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PEG-NZ90は、Palm OS 5を搭載し、CPUにIntel製Xscaleプロセッサの「PXA250 200MHz」を採用した、同社のPDA「CLIE」シリーズのフラッグシップモデル。1/2.7型インターレススキャン方式の200万画素CCDカメラを搭載し、最大解像度1,600×1,200ドットの静止画撮影が可能で、内蔵のフラッシュを利用した夜間撮影や、10cmまでの接写、2倍のデジタルズームなどの機能も搭載。本体のUSBポートを介して、USBプリンタと接続すれば、画像を直接プリントアウトできる。また、160×112ドットでの音声付き動画撮影（秒間15フレーム）も可能で、128MBのメモリースティックを利用した場合、最大120分（連続最大60分）まで撮影できる。 本体キーボード下には、非接触型ICカード「FeliCa」リーダーも搭載されており、付属するアプリケーション「Edy Viewer」を利用してプリペイド型電子マネーサービス「Edyカード」の残高や取引履歴を確認することができる。今春にも「PEG-NZ90」向けに、JR東日本の発行するICカード乗車券“Suica”の履歴が確認できる「SFCard Viewer」が提供される予定。 また、PEG-NZ90は、Bluetoothも搭載されており、対応する周辺機器とワイヤレスでデータ交換やHotSyncができるようになった。またBluetoothを利用してサイバーショット「DSC-FX77」を遠隔操作できるリモートカメラ機能も用意されている。コンパクトフラッシュ（Type2）スロットやメモリースティックスロットが搭載されているが、次世代メモリースティック「メモリースティックPRO」は、現時点では利用できない。 ディスプレイは、解像度320×480ドット最大65,536色表示可能な、バックライト搭載TFTカラー液晶。内蔵メモリは、16MBのDRAM（ユーザー領域11MB）と、16MBのFlash ROM。本体の大きさは75×141×22.2mm（クローズドスタイル時）、重さは約293g（スタイラス、バッテリー含む）。リムーバルのリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載しており、通常の使用で約10日間の連続使用が可能となっている。カラーは、ディープグレーメタリックの1色のみ。パッケージには、ExcelやWord、PowerPoint、PDFファイルなどが閲覧できる「Pisel Viewer for CLIE」や、Webブラウザ「NetFront v3.0 for CLIE」などの各種アプリケーションが同梱されている。
PEG-SJ33は、Palm OS 4.1を搭載し、CPUに「Dragonball Super VZ 66MHz」を採用した、カジュアルモデルの新型CLIE。内蔵型のリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載しており、通常の使用で約17日間の連続使用が可能となっている。 本体全面に耐久性を高めたプラスチック素材を採用し、ハードカバーには画面が透けるトランスルーセントタイプを採用。カラーは、当初ルーセント・ブラックの1色。2月22日に発売が予定されてれいる限定カラー（フレーム・オレンジ、アズール・ブルー）モデルには、ミラーコーティングが施される。 ディスプレイは解像度320×320ドット最大65,536色表示可能な、バックライト搭載TFTカラー液晶。内蔵メモリは、16MBのDRAM（ユーザー領域15MB）と、8MBのFlash ROM。本体の大きさは72.5×107.8×22mm、重さは約220g（スタイラス、バッテリー含む）。パッケージには、本体に保存した画像を閲覧できる「PictureGear Pocket」や、オーディオソフト「Audio Player」などが同梱されている。
・ プレスリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200301/03-0127/ ・ 200万画素のカメラを内蔵した新CLIE （鷹木 創） 2003/01/27 16:52 | ||||||||
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