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au CS AWARDSは2005年度で2回目。全国12カ所で、俳優扮する想定客とのロールプレイングを通じ、店頭における接客マナーや商品知識を競いあおうというもの。全国のauショップ約2,200店舗（沖縄を除く）のスタッフを対象に実施しており、東京支社大会には、都内各地のauショップから合計10名の代表が選出された。なお審査員はauの営業関係者、マナー研修の担当者らが務めている。
また、2006年にも始まる番号ポータビリティ制度に向けての取り組みとして、「モバイルSuica」をキーワードに挙げた。「モバイルSuicaへの入金機能は顧客を取り込む上での大きなフックになる」と福崎氏は強調。加えて「携帯キャリア各社がモバイルSuicaを導入するが、位置検索サービスである『安心ナビ』も同時に使えるのはauだけ。そして安心ナビを活用するには2台以上の端末契約が必要だ。これを意識したプロモーションを集中的に実施する」と今後の営業方針を示した。 最後には、auブランドの拡大にあたって接客マナーの重要性にも言及。コンテスト出場者へエールを寄せた。
ロールプレイングではさまざまなシチュエーションを想定。利用頻度を勘案した料金プランの推薦はもちろんのこと、携帯電話キャリアの乗換えを考えるユーザーへの具体的な提案、解約検討者の引き止めまでが題材とされ、出場者は実践的な対応を要された。テレビ電話サービスがない点を不満にもつauユーザーに対し、いつでも再生できるムービーメールの積極活用を提案するといったシーンも見られた。
グランプリに輝いたのはauショップ昭島の志賀ひとみさん。審査員も務めた福崎氏から「お客様のニーズを聞き出す能力、お客様に安心感を与える会話の間の取り方が素晴らしかった」との講評を受け、喜びの表情を浮かべた。受賞挨拶のシーンでは「大きな賞をいただけて大変光栄。受賞を自信に変え、日々の接客に努力していきたい」と今後の意気込みを語った。なお志賀さんは、auショップスタッフを対象に実施される「au Shop Convention」（10月開催）へ成績優秀者として招かれる予定。 ■ ＵＲＬ KDDI http://www.kddi.com/ ■ 関連記事 ・ au、接客技術を競う「au CS AWARDS 2004」全国大会 ・ au、ショップ店員の商談スキルコンテスト・東京大会を開催 （森田秀一） 2005/09/20 20:46 | ||||||||||||||||||||||||||
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