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【CEATEC JAPAN 2008】
IIJ、無線データ通信対応のルーターや法人向け管理システム

SEIL/X2(左)とSEIL/X1(右)

SEIL/X2(左)とSEIL/X1(右)
 IIJのブースでは、同社が法人向けに提供する各種ソリューションが展示されていた。そのうちの1つ、「SEIL」シリーズはUSBポート搭載で、同社の法人向けデータ通信サービス「IIJモバイル」の端末を装着できるルーター製品。従来製品の「SEIL/X1」「SEIL/X2」に加えて、新製品として、従来製品よりコンパクトな「SEIL/B1」も展示されている。

 担当者によれば、モバイルデータ通信の利用はバックアップ回線用途が中心となる一方、事務所や店舗の移転があった場合、移転直後からスピーディに通信できる環境としても利用されているという。

 このほか同社ブースでは、同社の法人向けネットワーク管理サービス「IIJ SMF sxサービス」も紹介されている。同サービスは、「SEIL」シリーズを複数導入した企業に向けて提供され、Webブラウザから専用サイトにアクセスして、管理者が多数のルーターを一喝管理できる。モバイルデータ通信端末をルーターに装着している場合は、障害発生時の原因を突き止めやすいように、あらかじめ電波状態を記録する機能も用意されている。

 派生のサービスとして、他社製ルーターを制御できるパッケージや、シンクライアントも制御でいるサービスが用意されている。シンクライアント管理サービスのデモでは、Linux搭載のEee PCなどを展示し、紛失・盗難への対処方法として再起動後に何も表示されないようにする機能などを紹介していた。


SEIL Xシリーズには正面右に、状態表示するインジケーターがある コンパクトになったSEIL/B1
SEIL Xシリーズには正面右に、状態表示するインジケーターがある コンパクトになったSEIL/B1

ネットワーク管理サービスでは、モバイルデータ通信端末の電波状態もチェックできる サン電子のRooster-G8.0も対応製品として紹介されていた
ネットワーク管理サービスでは、モバイルデータ通信端末の電波状態もチェックできる サン電子のRooster-G8.0も対応製品として紹介されていた

シンクライアントも管理できる
シンクライアントも管理できる


URL
  IIJ
  http://www.iij.ad.jp/

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(関口 聖)
2008/10/02 17:40

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