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KDDI、BREW対応のGPS歩行者ナビ「EZナビウォーク」

「A5502K」でのデモ。移動すると地図も自動スクロールする
 KDDIは、6日に行なわれた新端末の発表会において、EZアプリ(BREW)対応の歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」を10月下旬以降に提供すると発表した。利用料は月額210円と月額315円の2コースが用意され、初回利用時から15日間は情報料無料で利用できる。対応端末のランチャーメニューからアクセスできる。

 「EZナビゲーション」は、端末自体で測位するEZアプリ(BREW)対応の歩行者向けGPSナビゲーションサービス。対応端末は「A5501T」「A5502K」「A5503SA」の3端末で、A5500シリーズ以降の端末では標準搭載される。ナビゲーションシステムの開発およびサービスの運営は、ナビタイムジャパンが担当、昭文社と住友電工の地図が使われる。

 従来の位置情報サービスでは、位置情報を通知する確認メッセージが表示され、測位が完了するまでに時間がかかった。「EZナビゲーション」では、端末自体が数秒ごとに絶えず測位を行ない、端末が直接GPS衛星とやりとりするため、位置情報を取得する際のパケット料はかからない。カーナビのような地図のオートスクロールや、音声ガイダンス機能のほか、右左折時に目印を知らせるバイブレーションやテキスト、アイコンによる通知なども利用できる。

 現在地や郵便番号、住所、電話番号、名称、駅名などから目的地を探すことが可能で、出発地・目的地ともに過去の検索履歴から検索することもできる。また、あらかじめ自宅の自宅の場所を設定しておくことで、現在地から自宅までのナビゲーションも行なえる。任意の場所の位置情報を20件以上登録できる「Myスポット」機能も用意される。

 このほか、現在いる場所をメールで通知できる機能「現在地メール」も利用可能。「EZナビウォーク」対応端末であれば、送信された位置情報を元に現在地からナビゲーションもできる。道を間違えて探索ルートからはずれた場合でも、「リルート」で再検索可能。電子コンパスを内蔵した京セラ製の「A5502K」では、進行方向を常に上に表示する「ヘディングアップ機能」も利用できる。月額315円コースでは、全国各地の渋滞情報も確認できる。

 なお、地図情報は初回ダウンロード時に一定エリアの地図情報を受信し、その後、部分的に地図データを取得する方式が採用される。地図情報の取得にはパケット料がかかる。

 KDDIでは今後、従来の地図情報サービス「EZ@Navi」を「EZナビウォーク」に統合し、コンシューマー向けに提供していく予定。端末の場所などがわかる「GPSMAP」は、法人をターゲットに今後も提供していくという。


従来の位置情報サービス(下の段)との比較


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1006/index.html

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(津田 啓夢)
2003/10/06 20:03

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