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■ VGA液晶の良さを引き出す機能
端末を手にしてすぐに実感できるのは、画像の高精細な表示だろう。904SHは画像フォルダを閲覧する際、サムネイル（縮小画像）を一覧表示できるが、小さなサムネイルであっても内容の確認が容易だ。石井氏は「カメラのハードスペックは903SHと同等で、3.2メガピクセル、光学2倍ズーム、オートフォーカス機能をサポートした。当社の従来機種にくらべ撮影後の保存時間の短縮を実現するとともに、904SHでは新たにソフトウェア処理による静止画手ぶれ補正機能を追加した」と述べて、カメラ周りの機能拡充もポイントに挙げた。 マルチメディアプレイヤー機能における動画の表示においても、VGAサイズがサポートされている。「VGAサイズでの動画の録画、再生が可能で、フレームレートは録画時15fps、再生時は30fpsまでをサポートしている」（石井氏）とのことで、高精細でなめらかな動画の表示が可能になっている。なお、ミュージックプレイヤー機能は同社の従来モデル同様、SD-Audio規格に準拠したセキュアMP3、セキュアAAC、AAC+形式の音楽ファイルが再生可能だ。 このほか、画面のインターフェイス類を一括して変更できる「カスタムスクリーン」もVGA対応コンテンツがプリインストールで3種類用意され、カスタムスクリーン提供サイト「カスタモ」より直接ダウンロードすることも可能。画面のカスタマイズにおいても高精細なコンテンツが利用可能になっている。 ■ 6軸のモーションコントロールセンサーは実用・ゲーム双方で活躍
6軸センサーに対応し端末の姿勢を特定できることで、プリインストールアプリ「星座をさがそ」では、夜空の好きな場所に向けて端末をかざし星座を探したり名前を確認したりできる。石井氏によれば、「地面に端末を向ければ南半球の国で見える星座を探すこともできる」という。
■ 多数の新サービスをサポート
Bluetoothによるゲーム対戦では、リバーシなどのボードゲームから対戦型の「アルカノイド」までさまざまな種類のゲームが体験版としてプリインストールされる。対戦は軽快に行なうことができ、対応端末を持ったユーザーが集まれば白熱した対戦ゲームを楽しむことができるだろう。同様にBluetoothを利用したチャット機能「ちかチャット」も複数人でメッセージが手軽にやり取りできるツールになっている。 顔認証機能では、端末を開けると同時に内側のカメラで瞬時に認証を行なうことができ、あらかじめ登録する自分の顔も髪型などに合わせて5種類まで登録できる。
904SHの大きさは、約50×104×28mm、重さは約151g。W-CDMA時で連続待受時間は約360時間、連続通話時間は約180分。ボディカラーはバイオレット、ブラック、ブルーの3色が用意される。 ■ ＵＲＬ 製品情報 http://www.vodafone.jp/japanese/products/model_3G/v904sh/ ■ 関連記事 ・ ボーダフォン、904SHの新機能を発表会で披露 ・ ボーダフォン、VGA液晶搭載の「904SH」を4月下旬以降に発売 （太田 亮三） 2006/04/12 18:43 | |||||||||||||||
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