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ドコモ、無線LAN対応のPHSデータ通信カード「P-in Free 2PWL」

P-in Free 2PWL
 NTTドコモは、無線LANと@FreeDに対応したパナソニック モバイルコミュニケーションズ製PHSデータ通信端末「P-in Free 2PWL」を7月4日に発売する。価格はオープンプライスとなっているが、店頭では新規契約で1万円台半ばで販売される見込み。

 「P-in Free 2PWL」は、定額制PHSデータ通信サービス「@FreeD」をはじめとしたドコモのPHSデータ通信サービスに対応しているほか、無線LAN規格「IEEE802.11b」にも準拠したコンパクトフラッシュ(Type2)型データ通信カード。PHSモード・無線LANモード・デュアルモードの3モードを本体に搭載されたスイッチで選択できる。だだし、音声通話はサポートされていない。

 デュアルモードでは、利用するパソコンやPDAのユーティリティ上で「PHS優先モード」や「無線LAN優先モード」を選択できる。あらかじめ「無線LAN優先モード」に設定し、無線LANスポットで同端末を装備したパソコンなどを起動すれば無線LANで、その他の場所で起動すればPHSでアクセスできる。ただし、一度PHSでアクセスすると、無線LANスポットに移動しても自動では無線LANには切り替わらない。その場合はいったんソフトウェア上でPHSでのアクセスを切断し、再度接続させれば無線LANに切り替えられる。なお、同端末では「Wi-Fi」の認定も取得しており、他の「Wi-Fi」認定無線LAN機器と接続できる。

 対応するOSはWindows 98 / Me / 2000 / XP、およびWindows CE 2.0以降。大きさは42.8×56.0×7.5mm(幅×奥行×高)。重さは約19g。

 NTTドコモでは、「現在のところ、無線LANパックなどの料金プランは考えていない」としており、有料の無線LANサービスを利用する場合は別途利用料が必要となる。同社では、「@FreeDの契約数は6月5日現在で約12万件。今回の無線LAN対応をきっかけに公衆無線LANサービスMzoneの利用シーンも拡大していきたい」としている。


ケースを開いたところ


URL
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0624b.html
  ニュースリリース(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)
  http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030624-1/jn030624-1.html

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(鷹木 創)
2003/06/24 16:55

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