902iSとほぼ同じ機能に対応する。ただし、音楽再生時間については、長時間再生のSH902iSとは異なり、約170分間となっている。フルブラウザ対応。 連続待受時間は約400時間（移動時）で、連続通話時間は約140分。大きさは109×51×23mmで、重さが約120g。ボディカラーは、エクストラブラック、プレシャスレッド、エレガンスホワイトの3色。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060511a.html ■ 関連記事 ・ ドコモ、902iSシリーズなど新FOMA端末8モデルを開発 （津田 啓夢） 2006/05/11 19:15 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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