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パソコン向けWebサイトが表示できるiアプリブラウザ「Scope」

 プログラマーズファクトリは、パソコン向けのWebサイトが表示できるiアプリブラウザ「Scope」のプレビュー版を公開した。無償で提供され、ダウンロードサイトにはURL入力でアクセスできる。

 「Scope」は、パソコン向けのWebサイトを携帯電話で表示できるiアプリ対応Webブラウザ。同社が開発した携帯電話向け技術「Spiritテクノロジー」を使って、横スクロールなしの上下スクロールのみで、携帯電話の表示画面サイズに最適なレイアウトでパソコン向けWebサイトが表示できる。Webページに含まれるテーブルタグなどもデータが持つ意味を維持したまま折り返して表示されるという。505iシリーズ以降に対応し、近日中に504iシリーズもサポートされる予定。

 また、ページ内の画像も端末の仕様に応じて縮小表示される。ブラウジングに20KBの制限がある505iシリーズでは、20KBずつ分割して受信することでページを表示する。また、パケット通信量を削減する仕組みも採用されており、一度取得されたデータは保持されるため、無駄なパケット通信を防ぐとしている。

 プログラマーズファクトリでは、2月上旬から中旬にも正式版を提供したい考えだ。こちらも無償で利用可能となる予定で、Scopeのトップページからの広告収入で運営される。なお、正式版ではSSLのほか、JavaScriptやCSSの一部もサポートされる予定だ。

 さらに同社では、2月上旬を目処にScopeのコアテクノロジーを応用したサイト構築ソリューション「Spirit Suite」をコンテンツプロバイダー向けに供給する。

 同ソリューションは、コンテンツを利用するためのアプリケーション「Spirit Browser」、サーバーモジュール「Spirit Server」、コンテンツ作成ツール「Spirit Editor」で構成。「Spirit Browser」はiアプリに対応し、「Spirit Server」はMac OS X v10.3以降、Mac OS Sever v10.3以降、Linux OSなどに対応、「Spirit Editor」はMac OS X v10.3以降をサポートする。価格はスタンダード版が1CPUにつき65万1,000円、エンタープライズ版が1CPUにつき81万9,000円となる。ただし、いずれも3CPUから提供される。



URL
  プログラマーズファクトリ
  http://www.programmer.co.jp/


(津田 啓夢)
2005/01/17 19:02

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