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新技術搭載で予測変換機能が強化された「Advanced Wnn V2」

 オムロンソフトウェアは、新技術を追加したことで予測変換機能が強化された携帯電話向け日本語変換システム「Advanced Wnn V2(アドバンスド ウンヌ ブイツー)」を開発した。

 今回開発された「Advanced Wnn V2」は、携帯電話向けとしては初めて形態素解析機能という技術が搭載された日本語変換システム。同技術は、日本語の文章において文節や品詞などを解析するという技術で、携帯電話に搭載される際には着信メールの文章から単語を抜き出し、次回のメール作成時に入力予測候補として表示する。

 たとえば「渋谷のモヤイ像前に10時」というメールが着信した場合、形態素解析機能によって、次回のメール作成時に「渋谷」と入力すれば、続いて「の」「モヤイ像」「前」と着信メールの文章が反映された予測候補が次々に表示される。

 同社では、方言や友人同士だけで通用する単語など、独特の表現が予測候補に表示されることになり、よりスムーズに文章作成できるようになるとしている。

 このほか、新語を示すことが多いカタカナ語を自動的に学習する機能や、読みがなのわからない単語を選択すれば、内蔵辞書を元に読みがなを表示する機能、ユーザーの年齢設定をしておけば、習っていない漢字をひらがな表示して小学生低学年でもメールを読めるようにする機能などが搭載されている。


形態素解析機能のイメージ図。一番左はメールを受け取って、閲覧しているところ。真ん中は、それに対する返信画面で、「か」と入力しただけで着信メールの文章を反映して、予測候補に「カレッタ」が示される。そして一番右の図では、「カレッタ」という単語を入力し終わると、続けて「汐留」と表示されていることがわかる


URL
  オムロンソフトウェア
  http://www.omronsoft.co.jp/


(関口 聖)
2004/05/25 11:46

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