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「F700i」は、音楽再生機能やメガピクセルカメラを搭載した富士通製FOMA端末。メインディスプレイは2.2インチ、240×320ドット、262,144色表示が可能なTFT液晶で、サブディスプレイは、約0.9インチ、30×97ドットのモノクロSTN液晶を装備。なお、背面ディスプレイは、ハーフミラータイプとなっている。 背面ヒンジ近くに有効画素数128万画素（記録画素数123万画素）のCMOSカメラを搭載し、メインディスプレイの上部には有効画素数32万画素（記録画素数31万画素）のCMOSカメラを備えている。miniSDカードスロットを搭載。 外観は、従来の富士通製端末よりも優しく柔らかな印象の「ラウンド＆スクウェア」デザインを採用。端末ボディカラーと待受画像や時計、電池残量、メニューアイコンなどを同じデザインテーマで一括設定できる「トータルコーディネート」機能が用意されており、外観とインターフェイスの一貫したデザインをが楽しめるようになっている。 また、miniSDカードに記録した128kbpsのAAC形式の音楽データを再生可能となっており、端末を閉じたまま楽曲を連続再生したり、音量を調節したりできる。音楽再生機能はF901iC相当のもので、端末パッケージにはアップルコンピュータの「iTunes」と連携できるユーティリティも付属する。 さらに、本体側面のボタンを1秒以上長押しすると、約80dBの大音量でアラームを鳴らす「ワンタッチアラーム」機能も用意されている。同機能について会場スタッフは、「防犯ブザーの代わりになるとまでは言えないが、混雑した中でも自分所在を知らせることができる」と説明していた。なお、マナーモードでは、同機能は作動しないが、オリジナルマナーモードで利用できる。 このほか、HTML形式で装飾を楽しめるデコメールに対応。「F700i」には50曲のデコメール専用メロディがプリセットされており、送信時にメロディを添付できる「メロデコ」機能も利用でできる。このほか、癒しをテーマにしたアニメーションと音楽が再生される「リラックスモード」も楽しめる。同機能では、サブディスプレイが1/fゆらぎで発光し、癒しの効果があるという。リラックスモードのパターンは5種類用意される。 なお、「F700i」は、ソフトウェア部分に関してはF901iCから流用しているものも多く、プラットフォームにはSymbianが採用されている。指紋認証機能が非搭載となっているが、F901iCと同等の「セキュリティモード」が用意されており、指紋認証の代わりに暗証番号を入力することで利用できる。スタッフによれば、「富士通の特長だったセキュリティの高さは変わっていない」とのこと。 連続待受時間は約400時間（移動時）で、連続通話時間が約140分、テレビ電話の連続利用時間は約95分となっている。大きさは100×48×25mm（高×幅×厚）で、重さ122g。ボディカラーは、ホワイト、ピンクゴールド、ブラックの3色展開。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0202.html ■ 関連記事 ・ ドコモ、新FOMA「700i」シリーズ発表 （津田 啓夢） 2005/02/02 17:43 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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